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2017年1月 7日 (土)

年頭のセレンディピティ

 多くの会社が仕事始めだった水曜日、OAZOの丸善に行きました。ここ数年、実用本ばかり読んできた感じなので、たまには『精霊の守り人』とか『今日からマ王!』でも読んでみようかな~?などと思いながら、書店内をそぞろ歩き。すると、店内のそこここに平積みされた『サピエンス全史』が妙に気になり、手に取って立ち読み開始(笑)。錚々たる方々が帯に推薦文を寄せており、斬新な切り口で人類の歴史を概観しているようでした。面白そうとは思いつつ、買わずに帰ってきたのですが、その日の晩のNHK「クローズアップ現代」で、偶然にもこの本が取り上げられていてビックリ!

 ユヴァル・ノア・ハラリという歴史学者が、個々人の“幸福”という観点から人類の歴史を見直し、未来予測した力作。「認知革命」「農業革命」「人類の統一」「科学革命」という4つの革命はすべて、ホモ・サピエンスが獲得した“フィクションを信じる力”(知的財産の共有)から始まったのだと。そして、近々の人類滅亡の未来を回避するには、“新たなイノベーションが必要”だとも。この解説番組を観て、昨年末から年頭に抱いた以下の諸々への感想が、パパパーッとつながったような、セレンディピティ感!

・“「清貧」ムヒカさんが見た日本”という朝日新聞の記事内の記述
 ――(京都で泊まったホテルの自動トイレや電動歯ブラシに関し)「なんであんなものが必要なんだ?…あまりにも過度な便利さは、人間を弱くすると思う。」
   → 身体の不自由な人や女性の負担を軽くし、
     仕事の効率を上げて余暇をもたらした発明も多い半面、
     確かに過度で、環境配慮を欠いた発明もあるなぁ…
・ラスコー展の2万年前のクロマニョン人の芸術性や発明の数々
   →“虚構”の構築と、縫い針や投槍機やランプ等の発明は、間違いなく人類の
     パラダイムシフトの端緒だったのかもなぁ…
・水曜朝のNHKニュースで、地球の美しさをレポートし続ける宇宙飛行士の紹介
   →世界中のみんなが宇宙飛行士視点を持てればなぁ…
・ふと、ゲレンデを勝手に滑り落ちるスキー板のシュプールが、gradientの軌跡を描く様を想像し…
   →物理法則は人間なんかいなくったって厳然とあるけれど、人間社会の多くは虚構に満ちてるなぁ…

 “個々人の幸福”というアプローチのほか、“地球という生命総合体”的なアプローチ等々もあるとは思いつつ、21世紀以降の未来予測には、本著者の言う通り、「科学と政治はもっと協力を」しないと、ホントに人類滅亡しかねないな…と思いました。少なくとも、不条理な虚構は、造り替えていかないとですねぇ。。。(とはいえ、新年にappleTVのTEDでランダム視聴したプレゼンでは、複数の宇宙とか、4つ以上の次元とか、およそ現実には適用できそうにない科学の話がされていたりもしましたが…sweat02
……と、新年早々、大言壮語な物言いですが、現実の私は、本年はコツコツと地道な下積み修行をしていく所存です(苦笑)。

【“希望は天上にあり”ブログ】 ここ最近のトピックをまとめてくださっているブログを発見。すごくオモシロイ!(1000fpsのプロジェクション・マッピング、パナのガラスの薄型有機ELテレビ、シンゴジラの実況…コレ、ほんとにたった3か月以内の記録?!)
 

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