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2008年11月13日 (木)

オグ&シオ ペア解消

 北京オリンピックのバドミントン/ダブルスで人気を集めたオグ&シオの二人が、今後の方向性についての考え方の相違から、ペアを解消するというニュースがあった。小椋久美子さんは積極的に次のロンドンを目指したい意向なのに対し、潮田玲子さんは一年一年積み重ねていく中で、4年後の自分の状況を見て方針を決めたいのだそうだ。年頃の女性が、4年という歳月をどう捉えるかの違いが見えて、面白く感じた。
 このニュースを聴いて、先ごろ行われた小学校の道徳の授業参観日のことを思い出した。東京オリンピック時のヨットレース中、先頭を走っていたチームの一人が海に落ち、2位だったチームがその救助に当たって順位を落とし、メダル獲得を逃した話が紹介され、生徒達にその行動の是非についてディスカッションさせていたのだ。その前段として先生が、「もし君たちが今年のオリンピックに出場したとして、惜しくもメダルを逃した場合、4年後のオリンピックで再度メダルを取るべく努力する人?」と尋ねたら、大部分の生徒が元気よく手を挙げた。うちの息子はどうかな…と見ると、手を挙げずに考え込んでいる。「じゃぁ、4年後は目指さない人?」と訊かれると、息子の他数人の生徒が手を挙げた。「○○君、なんで目指さないの?」と、先生はなんと息子に水を向けた。その時の回答を、私は当分忘れられそうにない。
「えっと、4年後はー、さすがにちょっとー、体力的にも厳しいかな…と思います」
なんじゃその、おじさんみたいな答えはーーーー!!! まだうら若き少年の言う台詞じゃなかろうーーー!!! 保護者の間からはクスクスと笑い声も上がる。10歳の少年なら、4年後は言うに及ばず、8年後だって12年後だって、20年後だってオッケーじゃないの??? 顔から火が出そうになるのをじっと堪え、「あーあ、これでまた、○○君は枯れてるね」とか言われちゃうよ…と思いうなだれた。
 しかしまぁ、北島選手の進退問題も取り沙汰されるように、人生のうちの4年間を、たった一つの目標に向かって弛まず努力し続けるのって、相当大変なことは確か。人生80年、100年時代が到来して、その長い人生を捧げるだけの目標を持てるのは幸せなことだけれど、“加齢”による身体変化を考えれば、人生前半と後半の目標は、自ずと変わらざるをえないかもしれないし。
 先日亡くなった筑紫哲也さんの言葉――癌は面白い病気でね。ありがたいことは、前なら突然倒れるまで一日一日なんて特に考えずに過ごしてたのに、先が限られると、今日一日でも何でも…、大事というのともちょっと違うんだけど、お墓には何も持っていけないですから。で、残るものは何かというと、どのくらい自分が人生を楽しんだか、それが最後の成績表だと思うんです。――(毎日新聞より)
 息子よ、君は一体何をして、人生を楽しむつもりなのかな……?

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