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2009年8月28日 (金)

「柳に蛙」札のいわれ

Simai10 Laugh20090826  水曜日、いつものように遊びに来ていたお友達と息子が連れ立って本屋へ行ったかと思ったら、『うちの三姉妹 10』を買ってきた。そして二人並んで仲良くケタケタケタケタと笑いながら読んでいた。10巻ともなると、小さかった三女のチーちゃんもだいぶしっかりしてきて、今が一番楽しい頃だろうなぁ~と“ぷりっつ”さんの日常を想像した。子育てしながらマンガを描き続けるのは相当大変なことだと思うけれど、これからも三姉妹の成長を楽しみにしております~♪
 この日遊んでいたお友達は三姉妹ならぬ三兄妹。6時過ぎに、仕事を終えたお母さんが下の女の子二人を保育園から連れて迎えに来た。ほんにたくましい! うちのリビングに無造作に置いてあった花札を見て、そのお母さんが言った。「ほ~んと、この家は何でもあるねぇ。そういえばこの間の高校生クイズで“花札の中に描かれている人物の名前は?”っていう問題があったよ」――― ああ、そういえば「柳に蛙」の札に人間が描かれていたっけ。
Fuda20090827  あの人物が一体誰で、どんないわれがあるのかまったく知らなかったため、早速検索。すると、あったあった。「小野道風(おの の とうふう)」、平安時代の書家だそうだ。Wikipediaから花札に描かれたシーンの解説をコピペさせていただくと……
「道風が自分の才能のなさに自己嫌悪に陥り、書道をやめようかと真剣に悩むほどのスランプに陥っていた時のこと、ある雨の日散歩に出かけ、柳に蛙が飛びつこうと何度も挑戦している様を見て“蛙はバカだ。いくら飛んでも柳に飛びつけるわけがないのに”とあきれていたが、偶然強い風が吹き、柳がしなり、見事飛び移れた。これを見た道風は“バカは自分であった。蛙は一生懸命努力して偶然を自分のものとしたのに、自分はたいした努力もしていない”と目が覚めるような思いをし、それが血の滲むほどの努力をするきっかけになったという」
 う~ん、いい話だ(風まかせなところが博打っぽいがcoldsweats01)。花札の一枚にそんないわれがあったとは。不惑を過ぎてから無謀にも新たな道を模索中の私だが、できるならこの蛙のようでありたいものだ。偶然風が吹いてくれるとは限らないから、ずっと柳の下の蛙のままかもしれないが、飛ばないよりは飛んでいた方が可能性はある!
 子どもを抱えながらも仕事に邁進するお母さんたちを見ていると、私も日々勇気づけられる。そして予想外に花札からも勇気づけられた夜だった。

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