青い鳥文庫ジュニア編集者レポート
友人の娘さんが、昨年、講談社青い鳥文庫のジュニア編集者になった。刊行前の本の原稿を読み、感想文や帯文などを寄せるという、編集者にとっては市場反応を事前に確認できる貴重な存在。そのレポートがWebにも公開されたというのでURLを教えてもらった。全国津々浦々の子どもたちが、青い鳥文庫に親しみ、ジュニア編集者の仕事を楽しんだことがよくわかって楽しい。親としては、こういう子どもの自発的な行動を、将来設計の大切な機会にできてうらやましい。
かくいう私は、中学のときに、コピー機の会社が募集した作文コンテストに応募して、かなり評価してもらえたのか、なんとポータブルなコピー機を贈ってもらったことがある。そのときの感動具合は、あまり覚えていないのだが、親は当然喜んだし、私も、「文章書くことで生きていけたら楽しいな」と、淡い人生の方向付けをしたような気がする。それがよかったのかどうかは、今となってはわからない。もっと違う道もたくさんあったわけだから。でも、まだ何もできない子どもが、何らかの形で社会に関わり、それを評価される経験というのは、これも“ご縁”というヤツだと思う。我が息子にはまだ、書道展で入選したことくらいしか、記念すべきこともないのだが、そういう機会は大いに活用したいと思っている。
「成績照会公開日まで、あと46日」
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