2012年1月31日 (火)

あれから一年…

 明日からの中学入試を控え、今日の息子の中学は午前授業後に大掃除をして放課となる。
「あ~、もうそんな季節か…。あれからもう1年経つなんて信じられない」
とは息子の言。私も正直そういう気分。

 去年の今頃、怒涛の試験ラッシュをくぐり抜け、無事に進学できたのはいいけれど、放っておけば遊ぶことしか考えないような我が息子君が、自主自立を重んじ、決して面倒見がいいとはいえない中学で、きちんとやっていけるのか、ずっとずっと不安に駆られてばかりいた。
 けれど、毎日毎日楽しそうに登校し、(まだ部活に目覚めてもいないし、夢中になれる何かを見つけたわけでもなさそうだけれど)、素敵な友達に恵まれ、面白い授業を堪能しているらしき姿を見て、“これがなによりか…”と思えるようになってきた。住めば都、結果オーライ、案ずるより産むがやすし……そしてなにより、光陰矢の如し!

 明日からの三連休、息子がどう過ごすのかはさておき、受験に向かう子どもたちが、全力を出し切れますように―――!!!

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2011年2月23日 (水)

待ちぼうけ…繰り上げ終了通知

 (中東の悲惨さに比べれば、なんてことない出来事ではありますが…)なんとも、むごい仕打ちの16日間だった。。。あたかも、インターネットや携帯のない時代の切ない恋愛のごとく、毎日毎日、電話機を見つめ、何度もポストをのぞく日々……。けれど、私が待っていたのはLoveCallでもLoveLetterでもなく、、、色気のない“繰り上げ”に関する通知だった。そして運命の火曜日、やってきたのは“繰り上げ連絡”ではなく、“繰り上げ終了通知”の方だった―――。

 入学試験に“繰り上げ”はつきものと、頭ではわかっていたけれど、まさか我が身にそれが降りかかるとは思ってもいなかった幾星霜。息子の中学受験の最後の最後で、“繰り上げ候補者通知”などというものをいただいてしまい、この2週間ばかりは生きた心地がしなかった。一人が何校もの受験をする中学入試においては、ある一校が繰り上げ合格者を出すと、ドミノ倒しのようにそれが他校へも波及してしまうという弊害はよく知られている。
 各校一斉召集日の夜に電話がなかった時点で、我が家では半ばあきらめてはいたものの、“繰り上げ終了通知”が届くまでは何となく宙ぶらりんな気分のまま、電話が鳴るたびにドキドキしていた。けれど、かかってくるのは「新聞の無料購読のご案内」やら「金・プラチナ買い取ります」やら「保険の勧誘」やら、そんなものばかり。正直、あてのない連絡をただ待つというのが、こんなに辛いことだとは思わなかった。繰り上げがなければ通うことになる学校の、説明会参加や制服採寸は、なんだか後ろめたい気持ちだったし、小学校への進学先報告の書類はペンディング、区役所へも進学先の報告に行けず、おじいちゃんおばあちゃんや友人たちにも連絡できず、塾へのご挨拶も、神社へのお礼参りも先送り…と、とにかく精神衛生上よろしくない2週間だった。どの学校でも、入学辞退者が出るのは望ましいことではないけれど、せめてホームページ上で、確定状況を実況してくれたら、私のように気をもむ親御さんは少しは助かるんじゃなかろうか…?
 まぁ、こんなふうに恨み節なのは私だけで、息子は、自分の憧れの学校を受験できて、力及ばずながらもあと一歩だったと知ることができ、悔いはないようだ(さすがに、“終了通知”を見せたときには残念そうにしていたけれど…)。夫も、今回の通知には好意的で、「“惜しかった”とわかっただけでよかったじゃない」と前向き。我が家の男たち、こんなにポジティブだったっけ? 家族の中で一番、この“候補通知”に期待を寄せていたのは、実は私だったのかぁ~sweat01と、ちょっぴり恥ずかしかった。

 期を同じくして、学芸大附属竹早中の不適切な進路指導について報道されていた。附属高を入学辞退する人が出ないように指導していたというのだが、学校側の気持ちもわからなくはないなぁ~と思ってしまった。中学受験でも、みんながフラフラと入学先を悩んでいては、なかなか入学者を確定できないし、その最終的なしわ寄せは、結局公立中にいってしまう。本来は、本当に行きたい学校を1つ受験するのが健全な気もするし、そうなれば“押さえ”とか“滑り止め”なんて失礼な言い回しもなくなるのだろうに――。とはいえ、選択肢豊富なこの時代、それもまた非現実的。学校側も生徒側も、自らのご縁の中で精いっぱい頑張っていくだけだ。

20110220_212831  これにて我が家もようやく、晴れ晴れとした気持ちになれた。長い2週間だったけれど、これでスッキリできる! 息子よ、今度こそ、“進学先決定おめでとう~!” お世話になることとなった学校の校章は、陶磁器で有名なマイセンのバックスタンプにちょっと似ていてなかなかカッコいい。息子は、その学校にある“海馬研究会”という同好会が、脳の方の海馬なのか、遊戯王の海馬なのかを突き止めるのが、当面の楽しみのようだ。さぁ、気持ちを切り替えて、新しい日々を楽しむことにしようnote
 ――ということで、今日の息子の帰宅までの行動計画は、区役所への報告・お礼詣り・塾へのお礼見繕い・「ソーシャル・ネットワーク」観賞、そして帰宅後は塾へのご挨拶…という感じ。心機一転の勉強集中は明日からと致しましょうcoldsweats01
 

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2011年2月17日 (木)

制服採寸

20110216  昨日は小学校が4時間授業だったため、午後、中学の制服採寸に出掛けた。先日の入学説明会時にも採寸はあったのだけれど、あまりに混んでいて即断念したのだった。
 制服といっても、ごく普通の学ラン。10cmほど上乗せして注文したけれど、入学当初はブカブカだろうなぁcoldsweats01。6年間のうちに何回くらい買い替えることになるのか…? 大きくなって欲しいとは思うものの、買い替えは1、2回にしといて欲しい複雑な親心であるsweat02

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2011年2月12日 (土)

雪の中の説明会

 昨日は、中学の入学説明会だった。受験期の好天から一転、雪の中を息子と学校へ。そういえば、一昨年の秋、この学校の説明会に息子と参加した折は、先生のお話を子守唄にしてクークーと隣で寝ていたっけなぁ…となつかしく思い出しつつ苦笑。
 説明会では淡々と今後のスケジュールについて説明され、入学後の生活の概要がざっくり把握できた。今回はさすがに息子も寝ることなく、リラックスしながら先生方のお話に耳を傾けていた。説明を受けながらも全然実感が湧かず、不思議な感じだった。やはり、入学式の時が一番感慨深い瞬間になるのかなぁ~? 息子に、「パパはお仕事で卒業式にも入学式にも出られないんだって」と話したら、「しょーがないよ、仕事じゃ」と、ずいぶん物分かりのいい返事。2月中に制服の採寸をしたり教科書を受け取ったりして徐々に準備を進め、あとは4月の入学式を待つばかり。その頃には、この日の雪がウソのように、桜の花が満開になっているのかな~???

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2011年2月 7日 (月)

息子の中学受験2011 総括

 一昨日の最終発表をもって、息子の中学受験2011が終了した。受験する方向で取り組み始めたのは5年生直前の2月頃からだと思うけれど、やはり佳境は6年生の夏休みとそれ以降だった。その間、私自身もいろいろな学校を見学し、いろんなことを考えた。正直、最初のうちは、義務教育期間にどうしてわざわざ私学を選ぶのか、そこまで息子は勉強が好きなのか、悶々とさせられたっけ。けれど、スポーツや音楽や囲碁・将棋などなど、思いつく限りの習い事を勧めてみても、息子が続けられたのは学習塾だけだった。座学嫌いのゲーマーだけれど、パズルやクイズが好きだったので、その延長として学習塾は継続できたんだと思う。スポーツ好きな子が学校以外のところでそのスポーツに明け暮れるのと同様に、クイズ好きな子が学校以外のところでクイズに明け暮れてもいいんじゃないか……そんな割り切りからの決断だった。とはいえ、明け暮れるというには程遠く、授業前小テストは全放棄、塾の宿題はほとんどやらない上に休みがちで、家では遊んでばかりの息子に、何度やめさせようと思ったことか…(汗)。
 小学校生活を第一義にする息子は、学校でほとんど全精力を使い果たしてしまうため、家ではとにかく休み、その分塾の授業には死ぬほど集中する―――それだけを約束させて細々と続けた塾生活。そんな息子も、6年生の夏休みにどっぷりと塾漬けの生活をし、友達や先生から刺激を受けたのか、夏休み以降はずいぶんと自主的に、“受験勉強”に取り組むようになった。なんといっても大きな変化だったのは、日曜午前に行われた弱点克服授業。息子は社会と国語を選択し、毎週毎週繰り返すうち、国語は算数を凌ぐほどの得点源になってきたし、社会はなんとか平均くらいには伸びてきた。そうなると自信もつくのか、11月くらいからの成績は、メキメキと音がするような伸び具合(まぁ、もとがもとなだけに伸びるわけなんだが…coldsweats01)。私としては何より、“自主的”にがんばりはじめたことが嬉しかった。
Pk  そして迎えた入試シーズン。併願パターンはあれこれとずいぶん迷ったけれど、最終的に5校受験の予定にした。塾の偏差値表に従えば、D校→E校→C校→B校→F校と、図の緑の階段を昇降するようなイメージ。F校は私が気に入った学校で、自分が子どもだったら是非ここに入りたいと思った所sweat02。こうして、サッカーのPK戦に喩えて5本のシュートを放つことに決めたのだった。不思議なことに、学校の雰囲気も、先生の様子も、問題のクオリティも、塾の偏差値表とはほとんど相関ないように私には思えた。我が家が選んだ5校は、どこへ行くことになってもそれぞれに特徴があって、楽しい学園生活が送れるような気がした。
 1本目、2本目と順調にシュートを決め、3本目も無事に決めてハットトリック確定の直後、息子がポソリとつぶやいた。「あ~、これで安心してA校を受けられる…」―――なにぃぃぃ?! A校は、当初から息子が第一希望にしていた学校だが、あまりに無謀だし、入ってからも苦労するんじゃないかという親心もあって、敢えて外していたというのに…。とはいえ、受験はあくまでも本人のもの。本人が後悔しないなら、好きにさせるか…。ということで、2月はB校→F校からB校→A校へと急遽予定変更。
 実際に受験に付き合ってみると、子どもたちの能力は本当に“どんぐりの背比べ”で、ほんの些細な要因で、結果は簡単に変わる“水物”であることが実感された。半面、押しも押されもせぬ早熟君や天才君も少数ながら確実にいることも実感した。息子の場合、おじいちゃんおばあちゃん達のお守りが功を奏したとしか思えないアンビリーバボーな展開で、B校でもミラクル・シュートが決まり、残すところ自分で決断したA校受験のみ。それなりに手ごたえは感じていたようなのだが、残念ながら最後のシュートは決まらなかった……。可哀そうだとは思ったものの、取り組み方が中途半端だったことを思えば当然の結果のようにも思えた。合格発表の折、校舎裏で号泣しているお子さんを目にした私は、「こんなに愛着もって受験したお子さんがいる中で、即興受験の息子にご縁をいただいちゃぁ申し訳ない…」と思ってしまったくらい。案の定、息子は、見た目にはそれほどショックを受けるでもなく、コロリと気分転換できていたようだ。これもまたいい経験。進学先はB校に決定し、一件落着。
 こうして、我が家の最初で最後の中学受験ライフが終わった。卒業までの30日強の日々、卒業準備やら入学準備やらに追われることになる。
 これまで支えてくださった多くの方への感謝の気持ちを忘れない。学校や塾で息子と切磋琢磨してくれたお友達。「無理のないようにね」といつも声掛けしてくださったお隣さん。長くお休みさせていただいているにもかかわらず、電話で息子を声援してくださったサイエンス倶楽部の先生。受験後までフォローの電話を入れて、「お父さんお母さんにちゃんとお礼を言うんだよ」と最後の指導を下さったSAPIXの先生方。1つゴールを決めるたびに一緒に喜んで下さった担任の先生。私を通して“ガンバレ”の気を送ってくれた友人たち。遠くから見守ってくれたおじいちゃんおばあちゃん。本当にありがとうございました。

 B校受験の際、『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』を読んだせいかはわからないが、“中学受験”と“ゆとり教育”が、“資本主義”と“社会主義”の相似形に見えて、理念的には社会主義に惹かれつつも資本主義を甘受している自分と、理念的にはゆとり教育に惹かれつつも中学受験なんぞに手を染めてしまった自分とが、まるで“嘘つきアーニャ”のようで、ちょっぴりホロ苦い開放感に浸っている。それでも、息子の純粋な努力は称賛に価すると思うし、人間はやっぱり、抗いがたい生存本能と、いかんともしがたい向上心を捨てられるもんじゃないんだと思う。スポーツでも芸術でも学問でも、自分が好きなことに邁進することは同等に素晴らしい。息子の本当のがんばり所もこれから! 今はただ、楽しく充実した中高時代を満喫してくれることを静かに願っておこうconfident

【?!】 こんなブログを書いてマッタリしていたら、なんとA校から「繰上合格候補者」の通知が?! これで電話連絡があったら、本当にスゴイことだけれど……!。電話があった場合、息子は当然のごとくA校に行くんだろうな。。。

【Memory】D→E→C→B
DECB

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2011年2月 2日 (水)

アポトキシン4869による弛緩

 がんばって!
 力を発揮しきれますように!
 応援してるよ!

 中学入試佳境を迎え、いろんな方からの嬉しい声援の数々、感謝感謝です。存分に力を発揮できているのかどうかは不明ですが、元気にがんばっております。塾の先生方も、毎度のことながら絶好の場所で握手していただき、ありがとうございます!

 1月31日の夕方、塾の先生から激励のお電話をいただき、かなり緊張気味だった息子が不思議とリラックスして、その晩はぐっすり眠れたようだった。が、朝起きると、やはり緊張が再来し、父親に肩をもんでもらったりして玄関に出た。すると、ドアを開けたとたんに、一羽のメジロがスィ~ッと、鶯色の羽を広げて我々の前を横切った。
「あ~、もうそこまで春が来てるね~」
と明るい気分に。また、地下鉄に乗ろうと切符を買ったら、息子が嬉しそうに
「おっ、ついてる!」
と切符を見ている。いつもの、切符番号を足して10にするゲームが簡単にできたのかと思い、
「え? もう10出来た?」
と尋ねると、
「10も簡単にできるけどさ、この番号がついてるの」
と、見せてくれた。
20110201







「4869」―――???
この番号の何がついてるのかわからずキョトンとしていると、
「“アポトキシン4869”または“シャーロック”」
とのこと。なぁるほど(“アポトキシン4869”とは名探偵コナンに出てくる謎の薬)。
 これが“ついてる”のかどうかはわからないが、息子としては嬉しかったらしく、地下鉄出口で駅員さんにお願いして、切符にハンコを押してもらい、記念にもらっていたcoldsweats01。受験前の緊張を、切符一枚で弛緩できるとは思ってもみなかったが、少なくとも緊張で字が書けないほどには硬くならずに済んだらしい。
(帰宅後、この切符のせいかどうかは知らないが、モンスターハンター3で“名探偵コナン クエスト”とやらのミッションに取り組んでいた息子であった…sweat02

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2011年2月 1日 (火)

楽しんで、楽しんで!

 さぁ、今日からまた緊張の数日が始まる。
 1月入試のときには、「嘘をついているのは誰だ?!」的な問題や、隕石中の空洞体積を求める問題とか、空港を建設する際の滑走路の向きの決め方などの問題をおもしろがっていたっけ。
 今回も、肩の力を抜いて、先生方が懸命に考えてくださった問題の数々を、存分に楽しんでおいで~♪

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2011年1月30日 (日)

フリーな週末

 長らくお世話になった息子の塾も、木曜日に最終授業が終わった。「激励とか喝入れとかあった?」と尋ねたが、「ううん、いつも通り淡々と授業して終わっただけだよ」とのこと。最後までクールな塾。先の日曜日に、修了証と記念品はいただいたが、それも淡々と配られただけだと言っていたっけ。
 で、この週末は、半年ぶりに塾のない休日。半年間、土曜は午後半日、日曜はまる一日、塾に拘束されていたわけだから、金曜の晩の息子の浮かれようはハンパでなかった。キラキラと瞳を輝かせながら、「土日、どこ行く?♪」とか言っていた。「いやぁ、この週末は滅茶苦茶寒いらしいし、家でおとなしくしてよう」と外出は思いとどまらせたが、金曜の夜のうちにモンスターハンター3のエンディングを迎え、土曜の朝も興奮のためか、いつもより早起きする始末。まだ入試本番はこれからなんですけどー???
 背中から羽をはやして飛んでいきそうなルンルンの息子に、なんとか過去問を1教科だけやらせて、あとは至福のフリータイムに。とはいえ、先々週からの疲れが出たのか、居間のソファで2時間ほど午睡。開放感に浸りつつも、緊張感も高まっているようで、複雑な心模様のようだ。オーストラリアとの決勝戦を控えたサッカー日本代表を率いるザッケローニ監督が言っていた―――「熱くなり過ぎちゃいけない」―――
 息子の決勝戦も、終始一貫してクールだった塾をお手本に、適度な熱意で冷静に見守ろうsign03

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2011年1月18日 (火)

笑う門には

 大寒波の中のセンター入試もなんとか終わった。この冬は暖冬になるという噂だったのに、どうも様子が違う。寒い中、関係者の方々お疲れ様でした! 夫の勤務先もセンター入試会場になったようだが、「この寒いのに、超ミニスカートで来てる女子学生がいた」と呆気にとられていた。息子の小学校の制服も半ズボンで、見ているだけで震えてしまうが、子どもは意外にへっちゃらな顔をしている。
 千葉の中学入試開始を前に、親の方はまたそわそわと落ち着かない気分になりつつあるが、子どもたちも子どもたちなりに気にしているようだ。学校でも塾でも、入試の話は禁句と釘をさされているものの、先週息子が学校を休んだ翌日には、「風邪?」「どこ受けてきたの?」と数人から訊かれたようだし、入試当日の同じ教室には、塾で一緒の友達が3人もいたというから、まるっきり「ひみつ~」というわけにもいかないらしい。
 そんなわけで、子ども心にもさすがに緊張がみなぎってくるのだろう。息子が家で読むマンガのチョイスが、それを如実に物語る。『ギャグまんが日和』『あたしんち』『ペンギンの問題』『うちの三姉妹』など、必ず笑えるマンガばかりを手に取っている。ケラケラケラケラと笑いながら読んでいるから、一見すると「試験前になんて暢気な!」と思わなくもない光景なのだが、日々眺めている母親としては、明らかにそれが緊張をまぎらすための対策だとわかり、ちょっぴり胸が痛む。こちらも、もはや角を出して叱り飛ばす必要性も感じず、おかしなオヤジギャグなど飛ばしておどけてみたり。。。「笑う門にはなんとやら」で、せめて家では、大いに笑ってリラックスさせてやりたいものだ。

 1つ、意図的でなく大笑いしたこと。塾の国語のプリントを見ていたら、文章中の「ハッスル」を漢字にせよ、という問題を見つけた。何を思ったか私、“hustle”だと思い込み、「えーっ?! “ハッスル”って漢字にできるの??」と息子に質問。面倒くさそうに「何?」と見に来た息子に、プリントの件の箇所を指し示すと……
「これさ、“hustle、hustle、みんなhustle (by かいけつゾロリ)のハッスルじゃないよ」 と破顔一笑。問題だけ見たら「ハッスルを漢字に」なのだが、文章中には「あるがままの世界が“ハッスル”声―――」とあったsweat02。なぁ~んだ! 詰まらない勘違いに二人で大笑いしたのだった。

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2011年1月14日 (金)

待機時間の奇遇!

 先日、息子が初陣を果たした。そしてそれは、私にとっても初の緊張の半日となるはずだったのだが…。
 中学受験では、子どもの受験中、親はたいていどこかで待機する。もちろん、家に戻る人・近所のファミレスや喫茶店やネットカフェ、果てはエステに駆け込むような親御さんもいると聴いていたが、学校が準備してくれる待合室で待機する人が多数派だと思う。「あの場の、戦々恐々とした雰囲気が苦しかったよー」という卒母さんの声をよく耳にしていたため、待機の時間が、私にとっての一番の懸案事項だった。
 当日、校門の所で息子と別れ、後姿を見送りながら「がんばれよ~」と心の中で声をかけ、待合室である体育館へと踵を返そうとしたその瞬間―――
「あのー、もしかして(旧姓)Taracoさんですか?」
と声をかけられた。その人は大きなマスクをしていたので、顔がすぐには認識できなかったのだが。。。
「はい、そうですが…?」
と応え、まじまじとその人を観察していると、
「やっぱり!? 私、旧姓KFです!」
とやや興奮気味に自己紹介された。えーーーーーっ?!!!!!
なんと、高校2年のときに同じクラスだった“おK”ではないか! もうそれからはすっかり同窓会状態(笑)。戦々恐々とは裏腹に、なんともなつかしい人との再会で、涙は出るわ、思い出話に花は咲くわで、息子が受験中だということも忘れるほどの豹変ぶり。「高校時代と全然変わらないから、すぐわかった」と言われたときには、喜んでいいのかちょっと複雑な心境だったcoldsweats01
 卒業以来だった彼女は、大学卒業後に勤めた会社で社内結婚して寿退社し、今は二人の男の子のお母さん。この日は次男坊の受験だったそうで、お兄ちゃんはすでに都内の私立中学へ進学しているとのこと。片道1時間半の通学の上、「今週は“寒稽古”というのがあって、早朝登校するもんだから、4時起きでお弁当作りなんだぁ~」とこぼしていた。「3年の時はクラス違ったのに、ディズニーランドに卒業旅行行ったよね?」とか「息子のソフトボールクラブの付き添いしてたら、Taracoのことをよく知ってるお母さんと一緒になったよ」とか、「○○ちゃんは誰よりも早く結婚して子持ちになったんだよ」とか、なつかしい話のオンパレード。気づくと、受験番号順の退出時間を迎えていたsweat02。「お互いこの受験をしっかり乗り切って、落ち着いたら同窓会しよう」ということにしてお別れ。
 こうして、私の最初の恐怖の待機時間は、予想していたのとはまったく違う、心温まる時間となったのだった。(別のシーンで出会えたらもっとよかったのは確かだけれどsweat01)。世の中、ホントーに狭いなぁ。

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