タイムスリップ1997-6
ママのかわいい子猿ちゃん
妊娠中ってとっても眠たいものなんです。今日は眠たいお話。
眠い眠い眠い・・・眠たいよー!! 春の朝というわけではない。妊娠経験者はたいていうなずいてくれるだろうが、妊娠中はとにかく眠い。私は、父の血を受け継いで、朝には滅法強かった。うちの父は、数十年というもの、床に着けば3秒後には寝息をたてて、朝は5時半には起き出す人だ。しかもその起き方が普通じゃない。目覚ましもなしに、定時になるとパチリと目を開け、余韻を楽しむこともなくガバッとふとんから飛び起きるのだ。私はここまですごくはないにしても、朝の目覚めはいい方だった。ところが、妊娠してからというもの、就寝時間のみならず、電車の中でも会社でも、暇さえあれば眠かった。お腹の子にエネルギーを吸い取られているのだから多少は仕方ないと思いつつも、本当にいつでも眠いので、お天道様に顔向けできない感じだった。
既に子持ちの友人に、「子供が生まれたら眠れなくなるんだから、今はその分、たっぷり寝ておけばいいのよー」と目からウロコのアドバイスをもらい、そうかそうかと安心しつつも、根が真面目な私(?)は、しょうもない計算をした。これから出産まで約200日あまり、一日10時間寝たとして、通常時の平均睡眠時間7時間より600時間のプラスアルファ。出産後一日5時間を120日ほど続けると、平均睡眠時間より240時間のマイナス。寝だめしすぎじゃないかー? まぁ、実際のところ、妊娠中眠くても結局そんなに眠れなかったし、出産の直後は1~2時間という日もあったので、プラスとマイナスがちゃらになったのかどうかは定かでない。でも、友人のアドバイスは説得力があった。産後、眠れない夜があっても、「あの頃あんなに寝てたんだから、今はがんばらねば!」と思えるのである。
私がこの頃一番睡眠を補給したのは、なんといっても通勤の電車の中。往復2時間をフルに活用した。当時、大口開いて寝ていた私を目撃した人はどうか黙認してください、妊婦だったんです。しかし、安全な日本だからそんなことできるわけで、物騒な国の働く妊婦さんたちは、決して電車の中でなんて眠れないんだろうなぁ。
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