時事放談
一昨日の時事放談に、武村さんと枝野さんが出ていた。ダブル・ムーミンと言っては失礼だが、どちらも私の好感度が高い政治家さん。
原発のこと、税制のこと、公共事業のこと、TPPのこと、集団的自衛権のこと等、難しい問題について放談されていたが、枝野さんが、言葉の定義があやふやなままでの議論は避けるべき、ということをおっしゃっていたのが印象的だった。確かに、噛み合わない議論以上の時間の無駄遣いはないかもしれない。
とはいえ、少なくとも“コントロール”という言葉は、わざわざ定義するまでもない気がするのだけれど、“制御の範囲”の受け止め方が人それぞれなんだろうか??? 個人的には、世界中のどの国も、未だ原発を制御できてるとは言えないと思う。廃棄物が放射線を発しなくなるまで安全に管理できた時、やっと「コントロールできた」と言えるのでは?
また、福島原発の廃炉費用の捻出について、国庫(税金)からになるか電気料金上乗せになるかの2択だろうが、沖縄のようにまったく原発の恩恵にあずかっていない地域もあるため、国庫からの支出にするのは難しいだろう、という話も。確かにそれを言ったら、東電の原発の恩恵にあずかっていなかった人も数知れず。東電管内の住民だけで“兆”の電気料金を上乗せされたら、どれほどの値上げになるんだろうか??
安易な公約もあるようだし、なんというか、「言うは易し、行うは難し」という格言も霞んでしまうほどの軽い軽い言葉たち(日々どーでもいい事を書き散らかしている私が言える筋合いではないですが…)。
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