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2010年3月16日 (火)

言葉が秘めるストーリー

 ここ数日の間に息子と会話していてドキリとした言葉。
「それが自然の摂理ってもんでしょ~」
「こういうのを利己的って言うんだね」
「“仲間”っていうのは考え方の似てる人のことで、無理に話を合わせることじゃないよね?」
…ついこの間まで抱っこ抱っこと言っていた息子の口から、こんな言葉が飛び出すようになって、かなりドギマギしてしまう私。“摂理”とか“利己的”なんて言葉、どこで覚えてきたんだろう? 意味がわかって使っているのかどうかは知らないが、脈絡的にはOKだったので余計に焦る。言葉は、単語として覚えるというよりは、日々の暮らしの中での脈絡あってこそ輝いてくるもので、覚えた言葉の数だけ息子の中に、いろんな物語が蓄積されているのかと思うと、微笑ましい気持ちになる。
 先日、息子から「マイクロフトって知ってる?」と訊かれた。てっきり“Microsoft”と言われたと思った私は、「えっ? パソコンのOSとか作ってる会社の名前でしょ?」と応えると、「ブッブー! ホームズのお兄さんの名前でした~」と言う。
 私の頭の中からは、ホームズの物語はすっかり抜け落ちてしまっていて、彼にお兄さんがいたことすら知らなかった気がするが、調べてみると確かに、頭脳明晰で政府の重要なポストにありつつ、表向きは下級役人で、極端な人嫌いの人物として描かれているようだ。ビル・ゲイツ氏がシャーロキアンだったのかどうかは知らないが、味も素っ気もないMicroComputerのsoftwareの会社、という命名よりも、シャーロック・ホームズの兄の名前にちなんだ社名だと考える方が、Microsoftに愛着が出てくる。私の勝手な希望的憶測に過ぎないので、本当の社名の由来は知らない。でも、Mycroft Holmes を密かに敬愛していた創業者が、語呂合わせで作った社名がMicrosoftだと考えた方が、なんだか若き日のビル・ゲイツ青年の物語が想像できて楽しいではないか(笑)。
 たった一つの言葉で、これだけ妄想を膨らませられるなんて、私も暇人だなぁ~(汗)。

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