鬼怒川温泉と東照宮
日曜月曜で鬼怒川温泉と日光東照宮に行ってきた。往路は東武スペーシアのコンパートメントで。イスがリクライニングにならないところが難点だったが、個室という環境はリラックスできた。鬼怒川はグランドホテルという比較的リーズナブルな駅近のホテルにしたが、貸切温泉が気持ちよく、食事が予想外においしかった。鬼怒川では日光江戸村とワールドスクエアをハシゴ。息子は、忍者の「怪怪亭」という、どこが“忍者”なのか不明な重力錯覚の部屋が気に入って、何度も楽しんでいた。あとは手裏剣の的当ても繰り返し挑戦して、賞品をせしめていた。ワールドスクエアは、もうちょっと悦んでくれると思ったが、「でんこちゃんを探せ」という東京電力主催のゲームだけ夢中でやると、それ以外はまったく関心を示さずに「ホテルに帰ろう、帰ろう」とせがんだ。私としては「入場料分遊ぼうよ~(泣)」という感じだったが、まぁ仕方ない。
月曜の日光東照宮は、雨の中での参拝。「見ざる言わざる」や「眠り猫」、「陽明門」、「鳴き竜」などの定番世界遺産だけグルリと見学して、寒さの中早々に退散。駅の温度計は6度を指していた。
素人が言うことでもないけれど、鬼怒川の寂れた街並みや、東照宮の品のない看板類などを目にしたら、ツェルマットやローテンブルクのような街をあげての観光地化が、もっと日本国内で起こればいいのに!と強く思った。今回の見学先はどこも、一つ一つは価値あるものなのだろうけれど、全体を見るとどうも、“素敵”というのとはかけ離れた印象があったから。特に、外国からのお客様が多く見られた東照宮、もっとなんとかならないものかなぁ。
帰りの電車で息子に、「何が一番面白かった?」と訊くと、迷いもなく「怪怪亭!」との返事。あの仕掛けは、科学技術館にもあったと思うぞ…と内心忸怩たる思いを抱きつつ、「楽しめてよかったネ」と丸く収めておいた。
「試験当日まで、残り26日」
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