Yes, we can !!
日本時間の今日午後には、アメリカ大統領選の行方が、かなりハッキリと見えてくる予定。民主党のクリントン氏とオバマ氏は、オバマ氏の予想外の健闘でデッドヒートを繰り広げ、本当に僅差の状態。アメリカ国内では「解決策vs演説」という構図らしく、経験にものを言わせたクリントン氏の問題解決能力と、ムーヴメントを巻き起こす力のあるオバマ氏の演説力とが、綱引きしているような感じらしい。両方の能力を兼ね備えたリーダーが理想的なのだろうけれど。
昨日の毎日新聞に、オバマ氏の演説はまるで交響曲のよう――と例えられて、一部紹介されていたけれど、“There is something happening…Yes, we can !!”という繰り返しのフレーズが、英語音痴の私の耳にさえ心地よく響くのだから、ネイティブの人を熱狂させるパワーは計り知れない。
今朝のTVで、「12歳の文学賞」を受賞した男の子の作品が紹介されていたけれど、オバマ氏にせよ、この男の子にせよ、言葉の力を見事に引き出して文章を紡ぎ出す感性に、元編集者魂はグラグラしちゃうわけだけど、現実世界の政治の複雑さには、ムーヴメントだけではちょっと扱いきれない難しさがあるのでは、、、とも思える。
大国アメリカの今後を決める大切な選挙だから、緊張感はただならぬものがあると思う。反面、日本では、小浜市が栗きんとんの上に小浜饅頭を載せて、「クリントンを上回るオバマ」を演出してみたりしているとか。イスラエルの和平交渉のニュースと、こんなニュースを並行して見ていると、世界の不均衡を見せ付けられているみたいで、不思議な気持ちになる。全部おんなじ地球上の出来事なんだよねぇ???
そういえば、今、イギリスのカリスマ編集者が来日しているとか。。。是非お話しを聞いてみたかったけれど、いかんせん時間がない。。。残念だけれど、来日の空気感だけ察するに留めよう。
「試験当日まで、残り45日」
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