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2008年1月25日 (金)

受験勉強の是否

数日前の新聞で、杉並区の公立校である和田中学で「夜スペシャル」という特別活動が始まることを知った。これは、大手進学塾と公立校が連携して、夜間授業を行うというもので、通常の半額ほどの授業料で、受験勉強の補修をやってもらうというもの。当初は、教育の機会均等などを損なう恐れがあるなど、反対意見も多数寄せられたようだが、結局「関連法規に照らして不適切ではないと認められた」ということだ。

今週は、火曜日に学校で道徳の授業参観があり、木曜にはSAPIXという塾の通塾説明会があった。
小学校の授業はもう何度も見ていて、うちの子の学校はまぁ、特に大きな問題もなく、先生方も熱心に工夫してくださっているな、と思っている。それでも、塾で配られてくるプリントとの内容の格差はものすごいもので、難易度は相当違うというのが実情。
私自身は、公立の小学校・中学校とただ遊び暮らして進学し、高校も特に受験勉強などすることもなく、授業をきちんと聞いていただけで進学できたし、大学は、受験勉強はどうしても本当の勉強とは思えずにさっさと推薦を決めてしまった。そんなふうだから、昨今の受験情報にはとんと疎いし、そもそも子どもが小さいうちからのお受験などはアウトオブ眼中だった。
それでもさすがに、中学受験ばかりは、土地柄考えざるをえない状況で、やっとこ重い腰をあげようかと思案を始めたのだが。。。。

塾の説明会で、4年生の学習方法などを解説されたが、小学校の授業自体も6時間がほとんどになってくるというのに、その上、塾で3時間半・週に2日も勉強して、尚、家庭学習は日曜以外は1~2時間はやってください、と言う。とっさに「えっ?遊ぶ時間は???」という疑問が頭をよぎったし、しかも家庭学習では親がしっかりとカリキュラムとスケジュールを組んで、塾の予習復習もしろなどと、「何のために塾にやっとるんじゃぁぁぁ!!!」と怒り心頭。自分の子ども時代、親に勉強をみてもらった記憶などカケラもないから、本当に謎・謎・謎の教育界だ。

ただ、都内出身の何人かの知り合いに訊いてみると、私と同年代でもすでに、塾通いや親子をあげての受験勉強に明け暮れた時代を持つ人もいるから、今の状況が非常識というわけではなく、営々と繰り返されていることのようである。そりゃぁ「もっと勉強しとけばよかった」と思うことはしばしばだけれど、こうして健康でメゲナイ体質を培えたのは、やはり部活動や遊びでしっかりと身体を鍛えておいたからだという思いも強い。

教育が難しいのは、一人の人間には一つのケースしか試せない、ということに尽きる。
「もし~していたら…」という仮定はまったく意味がない。そのときそのときの選択の積み重ねが、人生の軌道を決めていくから。死ぬときに、「幸せだったな」って思えるかどうかだけが、結果なのかもしれないし。
いやはや、子どもの教育問題では、この先しばらく頭を悩ますことになりそうだ。何が良くて何が悪いか、誰にもわからないのだから、納得いく形で進んでいくしかないんでしょうねぇ。。。

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