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2008年4月25日 (金)

EUのバローゾ委員長

 昨晩のクローズアップ現代のスタジオゲストは、EUのバローゾ委員長だった。EUを、27ヶ国5億人の巨大国家連合にまとめあげた立役者だ。昨今の、EUによる厳しい規制作りなどについて、いくつかの質問に答えていたのだが、豊かな歴史から鍛えられたヨーロッパ諸国の“共生”の精神について、実に実直に訴えていたのが印象的だった。グローバル化の弊害を熟知した上で、地球規模で解決すべき問題にいち早く着手していこうという気概に溢れていた。海外展開するメーカーなどにとっては、EUの厳しい規制は鼻持ちならなく感じられることも多いだろう。でも、バローゾ委員長の言う「市場原理は尊重するが、消費者や市民を脅かすほどには野放しにできない」という主張には、うなづかざるをえなかった。
 ちょうど同じ日、国内の航空機整備を中国に丸投げしたことで起きたエンジントラブルのニュースも報道されていて、経費削減を迫られる企業と、グローバル化の問題が、リンクして表出するのを目の当たりにしたばかりだったから。
 ……とまぁ、難しい話にすると肩が凝るが、要するに個人的に、バローゾさんは素敵!と思ったわけだ。私は以前から、元テニスプレーヤーの松岡修三さんの体育教育に感銘を受けていて、楽観的で寛容で健全な教育活動を体現するかのような彼が大好きだ。そして、バローゾさんの中にも、彼と同じ寛容で健全な精神を感じたのだと思う。バローゾさんは“法の精神”にも触れていたが、私も年を重ねるごとに、法律の重要さを実感している。昔は、法律なんて人間味のない堅苦しい取り決めの羅列だと思っていたが、法律こそ、寛容で健全な精神の上に作られなければならないものなのだと今は感じる。
 このところ、セコセコと身近な問題に悩まされていたが、バローゾさんの話を聞いて、ずいぶんスッキリした。
「成績照会公開日まで、あと52日」

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