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2010年3月13日 (土)

必要経費というクセ者

 3月12日の朝、夫がボソリと言った。
「医療費控除の確定申告、やってる暇ないなぁ…」
その瞬間、久々にカッチ~ンときた。
おんどりゃ~! 息子とゲームしてたよねぇ?
のんびり珈琲飲んでたよねぇ?
どこに暇がないって???
家計が火の車で、私の首は回らなくなっちゃってるんですけど?!
…ということで、またもや私の社会勉強の時間がやってきた。
夫から病院や薬局で出された領収証の束を受け取り、セコセコと入力して税務署へ自転車を飛ばす。今年度は夫が医療費控除の申告をちゃんとやります、と言うから、普段なら「寝て直せ!」と言うところを、皮膚科?ハイハイ、眼科?ハイハイ、整体?ハイハイ、歯医者?ハイハイ…と快く病院へ送り出していたというのに、結局はこの始末か!
 朝9時半の税務署には、残り2日という駆け込み申告者が結構来ていた。私は、医療費分の入力は済んでいたのだが、スズメの涙の印税収入をどう扱っていいのかわからず、相談コーナーへ。
 相談員の方が「印税は雑収入ですね。この収入に対する必要経費などはございませんか?」と訊いてくれた。夫からは何も聞いていなかったので「特にないと思います」ということで処理してしまったが、後から(これがクセ者の必要経費か~!)と膝を打った。
 本を一冊書き上げるには、打ち合わせで電話したり出かけたり、参考書を買ったり、喫茶店に入ったり、暖房やら冷房やら入れたり、プリントしたり赤を入れたり…と、様々な経費がかかる。取材費なんてものまで考えたら、軽く印税を上回る必要経費になるだろう。レシート収集が趣味のような御仁を時折見かけるが、自営業の方などは、日頃の些細な出費でも(これはアノ経費)(こっちはアレの経費)と細かく考えるようになるのは当然だなぁ…と感じた。
 それでも、午前中のほんの1時間ばかり数字を眺めただけなのに、「こういう形で数字とお付き合いするのはゴメンだな」…とつくづく思った。数字にはもっと、神秘的で美しい表現形式でいてほしい。

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