「ナショナル・トレジャー2」&「おさるのジョージ」
ニコラス・ケイジがインディ・ジョーンズになってきたのはファンとして複雑なのだけれど、今回も面白く観ることができた。息子も夢中になって見て、派手なアクションはありつつも、残忍なシーンはまったくなく、最後は悪役の人まで祖先の名誉を守り自己犠牲の中で終わるという、優等生的映画だった。大統領とのウィットに富んだやりとりとか、別居夫婦の不思議な絆とか、見ているこちらも粋でイナセになれるような数々のスクリプト。過日亡くなった水野晴郎さんではないけれど、「映画ってほんっとに、いいもんですね!」――息子にはこれまでほとんど洋画は見せて来なかったけれど、そろそろ洋画も解禁できるな、と喜んだものの、本作を観終わった後、「女優さんって、いくらでもキスできてすごいね」と言っていたのを聞き、「やっぱりまだ早い?」……と、揺れる心である(笑)。
ところで、もう一本、オススメの映画を一つ! 2006年に制作された「おさるのジョージ」。これ、ETVで週末の朝やっているアニメも可愛くて好きだけれど、映画は本当によくできていてびっくりした。お時間ある方には是非是非観てほしい。黄色いおじさんとジョージの馴れ初めを、実に素敵に描いていて、楽しい作品。
秋期試験まであと104日
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