主婦の友、91年の歴史に幕
大正六年創刊の雑誌「主婦の友」が、今月頭に発売された6月号をもって休刊するそうだ。“主婦”にせよ、“主人”にせよ、ちょっと時代錯誤な言葉に感じられることは確かだ。極度に核家族化が進み、未婚者も増えた上、女性も旺盛に社会進出する昨今、家庭を軸にした雑誌の休刊はやむをえないことなのだろうか。
仕事を犠牲にして一時的にせよ家に専属した我が身としては、家庭を穏やかに守ることほど大切なことはないと思うのだが、そうは言っても、永久にそれだけに専念できるとも思えない。家事の大部分は電化製品が上手にこなしてくれるし、おばあちゃんの知恵袋的な小技を使うシーンもどんどん少なくなっている。要は家族の精神的ケアに重点が置かれるが、それさえも、各々が忙しい毎日では、一日中母親が家にいる必要性とは結びつかない。社会的に活動の場を確保しないと、母親自身が孤立してしまいかねない。
……ということで、私もまた、士業の足がかりとなる免除資格を得るための勉強に本腰を入れなければ、と、焦り始める。システム監査技術者試験は、午後IIの論文がやはり、論点ずれずれになっているように思えるため、A評価を得るのは難しいだろう。秋期にはシステム監査の試験はないため、情報セキュリティアドミニストレータか上級シスアドを受けるしかない。落合和雄さんのテキストは、いくつも目からウロコが落ちるようなわかりやすいものだったが、セキュアドのテキストは果たしてどうだろう……?
出版社がいくつも消えていき、歴史のある雑誌が次々休刊する中、自分の生きる“時代”の流れというものを実感せざるをえない。“価値ある情報”の質も、時代とともにずいぶんと変わるものだなぁ。。。
「成績照会公開日まで、あと40日」
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