バレンタイン・イブイブ
明後日のバレンタインを控えて、世間がなんとなく落ち着かない。デパートの特設会場ではチョコ・フェアが行われ、街のショップでも店頭にはチョコがメイン展示。毎年毎年、ここまで踊らされなくても、、、と思いつつ、ついつい両実家の父や家族や、その時お世話になっている男性諸氏には何かしら準備してしまう自分が情けない。チョコレート業界の思惑にまんまと意識的にはまっているわけだけれど、まぁ、チョコッとした遊び心ではある。
最近のあらゆる商いに対するバロメーターとして、「売っている当事者がどれくらいその商品に愛を持っているか?」というのがある(もちろん私流バロメーター)。
・「脳トレ」の川島隆太先生は、自分の子どもにはゲームをさせないそうだ → 愛薄し
・JTの社員の多くは喫煙派 → 愛はあるらしい
・生保の勧誘員は、その保険に入っていない → 愛薄し
・酒造メーカーの社員はたいていメチャクチャ呑んベエ → 愛強し
こんな一例からも、当事者がその制作物に対してどういう思い入れを持っているか、、というのが見て取れる。仕事の質にもよるのかもしれないけれど、やはり「愛のある」商品を手にしたい。さてはて、チョコレートメーカーの人は、チョコに対してどんな愛を持っているのかな?
そういえば、先日著者からチョコをいただいたのだけれど、表参道のモリハナエビルや、丸の内に店舗のある“LA MAISON DU CHOCOLAT”というお店のチョコだった。それが、調べてみると、一粒500円とかいう代物!!砂糖がまったく入っていない100%カカオのブラックチョコなども取り扱っていて、それはそれは本格志向。愛も、深けりゃいいってもんでもないでしょうが、いろいろな形があるってことですね。
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