Web2.0時代の著作権
昨夕、早稲田大学で、角川歴彦氏の講演「Web2.0時代の著作権」を聴講してきた。
アメリカのDMCA(デジタルミレニアム著作権)のような、時代に合わせた早急な法整備が必要ではないか、という主旨のもとでの講演だった。ローレンス・レッシグ博士の『CODE』『コモンズ』などを引き合いに出しつつ、日本にはまだ21世紀に入って、時代を代表する企業が出現していないことを危惧し、コンテンツの第3次利用について法的に容認すべきだ、という意見を披露していた。
角川グループは、インドのInvoiceという、Googleやamazonのシステム構築の下請けをしている会社に、現在自社システムの開発を依頼中とのこと。21世紀コンテンツビジネスの雄となるべく、着々と手を打ちつつ、より開放的な法整備に尽力するという。
日本の著作権法の改訂、目が離せない。。。
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