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2008年11月19日 (水)

『前世療法』と息子の疑問

 一昨日の夜、息子と二人で「世界まる見え!テレビ特捜部!!」を観ていたら、“人類絶滅1万年後の地球を再現”と題して、アメリカの生物学者らが行ったシミュレーションに基づくCGが流された。キアヌ・リーブス主演の「地球が静止する日」と掛け、ある日突然人類が全て消え去ったら、この地上はどんな風に変化していくか…という仮想ムービーなのだが、1万年後には、エジプトのピラミッドや万里の長城を残して、他の人工建造物はほぼ姿を消し、緑濃く野生動物が生を謳歌する大自然がよみがえる…ということだった。
 これを神妙な顔で見ていた息子は、途中で真剣に私に質問した。「人間が生まれ変わったら、前世の記憶ってどれくらい残るのかな?」――“ゼンセ”なんて言葉を知っていること自体、今風の小学生だなぁ…と思ったが、このムービーを見て何故その質問?と不思議に思った。人間が消え去っても、その記憶は後世の動植物に残るとでも思ったのだろうか?「人間は生まれ変わると思ってるんだ?」と私が言うと、「いや、そうだと仮定した場合の話だけどさ」と言う。「う~ん、どうかなぁ~?」――私は、適当に言葉を濁して誤魔化した。
 我が家は、「オーラの泉」も見なければ、最近のスピリチュアルブームとも無縁のところにいる。いつの間に息子の中に“生まれ変わる”なんて意識が芽生えたのかは知らないが、お友達が普通に「オレ、前世はシカだったみたいでさ」なんて話しているのを聞いたことはあるから、軽い血液型占いみたいなもんかな…と思っていた。
 しかし、2週間ほど前、保育園時代のママ友が、一冊の本を貸してくれて驚いた。「いい本だから、読んでみて!」と言う。『前世療法』という本。アメリカのワイス博士という精神科医が書いた本で、前世の記憶のある女性患者との係わりの日々が綴られている。眉唾で40ページほど読んだが、どうもその先に進めない。フィクションのように読んでしまい、抵抗感が拭えない。世の中には、科学では割り切れない不可思議なことがたくさんあるとは思っているけれど、あいにく前世の記憶には恵まれなかった私。この手の話とどう向き合っていいかわからない。そんな中での息子の質問だったから、ギョッとしてしまった。
 著名な物理学者でも、研究の矛先をESPとか精神・心に移す人は多い。そしてそれと同質なのかはさておき、一般の人の多くも、前世とか輪廻転生とかを真面目に考えているらしい。それくらいメジャーな問題にもかかわらず、今回の質問は私には荷が重過ぎる。息子には「興味があるなら、自分で調べてみて」と言うしかないな。

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