象の背中
昨日、経営工学の勉強が一段落したので、コブクロの一昨年のツアーFinalのDVDを見た。
一昨年のある晩、偶然NHKの夜の歌番組でコブクロの「あなたへと続く道」を聴いて、それ以来すっかりファンになってしまった私。小渕さんの詩と、小渕さん&黒田さんの声のハーモニーがすごくよくて、密やかに応援していたら、昨年末はなんと「蕾」でレコード大賞まで取ってしまった!
このDVDの中の小渕さんの直筆コメントに、以下のような文章があった。
「向かい風を探す風見鶏のように、真っすぐ時代と立ち向かい生きてゆきたい」――
私のそれまでの“風見鶏”の印象って、どういうわけか「風向きばかり気にするセコイ感じ」だったのだけれど、言われてみれば風見鶏って、いつも向かい風を探してるんだよなぁ…と、当たり前のようなことに感動してしまった。
いわば、「苦労は買ってでもしろ!」って感じ? 追い風に身をゆだねることなく、いつも向かい風・向かい風に向かって足を踏ん張って進む――。かっこいいよね。
日中、そんな気付きに感動していたら、学童から帰って宿題をしている息子がポツリ。
「“象の背中”ってアニメ、見たことある?」
どうも、学校で先生がDVDを見せてくれたらしい。早速Webで検索すると、YouTubeにアップされている同名のアニメを発見。二人の子どもと奥さんを残して、先に逝ってしまう父親のお話と歌だった。描線と淡い色調がほのぼのとした雰囲気を醸し、切ないメロディで展開する、涙・涙の物語。珍しく早く帰宅していた主人と三人で見て、泣いた泣いた。アニメと歌って、こういう抽象的な心の描写にうってつけだなぁ。
そういえば、このアニメと歌の融合を上手に見せてくれる「みんなのうた」でも、コブクロが「永遠にともに」を歌ってたはず。「みんなのうた」版、見損ねたんだけど、どっかで見られないかなぁ~!!
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