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2009年8月25日 (火)

息子のふて寝

 誰しも、長い人生をやっていると一度や二度や、三度や四度は、何かしらで傷ついた経験を持つ。そして、まだ十年くらいしか人生をやっていない小学生でも、一応多感な青春期、些細な行き違いなどで傷つくこともある。しかも、そうした原因の多くは、赤の他人による中傷とかではなく、時間の大半を共にする友達との間に起こるから、その傷つき具合は侮れない。
 息子は、精神的なダメージを受けると“ふて寝”する。ここ数年、そんな“ふて寝”はとんとなかったのだが、昨日、珍しくそれが出た。朝一番から、友達とその家族の間でいろんな情報が錯綜し混乱したためだ。A君はB君に「遊ぼう」コールをしたのにB君はプールで不在で家族に伝言、B君はプールから帰るとすぐに息子に「遊ぼう」コールをしたのに息子は塾で不在で私に伝言、A君の伝言をお母さんのメモで後から知ったB君は午前中だけA君と遊ぶつもりで出かけたが「午後も遊ぼう」の熱烈攻撃に負けて息子との電話調整を忘れてそのまま遊び続行、息子は塾後にお昼を食べてからB君に電話したのに既に留守―――まぁ、要約するとそんな感じ。ダブルブッキングしたB君にすっぽかされた形だから、傷ついたらしい。1時に“ふて寝”を始めてくーくーと2時間。私にはどうしようもない。3時過ぎ、A君とB君が揃って息子を迎えに来た。まったく悪びれた様子もない。原因がわかってみればなんてことないのだが、最初は状況が把握できずにみんなが混乱してしまったのだった。
 今回のケースはかわいいモノだからいいけれど、今後も誤解とか本物の傷心が彼を待ち受けているだろう。そんなとき、親はただ見守るしかないのがもどかしい。係る人間が増えたら増えただけ、“ややこしや”指数は上がっていく。私はこれを“人間関係の三体問題”と呼んでいる。物理の計算でも、“二体問題”は容易に解けるのに、“三体”になったとたんいきなり難しくなるのと似ているからだ。私も青春時代はずいぶんと詰まらないことでちょくちょく傷ついていたけれど、“三体問題”として客観的に見られるようになってからは、あまり傷つかなくなった。傷心は、大人の階段を登る過程での“ウンテイ練習のマメ”みたいなもんですな。
 ともあれ、“ふて寝”から起きたら誤解が解消し、元気に公園に出かけられてよかったよかった。これぞ、果報は寝て待て、か?

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