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2016年5月25日 (水)

マーティン・ピストリウス

 先週の「奇跡体験!アンビリバボー」を、見るとはなしに見ていたら、マーティン・ピストリウスという南アフリカ共和国生まれの男性の、衝撃の人生について放送していました。
 詳しくはコチラのページを読んでいただくとわかりやすいと思いますが、12歳のときに「クリプトコッカス髄膜炎」という病気に罹り、次第に四肢を動かすことが困難になり、14歳の頃にはついに植物状態になってしまったのだそうです。意識もなくなり昏睡状態に陥り、医師からは死を待つのみと診断されたマーティン。それでも家族は懸命に看病を続けますが、やがて疲労困憊した母親は自殺未遂をはかり、家族は憔悴――そんな中、16歳になったマーティンは、奇跡的に意識を取り戻したのですが、なんと、身体はまったく動かないまま。。。周囲のことがきちんと認識でき、頭も冴え切ってなんでも考えることができるのに、傍から見たら以前とまったく変わらない植物状態に見える――こんな悲劇があるでしょうか?! 意識がないと思ってひどい仕打ちをする介護士や、目の前で自分のせいで繰り広げられる家族喧嘩、何を思い何を訴えようとしても周りの人には何も伝わらない。。。こんな酷い悪夢のような生活を、なんと彼は6年近く強いられました。自殺したくても身体が動かない、まさに地獄のような日々――
 そんな彼の前に、ヴァーナさんというアロマ・マッサージをしてくれる看護師さんが現れます。毎日言葉をかけながら、丁寧に足や手をマッサージしてくれるヴァーナさん、、、やがて彼女のかける言葉に、口の端で反応しているかのようなマーティンの小さな気配に気づきます。試みに専門病院で、意識の有無をテストしてもらうことになり、ついについに、マーティンは既に意識が戻っていることが、周囲の人に判明します!
 それからはひたすら、厳しいリハビリに耐えながら身体を動かす訓練をするマーティンと、それに協力する家族たちの格闘。24歳の頃に身体の機能が改善を見せ始め、周囲にはコンピュータを駆使して意思を伝えられるようにもなりました。
 下肢はいまだに動かないながらも、なんとなんと、今ではご結婚され、ウェブデザインの仕事をするまでになっているのだそうで!
 想像を絶するような体験を乗り越えてきたというのに、彼の表情のなんと穏やかで優しそうなことか?! 息子と二人、唖然としたまま放送を最後まで観ましたが、なんというか、日常の些細なことすべてが、奇跡のように思えてしまうようなバーチャル体験でした。普通におしゃべりできること、笑えること、食べられること、動けること、、、ただ周囲とコミュニケーションできるということが、こんなにもありがたく感じられたことはありません。まさにアンビリバボーな人生、ひとときひとときを大切に生きなければ!

7人家族の真ん中で。】 以前友人が教えてくれた、介護生活をユーモラスに綴るブログ。我が家にもひたひたと迫り来る時間かもしれませんが、この著者さんのように、客観的に観察する視点で、面白みを抱きながら臨みたいものだなぁ、、と、上記番組のご家族の苦労を見ながら思ったのでした。

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