コンパスとピザトースト
過日の授業参観で実習した“コンパスを使った模様”のプリントを、息子が持ち帰ってきた。最後にやったオリジナル模様で、先生に褒められた一枚だ。先生は、授業の最後で、「どうしてこれらの模様はキレイに見えるのかな?」と生徒達に質問し、“シンメトリー”の美しさについて考えさせたい様子だったが、生徒達の答えは「中心が軸の上にあるから」とか「いろいろなものが重なっているから」とか、ちょっとピントずれな印象だった。息子はその日の夜、「“黄金比”ってどういうものだっけ?」と訊いてきて、なんとはなしに“美しさ”について考え続けていたようだ。私個人は、ちょうどそのとき読んでいた『フェルマーの最終定理』に、モジュラー関数という何やら対象性にまつわる観念が出てきていたので、興味深かった。
とはいえ、そんな束の間の思索は、あっという間に日々の雑事に埋もれ、息子のコンパス模様は机の上に放置されていた。。。今朝、それを改めてまじまじと眺めながら、息子が一言 ――「今日のおやつ、ピザトーストがいいな…」―― はいはい、そーですか。息子の頭の中では、コンパス模様がいつしか、サラミに化けていたらしい(苦笑)。
「成績照会公開日まで、あと33日」
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コメント
たのしいであす「「
投稿: ころん♀ | 2008年8月28日 (木) 20時51分