2008年11月 6日 (木)

フェルメール展

Vermeer20081105  日本の美術館の企画展にはあまり行かないようにしていたけれど、夫が「フェルメール展のカタログ買ってきてよ」と言うので、大統領選の行方を気にしつつ、水曜の朝から上野へ向かった。朝一番だったので、まだそう人が溢れ返ってはいなかったが、それでもかなりの人。TV番組とタイアップして宣伝したりしているので、興味をそそられる人が多かったのだろうが、「青いターバンの女」や「牛乳を注ぐ女」でフェルメールファンになった人には、今回の展覧会はちょっと期待はずれだったのではなかろうか。
 どちらかと言うと「17世紀 デルフト・スタイル ~遠近法のトレンドとフェルメール~」という感じだったから。展示40点中7点のフェルメール作品は、人気の源泉たる詩的で豊潤な表情や佇まい・絶妙の構図を見せてくれるものではなかった(それでも、あれだけのフェルメール作品が一堂に会すのは珍しい!)。個人的には「マルタとマリアの家のキリスト」がまぁよかったかなぁ…。スーベニア・ショップはやたら充実していたが、モチーフの大部分は今回の展示にはないもので買う気も失せた。
 何より疲れ果てるのは、なぜか皆、絵の近くに群がってぶつかり合う。ゆったりと3mくらい離れたところから見たい私には苦痛でしかない。展覧会の企画にはお金がかかるのはよくわかるけれど、もう少し自由にゆったりと1点1点を眺められるような、企画趣旨の空気感に包まれたような感覚にさせてくれる展示を、どうしても求めてしまうな~(ガラすきのマウリッツハイスやクローラー・ミュラーがなつかしい…)。

 アメリカ大統領選は、オバマ氏の圧勝。史上初のアフリカ系大統領の登場だ! さぁ、アメリカの空気感はどうChangeするか?!

| | コメント (0)

2008年4月 3日 (木)

石井桃子さん逝去

 朝のニュースで、児童文学者の石井桃子さんが逝去されたことを報じていた(享年101歳)。『クマのプーさん』や『うさこちゃん』など、海外の児童文学を広く紹介したり、ご自身も『ノンちゃん雲に乗る』を執筆したりと、子どもたちのための本作りに尽力し続けた人だそうだ。生前の言葉として、「幼年期にどんな本を読んだかで、美意識も変わるし、生きていく方向も決まると思います」というのが紹介されていた。「本による情操教育」というような堅苦しい言葉でなく、本当に実感としてそう感じていたのだと思う。
 ちょうど先日、『勝間和代の インディペンデントな生き方 実践ガイド』を読み終えたのだが、女性の生き方指南書として面白くはあったけれど、どうもあまりに現実的で共感はできなかった。おそらく、三人のお子さんたちについて一言も言及されていなかったせいだと思う。男女雇用機会均等法なども充実して、女性の社会進出も次第に本格化してきているけれど、女性が社会進出するに当たっての大きな役割は、社会の中で子どもにどんな好影響を生み出せるか、という視点をもって仕事することではないかと思っている。勝間さんの提唱する「自然で自立した女性像」は支持するものの、もう一歩、何かが足りない、、、な。確か勝間さんは『猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?』という本も書いているはずなので、子どもへの視点はその本で確かめさせてもらおう。
 私はやはり、すでにかなり老人の価値観になっているのかな?

「試験当日まで、残り16日」

| | コメント (0)