タイムスリップ1997-30
ママのかわいい子猿ちゃん
年末年始は、大人はいろいろ忙しいものです。
年末も押し迫って、伸ばし伸ばしにしていた年賀状作成に手を付けた。毎年ずっと、プリントごっこで済ませていたのだが、今年は新しいMACとカラープリンターの導入で、パソコンでの制作にチャレンジした。「宛名職人」という便利なソフトも入手して、案外早く仕事も進んだ。
文面に、『この春は、家族が一人増える予定です』と書いて、我ながらこそばゆい感じがした。学生時代の恩師がくれる年賀状が、毎年家族全員(6人家族)で撮った写真入りのもので、お子さんの成長ぶりがはっきりわかってとても面白かったので、私も子供が出来たら、多少割高でも、写真入りの賀状を毎年作りたいものだと思っていた。だから、今回の賀状が、手作り最後になるかもしれないなーと思いながら、あれこれと図案を練った。牛年から寅年へ移行する新年だったので、牛と寅の絵を入れることにした。最初はお絵描きソフトであれこれと自分で絵を描いてみたりしていたのだが、しまいには面倒臭くなって、「宛名職人」の中から拝借することにしてしまった。こういう妥協は毎年のことで、今回もちょっと気合いは入っていたのに、結局同じような具合に落ち着いてしまった。「あんまりパソコンの前に座ってるのも身体によくないし・・・」などと自分に言い訳して、さっさと印刷してしまった。
普通、出産の予定は、無事に生まれて来るまではあまり人に言うものでもないらしいが、こんなビッグニュースをずっと自分一人の中に留めておくなんてできそうになく、賀状にも「あくまで予定」と開き直って、書いてしまった。それでも、出産後も「生まれました通知」を作らなくてはならないのは、皆、無事に生まれたかどうか心配だけれど、何かあった場合に困るので無闇に確認もできず、連絡を待つしかないからなのだろう。だんだんと年賀状も書かない人が増えてきているが、やはりこうした人生のうつろいをふんわりと伝えるには、年賀状ほど便利なものもないような気がする。
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