学研の家庭訪問
昨日のブログで、“息子がなかなか泳げるようにならない”とボヤいたら、その日のプールで進級して帰ってきた。「なんか、学校のプールの25mって短い気がする…」とは息子と友達との共通意見。まぁ、泳げたんだからいいけど、人間の距離感って不思議だなぁと思う。
ところで、昨日の午後、学研の営業員の人が家にやってきた。たいていの営業訪問はお断りするのだが、教育問題に関わることだったので話を聴いてみた。要は、「4年生からは、“学籍簿”と呼ばれる小学生の(相対評価の)内申書のようなものがつくようになるから、学校で9月・12月・3月と年3回行われる“まとめテスト”でよい成績を取るためのサブテキストを買いませんか?」ということなのだが、“学籍簿”のことも“まとめテスト”のことも知らなかった私には新鮮な話もあった。平成23年には学習指導要領が変わり、教科書も今の倍くらいの厚さにはなるだろうと、教科書会社でもある学研の人は言っていた。
夏休み明けの9月にそんなテストがあるなんて話は学校からは聴かされていないし、通知票とは別の相対評価の学籍簿が、中学校に送られるなんてことも知らなかった(…これって常識?)。まぁ、そんなつまらないことを気にする必要はないと思うが、こういう暗黙の仕組みをビジネスに取り入れる教育産業のしたたかさを垣間見た気がした。子どものためのヒートアップなのか、企業のためのヒートアップなのかが見分けにくいのが、教育産業の難しいところだなぁ、と思う。
秋期試験まであと75日
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