『ウェブ時代をゆく ―いかに働き、いかに学ぶか』
梅田望夫さんの『ウェブ時代をゆく』読了。
『ウェブ進化論』に続く2冊目の読書。
今まさに、私が読むべき本だったような気がしている。
前回本よりも、梅田氏自身の生い立ちや苦労などにも触れられていて、彼を身近に感じながら読むことができた。
そして、人生の折り返し地点で、この本にめぐりあって、決意したことが一つ―――。
今後は、人や物事の“よい面”を表現していこう!
心ならずも批判せざるをえない場合には、必ず“建設的”な意見を加えよう!
利他性・自発性をもって、前向きに人生をサバイブするための、有益なアドバイスに溢れた本だった。
ビル・ゲイツも2008年7月にはMSをリタイアし、ゲイツ財団の運営に専念して慈善事業に邁進するとのこと。私はゲイツに半年先立って、出版界をリタイアするわけだ。
笑っちゃうくらいスケールの差のある話だけれど、元気をもらえるエピソード。
我が子が“学ぶこと、働くこと”に悩んだときにも、そっと渡してやりたいと思う。
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