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2008年1月16日 (水)

『親の品格』『女性の品格』

Oya 20080105 200801141407000

昨年、『女性の品格』で大ブレイクした坂東真理子さんの次なる作品『親の品格』の中に、「これだから女性は…と言われないように仕事してきた」と書いてあった。それにひきかえ、私はまさに今、きっと仕事関係のいろいろな人に「これだから女性は…」と思わせまくっているに違いない。本を作るということは、著者に著作権を設定し、その財産を著者の死後50年までしっかりと守ることとも言い換えられる。これまで80冊以上の本を作ってきたわけだから、退職するということは、80人以上の著者と、その制作スタッフを放り出してしまうことだ。そこまで大げさに考える必要はないのだけれど、坂東さんのような方がいくらがんばっても、私のような女性は後をたたないはずで、社会の中での仕事に関わる女性の立ち位置について、もっと根本的な設定変更が必要ではないかな、と思う。やはりどうがんばっても、夜中まで働きづめの男性と同等に仕事しながら、子どもを生んで育てるってことは、過度のひずみを生むのではないかと思うから。

ありがたいことに、仕事を途中で放り出す私に対して、これまでの感謝を込めて花をくれる人や、「今の私があるのはあなたのおかげ」と優しい言葉をかけてくださる人など、元気づけてくれる人たちがいる。この年まで生きていると、人生の中での一つ一つの出会いに感謝しながら生活できることが基本だと思えてくる。

先週末、自宅に導入した「ENELOPE」という充電式電池を充電していたら、かすかにウィーンウィーンと音をたてているのに気付いた。家族で「充電するのに何でこんな音がするんだろう??」とひとしきり聞き入ってしまったけれど、私にはこの電池が、一所懸命電気を吸い取っているように見えた。漫然と静かに電気が溜まるのを待つのでなく、積極的に吸い取っていくような充電―――、私もそんな充電期間を持たなくちゃ、と思ったりもした。

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