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2008年12月 8日 (月)

加藤周一氏逝去

Katousyuuiti  12月5日、89歳で加藤周一氏が亡くなられたとの訃報。私の中で、どういう形で存在していた人なのか、自分でもよくわからないのだけれど、“巨人”のイメージがずーっとあった。学生時代、村上陽一郎先生の科学哲学史の講義がとにかく面白かったのだけれど、確か村上先生の紹介で知ったのではなかったろうか? 遠い昔の日記を読み返さないと記憶はあやふやだけれど、おそらく実際に一度、生でお話しを聞いているはずだ。厳格で怖い第一印象と、明晰で目からウロコのお話しぶりだった印象がある。そんなかすかな一瞬の接点にもかかわらず、強烈な印象を残した存在感だった。新聞で改めてその功績を拝見すると、本当に縦横無尽のご活躍! こういう人を“知識人”というんだなぁ。。。何を受け継ぐこともできない非力な自分だけれど、“九条の心”くらいは、せめてしっかりと引き受けたい。ご冥福をお祈りします。

 12月7日には、86歳で柳瀬睦男先生も亡くなられたと連続の訃報! 柳瀬先生の科学哲学学会のお手伝いをさせていただいたことがあり、なつかしいお顔が浮かぶ。本当に、ここ最近は惜しい人をたくさん失っているような気がして、寄る年波のたゆまない営みが悲しい。『悼む人』ではないが、心に刻むことだけが、残された者にできる唯一のことだ。ご冥福をお祈りします。

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