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2008年9月の29件の投稿

2008年9月30日 (火)

自転車 サイズアップ!

Bicycle20080929  日曜日、息子の自転車を買い換えた。これまでずいぶん小さい自転車で我慢させていたのだけれど、一気に24インチのギアチェンジできる少年用サイズへグレードアップ! まだ片手運転も立ち漕ぎもできないので、自転車を乗りこなしているとはとてもいえない状態だが、身の丈に合った自転車になってとても嬉しそう。購入店からの帰路、買ったばかりの自転車に乗りながら、「あー、今時速12kmで走ってる!」(メーターが付いているので一目瞭然)とか、「1速にすると超軽いよ!」とか、「へー、ライトは暗めだなぁ」とか、いろいろと実験しながら走っていた。これでようやく自転車で遠出のサイクリングもできるようになると思うと、私も嬉しい限りだが、我が家にはまだ2台しか自転車がない。ママチャリを両親兼用にしているから、家族ではサイクリングに行けないのだ。3台目が導入されるのはいつの日か……。でもその前に、自転車の置き場を確保しないと! 息子の自転車も、これまでの小さいのは納戸の中に納まったけれど、新しいのは今、書斎の本棚の前に鎮座ましましている。折りたたみ自転車にでもしないとダメだなぁ~。

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2008年9月29日 (月)

「ピアノの森」

Piano20080928  週末、夫と息子がレンタルビデオ屋さんへ行ってアニメを2本借りてきた。一つはクレヨンしんちゃん「爆発!温泉わくわく大決戦」、もう一つは、息子が「ママが観たそうだよ」ということで採用してくれた「ピアノの森」。小学生の男の子二人の、ピアノを通した友情の物語だったのだが、のだめカンタービレの千秋とのだめのようでもあり、サリエリとモーツァルトのようでもあり、ヒカルの碁のヒカルとアキラのようでもあり……。主人公二人の性格がどちらもそれぞれ素敵で、人と人との出会いの大切さが実感できるしっとりと楽しい作品だった。私としては、息子が“私のために”と借りてきてくれたことが嬉しく、2回も観てしまった! 原作マンガはこの二人の少年が大人になるまで続いているらしく、続きが気になる気になる!!

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2008年9月28日 (日)

ココログ 検索フレーズランキング

 ココログブログの右フレームの一番下に、いつの間にか「検索フレーズランキング」という表示が出現している。新しいサービスなのだろうが、急な出現にちょっと驚いた。このブログにも、時折覗いてくれる友人知人の他に、検索ワードから誘導されて来る見ず知らずの訪問者がいるわけだ。その人たちが、検索エンジンにどんな検索ワードを打ち込んだのかが、このランキングを見るとわかる。日ごとに変化するけれど、私が見たときには、「MBTシューズ」とか「シンラドーム」とか「巣鴨中学」とかのキーワードが並んでいた。どこぞの誰かが、私と同じ関心ごとを持ち、このブログが多少なりともその参照情報になっていることを思うと、いい加減なことは書けないなぁ…と襟を正すことになる。舌禍内閣が出だし早々悲惨なことになっているけれど、ブログ書きも、ただただ主観的な I statementを垂れ流しするだけでなく、中立公正な目線でそれを読み返して客観的になる必要があるなぁ…とも感じる。
Chugaku20080927 Kouritu20080927  先日、本屋で偶然見つけた『名門中学の作り方』という新書。ここ数ヶ月、中学受験にまつわる本を数冊読んできたけれど、この本は“中学経営も常に変化しており、今の名門がいつまでも名門というわけではない”という立場で書かれている。学校を運営・経営する側の視点で中学受験を眺めており面白かった。学校評価の際、偏差値の他にクオリティスコアという独自の指標を取り入れ、エクセレントスクール、エリートスクール、クオリティスクール、トラディショナルスクールと四つに分類している。マーケティングサイエンスで言うところのPPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)の分析手法みたいだ。また、《官学の系譜》と《私学の系譜》とは出発点からして目指すものが異なり、現在のグローバルビジネスの最前線で働いている人にとっては、今後ますます《私学の系譜》を発展させる必要性があるという話も。
 片や、『公立学校の底力』という新書も並んでいたっけ。こちらはまだ読んでいないけれど、学校評価という一つ事をとっても、人それぞれの視点があるのだろうなぁ。

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2008年9月27日 (土)

WIRED KITCHEN 浦和パルコ

Lib20080926  かねてより、浦和駅東口がきれいになったと噂では聞いていたのだけれど、金曜日はやっとこさ、駅前PARCOへ行って、高校時代の友人とランチをしてきた。6Fにある“WIRED KITCHEN”というお店に入ったのだが、その前にひととおりグルリと店内見学もした。さいたま市民図書館も入っていたが、これがピカピカでものすごく快適な感じの図書館でうらやましかった。機械で自動的に10冊もの本を借りることもできるらしく、本好きの人にはたまらない空間だろう。“WIRED KITCHEN”も居心地のよいところで、ランチもとてもおいしかった! 友人は、男の子3人のお母さんだが、「ショッピングはしないけど、映画を観に来たり、本を借りには来るよ」と言っていた。近所にこんなスペースがあると、退屈しないだろうなぁ。おいしいランチをいただきながら、話はもっぱら家族の健康管理と教育について。ミキ会員で健康管理にはことのほかうるさい友人は、「一日に良質のお豆腐を最低一人2丁は取って、いいタンパク質で身体作りをしなくちゃダメだよ!」とのたまう。「え~?! 一人2丁??」――― 我が家では、週に3人で1丁という感じなのに?! この友人、実家の人たちも皆大柄で壮観なのだが、自分の家族もみんな長身で圧巻なのだ。そうか~、1週間に一人で14丁もお豆腐を食べれば、あれくらい大きくなれるのかぁ。。。と妙な納得をしてしまった。高校時代は、バスケット部で私がガード、彼女がセンターを務め、阿吽の呼吸でパス回ししたっけ……そんな時代も今は昔……二人とも、日々子育てに悩むただのお母さんになってしまった

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2008年9月26日 (金)

元気を出して!

 毎日、子どもが学校から帰ったときの顔を見て、その日一日、どんな日だったかな?と想像する。活き活きと嬉しそうな顔をして帰ってくることもあれば、しょんぼりして意気消沈して帰ってくることもある。うちの子から学校のことを聞き出すのは至難の技で、たいていは顔色を見ておおよその様子を想像するしかない。
 今週の水曜日は、いつになく元気のない様子で鼻声になって帰ってきた。あれれ?学校で何かあったかな?泣いたのかな?と咄嗟に思う。「今日は何か面白いこと、あった?」と尋ねても反応なし。体温を測ると37度。運動会の練習がキツくてバテたかな? いつも息子の帰宅直後に遊びに来る友達が、来ない。う~ん…こりゃ、何かトラブル発生? 4年生ともなると、子どもの人間関係に親の出る幕はほとんどない。自分で何とか解決してもらうしかないのだが、何かを相談してくるわけでもなく、ただ元気のない様子を見せられると、こちらは心配で心配でたまらなくなる。憂鬱なときは気分転換しかないよな、と思い「自転車で本屋さん、行かない?」と誘ってみる。最初はウジウジとはっきりせず、マンガを読んでごまかしていたけれど、そのうち「行こっか…」と立ち上がった。
 幸い、真っ青な空と気持ちよい風。ペダルを漕いでいるうちに気分も晴れてきたのか、ほんのり微笑みも戻ってきた。「言葉って、誰が最初に考え出したんだろうね?」なんて、いつになく根源的な質問が飛んできてビックリしたが、これから先も、答えのわからないいろんな問題に直面するだろう息子を見ていると、ただただ“がんばれ~”と内心で応援するしかない。
 そんなわけで、夕方はなんだかしんみりしてしまったけれど、夜はまたいつものように、「さっさと宿題終わらせなさ~い!!」と頭から角を生やし湯気を出す私だった。(単に、宿題の量が多くて落ち込んでただけだったりして…?! 翌朝も鼻水タラタラだったけれど、「行ってきまーす!」と元気に出ていって一安心)

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2008年9月25日 (木)

世界自然・野生生物映像祭

Ari20080924 Man20080924  10月4,5日の2日間、東京国際フォーラムで「世界自然・野生生物映像祭」という催しがあるらしい。世界40ヶ国以上の国から寄せられたワイルドライフ映像の上映と講演があるという。BBCやナショナル・ジオグラフィックからのフィルムもあり、かなり面白そう! 先日の科学技術館でのシンラドームの映像は、ちょっと消化不良の感じもあったので、こちらの映像祭で“昆虫”とか“ワニ”の生態を見せてやりたいなぁ~と思う。科学技術館からの帰り道、北の丸公園の中の道にたくさんの毛虫がいて、昆虫には敏感になっているから尚更効果的かも

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2008年9月24日 (水)

科学技術館シンラドーム

Sinra20080923  秋分の日は、息子をサイエンス倶楽部やLegoのクレファス教室に誘ってくれたお友達と科学技術館へ。シンラドームという所の3Dの映像上映がメインの目的。一日に各回15分ずつ、計5~6回の上映があるのだが、第一回目の“天の川銀河”の上映を観た。入り口で3Dメガネを手渡され、ドーム状の劇場内へ。私としては“セントラルドグマ”というDNA関連の上映の方が面白そうに思えたのだけれど、多数決で“天の川”を見ることになった。以前、科学博物館の「ミイラと古代エジプト展」に行ったときに、同じような3D映像の上映があって酔っ払った記憶があるが、今回も同様、かなり深度のある3D映像に、フラフラに酔っ払った。たった15分なので、あっという間に終わってしまったけれど、息子は「面白かった」と言っていた。お友達の方は、技術館の会員になっていて、夏休みの最終週だけで3回も来ているほどのツワモノで、常設展示よりは大学や研究所の研究者によるナマの講演講義目当てで訪問しているらしく、この日は息子の好きなように回らせてくれて助かった。とても同い年とは思えないほどのお兄ちゃんぶり。同じ一人っ子なのに、どうしてこうも違うかなぁ~?と首をひねった。お願いだから、もうちょっとお兄ちゃんになっておくれよぉ~!

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2008年9月23日 (火)

Jimin戦隊5レンジャー

 先日の新聞の投書欄に面白い記事があった。結局麻生さんが総理になって明日には新内閣組閣という状況だけれど、その投書では、5人の総裁候補者全員で戦隊風に総理を兼務したら?と書いてあったのだ。爆笑しつつも私は、「それ、いいかも!」と真剣に思ってしまった。各候補それぞれ得意分野があって、一人ではとてもこの難しい政局を取りまとめられないように感じられても、5人もいればなんとかなるかも……というのは嘘で、国民の意思とは乖離したところで勝手に総理大臣が決まっちゃうよりは、いっそ自民党全員で今の政治の責任を取ってよ!という感じ。それにつけても、桃レンジャーは小池百合子氏で決まりとしても、赤レンジャーになれそうな人がいない。やっぱり戦隊風にしてもダメなのかぁ。麻生さんは私から見ると、ガッチャマンで言うところのツバクロのじんぺいみたいな感じだ。「♪誰だ、誰だ、誰だ~、投げ出しのかなたに踊る影、ドングリの背比べ、5レンジャー♪」――― なんだか投げやりな気分で口ずさんでしまうけれど、こうやって茶化す国民性が本当は一番問題かも。もっともっともっともっと、真面目に考えきゃいけない問題なのは重々承知なのだけれど、市井の一市民がどんなふうにジタバタすればいいのかもわからず、ただクチをあけて眺めるばかりだ。。。

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2008年9月22日 (月)

子どもの自立と親の子離れ

 中学生のお嬢さんを持つ友人から「秋本番の行楽シーズンなのに、部活に夢中な娘がどこにも出かけたがらない」とのメールが! 確かに、熱心な部では土日休日返上で毎日朝から晩まで活動することになるから、家族旅行どころではなくなってしまう。子どもが着実に自立している嬉しい悲鳴なのだが、ずっと手塩にかけて育てていた子どもがスルスルと手を離れていくのは、親としては寂しい限りかもしれない。
 うちの場合は、そう順調に自立してくれるのかが不安だけれど、最近の口癖の一つが「ママ、お節介!」になってきているのを見ると、わずかずつでも独立の兆しはあるのかも。そういえば、パラリンピックの男子800m(車イス)で金メダルを取った伊藤智也選手のインタビューには目頭が熱くなった。金メダル受賞の感想を訊かれて、「今まで生きてきた中で5番目に嬉しい! 子どもが4人いるから(そのそれぞれの誕生が感動の第一位で)金メダルは5番目」なのだそうだ。あのインタビューを偶然TVで聴いたときには、「ほんと、子どもを授かっただけで大いなる幸せをもらってるんだよなぁ」としみじみしてしまった。進路やら将来やら、気になることは尽きないけれど、たまに一緒に散歩に出かけて一緒に笑い合えたら、親冥利につきるというものかな?

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2008年9月21日 (日)

サイエンス倶楽部体験授業

Mono20080920  二人のお友達から熱烈勧誘されていた「サイエンス倶楽部」という理科実験専門の教室。その体験授業を土曜日に受けてみた。テーマは“音は伝わる?”―― 午後2時から5時までの3時間をかけて、音についていろいろな実験をさせてくれた。まずはグラスハープ。様々な形のグラスに水を入れて鳴らす実験。どうやって鳴らすかという推理から始まって、水面の観察や水の量での違いなどを試行錯誤で調べた。また、音叉を水面に当てて観察したり、20mもの伝声管を使って屋外で巨大伝言ゲームのようなこともした。その後、丸底フラスコの中の鈴の音が、真空になったときにはどうなるかの実験、媒体ごとに違う音の伝わる速さの解説、、、。そして「簡単モノコード」という、1本のテグスを弦にしたお琴のような楽器制作。少し時間延長までして、パソコンとマイクと音解析ソフトを使った波長観察。最初は緊張していた息子も、最後には嬉々として実験に取り組み、とても楽しんだようだ。いやまぁ、いろんな習い事があるものだ。夫は小学生のときに同様の教室に通っていたそうだから、特に珍しくも思わなかったようだが、田舎育ちの私には、そりゃーもうビックリ仰天の体験だった。実験というから、もっと汚いところでぐちゃぐちゃになりながら取り組むのかと思いきや、清潔で消毒液の匂い漂う化学研究室のようなところで、真っ白な白衣を着て本当の研究者のような格好でいっぱしの顔をしてやっていて、笑ってしまった。

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2008年9月20日 (土)

半径の次は直径??

Itpro  情報システムの認証プロトコルとしてかなり長期間活躍していたRADIUSというプロトコルがある。Remote Authentication Dial In User Serviceの略だが、つなげると“半径”という単語と同じ綴りになっていた。しかし、ネットワーク利用者が増加し、アクセス管理も複雑になってきて、さすがにそろそろこのRADIUSでは機能に不足が出てきたそうだ。で、次なるプロトコルとして注目されているのが“Diameter(直径)”。ネーミングは単なるオヤジギャグ的発想で、Diameterが何かの省略形だというわけではないらしい。でもこのDiameter、RADIUSを継ぐAAAサーバ(認証→承認→アカウンティング)として、機能豊富で安全性・信頼性にも優れた拡張版になっているらしい。ITProのページにあった比較表を転載させてもらおう。まったくもって、IT周辺の取り決めの細かさや緻密さには舌を巻くが、想像力のない機械同士の言葉やコミュニケーションを一から規定しているのだから、言語学や論理学と同様の奥深さにならざるをえないのもうなずける。
 半径→直径ときたら、その次は“circuit(円周)”とか“pi(π)”とか、そんなとこかな?と、くだらない想像力で遠い将来など予測してお茶を濁そう。

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2008年9月19日 (金)

夫子の道は忠恕のみ

 新聞を読んでいたら出てきた言葉“忠恕”(ちゅうじょ)。『論語』に「夫子の道は忠恕のみ」とあるそうで、曾子が他の門弟に、孔子先生の一貫した道とは何か、と問われて答えた言葉だそうだ。「治国の根本は忠恕の心である」とも取られ、忠恕=真心・思いやりの心だと辞書にもある。
 自民党総裁選の5人の候補について、あれこれ取り沙汰され品定めされているけれど、正直言って誰を信頼していいのかわからない。彼らのすべての言動を正確に見聞きしているわけでもないから無責任なことも言えないが、国を憂うというよりは、目の前の政局だけしか気になっていないように見えてしまう。800兆円という財政赤字一つとっても、もっともっと国を憂い将来を憂いてしかるべきなのに、皆一様に能天気な気がしてしまう。私が悲観的すぎるのだろうか? しかも、これだけ悲惨な政治状況を本気で改革するつもりなら、逆にそう易々とは立候補などできないのでは、と思うのに、候補は乱立し、“誰がやってもこの程度”という雰囲気が蔓延している。政治・経済を熟知し、なおかつ忠恕の心をもって市民生活に配慮できるヒーローは現れないものだろうか?
 今私が切に願うのは、“心を律する”政治家の出現かもしれない。ふわふわして地に足のつかない華奢でナイーブな現代人の心を一喝してくれるような人。細々した政策やらマニフェストやらよりも、“目の前のことをしっかりやろう!”という気概を国中に浸透させる方がよほど効果的な気がする。

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2008年9月18日 (木)

Mauka Meadows 熊谷アズイースト店

 昨日は熊谷にランチに出かけた。小中高校時代の友人が熊谷在住で、教師をしているのだが、たまたま先週末が勤務校の文化祭だったため、振替休日だったのだ。この友人、昨年私がハワイで利用したコンドミニアムを使って、今年の夏の休暇を過ごしてきた上、これまた私が紹介したコーヒー農園にも遊びに行ってきたそうで、ちょっくらハワイ気分をよみがえらせようということになった。ランチの場所も、“Mauka Meadows”というドトール系列のお店で、ハワイ島のコーヒー農園と同じ名前。ハワイの気持ちよい海風を思い出しながらのランチとなった。私が行ったときには、砂浜で海ガメを見ることはできなかったのだけれど、彼女が行ったときは、あちこちの砂浜で海ガメを見かけたそうで、うらやましかった。
 埼玉県はここ数年、教育現場での試行錯誤が激しく、前期後期制になったり、秋休みが導入されたり、土曜も登校日化する学校があるとか、私立校が次第に中高一貫化しているなど、先生ならではの内輪話を聞かせてもらった。高校時代は毎日のように通っていた熊谷駅だが、ずいぶん様変わりしていて未知の駅のようだった。それでも、友人は数年ぶりの再会でもほとんど変わらないとは不思議なものだ。

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2008年9月17日 (水)

リーマン・ブラザーズ破産法適用

 1997年に自主廃業し2005年に解散となった山一證券株式会社の記憶が薄れ始めた今日この頃だが、2008年9月15日には、サブプライム問題から派生した金融恐慌により、アメリカの巨大証券会社が破産に追い込まれた。金融や証券の仕組みが、私にはほとんどよくわからないが、他の業態と同様、金融界も業界再編の波に洗われ、どんどん一部企業が巨大化し、その他の企業を飲み込んでいる。
 小さく分散して個々がローカルに活動する世界なら、一部の悪影響が伝播する範囲も限定されるのだろうけれど、これだけグローバル化した世界だと、どこぞの見知らぬ無責任人間が起こす不祥事が、みるみるうちに全世界に広がってしまう上、結局の原因は何?ということまで特定しづらくなってしまう。しかも、ローカルなら徹底的なみそぎもやりやすいけれど、グローバルな中では、糾弾の矛先は逆に分散してしまい、自分が当事者であることすら意識しづらくなってしまう。ほんの半世紀弱しか世の中を見ていない私だが、現世の怪しい不穏さと不安は、いまだかつて体験したことがない。宮澤賢治は「世界全体が幸福にならない限り個人の幸福は望めない」と言ったが、私の見る現世はどちらかというと、不幸を一部の人に押し付けるか、未来へ先送りすることで、なんとか成り立っている虚構のようだ。よいものを蓄積していくというよりは、消費・消費・消費……。消費を続けないと経済が回らず、全員が総倒れしてしまいそうな不安。慈しみ育てるという生物の基本に背く、画一的法制度の下で蠢く冷徹で容赦のない市場原理。
 いやはや、自分の身にストレートに降りかかった事件ではないけれど、ニュースを聞くたびにブルーになる。明るいニュースが聴きたいよぉ~。

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2008年9月16日 (火)

カナヘビとKY三人衆

Niwa20080915 Kanahebi20080915   日曜の夜から月曜日は、敬老の日ということもあり、実家にPCの設定サービスに行った。するとそこにはまた、いとこ二人とそのパパが遊びに来ていて嬉しい偶然。この親子三人は、全員イニシャルがKYなのだが、ものすごくよく気の付く優しい親子。親がPCにかかりきりになっている間、実家の庭でいとこ同士遊んでいた。庭には赤ちゃん“カナヘビ”が大量にいて、それをみんなでつかまえて虫かごに集めた。愛らしい瞳と愛嬌のある舌、5本指のくすぐったい感触……子どもたちはすっかり“カナヘビ”の虜になって、手や腕をはわせてペットのように可愛がっていた。この週末、息子にとってはアドベンチャー度満載の休日となった。

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2008年9月15日 (月)

湯の丸山登山

Yma20080914_2 Iwa20080914_2  土曜日曜と嬬恋に出かけ、湯の丸山登頂を果たした。土曜日の一度目のチャレンジでは途中で雨が降ってきて中ほどで下山。日曜にリベンジで再挑戦したら、ものすごい好天で気持ちのよいハイキングになった。息子は初めての2000m級山の踏破。眺めのよい場所で下界を見下ろした息子が「あー、こんな景色を見てると、ちっちゃい悩みなんて忘れちゃうなぁ!」と言ったので内心大笑い。頂上では大はしゃぎして、さらに北峰まで稜線を歩いて渡った。下山時はだいぶヘロヘロになっていたが、なんとか無事降りてきた。山では、マツムシソウやミヤマリンドウなど、紫の花がとてもきれいに咲いていた。

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2008年9月13日 (土)

天使の寝顔&天使の歌声

 朝晩がずいぶん涼しくなってきて、子どもの寝つきがよくなった。朝までぐっすり、気持ちよさそうに眠っている。“子どもの寝顔を見ると元気になる”とはよく言われるが、あどけない無邪気な表情は、小学4年生でも健在だ。起きているといろいろと生意気なことも言うし、だんだんひねくれた考え方もするようになっていて、素直さは徐々に失われつつあるけれど、寝ている間は幼少の頃のまま、無防備そのもの。まさに天使の寝顔で、ついうっとりと見惚れてしまう。
 昨日の授業参観は初めて音楽室で音楽をしているところを見た。子どもの歌声というのはまた、音痴でもなんでも、何か和むところがあって、心が洗われる。天使の歌声とはよくいったもので、清らかなエネルギーをもらえる気がする。
 要するに、「天使=子ども」ってことかな。いつまで天使でいてくれるのか、、、。
 この連休は、湯の丸山ハイキング実現! 山に登ると、大人でもちょっとは天使に近づけるような気になるんですよね(^^) Let's 命の洗濯だぁ~!

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2008年9月12日 (金)

ビアガーデン at 赤坂

Dinner20080911  “食欲の秋”到来!ということで、昨晩は久々に、元いた会社の女性6人で食事会をした。うち私を含む2名は既に退職しているけれど、あとの4人は在職してバリバリ頑張っている。時とともに人事異動などで配置転換があるが、いい按配にこのメンバーの部署が社内のあちこちに分散しているため、部署ごとの事情やら会社の全体構造が透けて見えて、いつも面白く参加させてもらっている。
 今夏最後のビアガーデンで、という幹事の粋な企画で、屋根つきのラナイのような場所で飲み放題。“ラ・スコリエーラ”(伊語で「岸壁」だそうな)という南イタリア魚介料理のお店で、私の在職中にはなかったお店だ。赤坂サカスも、私の退職と時を同じくして完成したから、街全体が私の記憶とはどこか違う(まだ一年も経ってないのに!?)。
 おいしく飲んで食べてドンチャカやったので、何を話したかよく覚えていないけれど、みんな元気そうで何よりだった。健康の話にもなったけれど、やはり何事もなく元気が一番! 最近の健康診断では、マンモグラフィーという(胸をコピー機にはさみこむような屈辱的な検査らしい)乳がん検査も導入されて、すごく痛いとかいう話もあった。私はやったことのない検査だ。バリウムとか胃カメラとか直腸健診とか、嫌な検査がいろいろあって、私などは健康診断をすることで病気になりそうだ。ともあれ、また元気に集まれるのを楽しみに、日々がんばりましょー。

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2008年9月11日 (木)

すごいビル設計

Tower20080910  マイミクさんが北青山で撮影したすごい形のビルの写真。楔のような形で、上層階ほど太い。今にも倒れてきそうな感じで、周囲にはものすごい圧迫感なのでは、、、。どう見ても物理法則に反してる気がして、こんなビルにテナント入るのかなぁ?と心配にもなる。意欲的というか挑戦的というか、設計は楽しいだろうけど、実用性の上でどうなのか? 今度北青山を歩いた折には、中に入って様子を窺ってみたいなぁ。
London20080910  一方、ロンドンではトンカチみたいなビルが建設中……と思いきや、こちらは解体中とのこと。構造設計上、下から上へ向かって解体しないといけないとかで、こちらもちょっと信じられない光景。最近はあちこちに、面白いデザインやびっくりするような形のビルがたくさん建って、建築を勉強している人には街中が題材に見えるかもしれない。お医者さんは人の身体を扱う仕事として重責を担っているけれど、建築家も自分が設計した建造物の中で人が長い時間を過ごすことを考えると、責任重大だな…とつくづく思う。世の中、エキサイティングな仕事っていっぱいあるもんですね。自分の仕事をエキサイティングなものにし続けることが、仕事を楽しむコツかな?
 9・11からもう7年――私もあの展望台まで上がったことがあるが、超高層ビルのあっけない崩壊シーンは脳裏に焼きついている。
 そういえば、Googleが洋上データセンターで2006年に特許出願していたそうだ。波力や風力発電で電力をまかない、海水を淡水化してサーバ群を冷却するとか。これまた何ともエキサイティングな構想。そのうち全家屋洋上化!とかいう時代もくるかもしれないし、この特許の行方はちょっと気になる(笑)。

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2008年9月10日 (水)

天高く馬肥ゆる秋

 昨日の空は本当に高かった。真っ青に澄み渡って清々しく、朝の空気はひんやりとして心地よく。。。あぁ、秋だなぁ~。リンドウの花に誘われて、週末の三連休で湯の丸山ハイキングの計画が発動中だ。片道一時間ちょっとの軽い山だが、この季節ののんびりハイクには最適な感じ。実現するかどうかは夫の仕事と息子のノリ次第だが、肥えてばかりもいられない私としては、是非実現させたいものだ。

Kokoroe20080909  肥えるといえば……相撲協会が、大麻疑惑で大騒ぎ。昨年の相撲部屋リンチ事件以来、ゴタゴタ続きの相撲界。そもそも、国技である相撲なのに、日本人力士が育たず、外国人力士ばかりが台頭する昨今の状況が、何かをゆがめているのかもしれない(いや、私は白鵬好きですけどね)。土地柄、ちゃんこのお店はたくさんあるし、相撲部屋も近所にいくつかあり、道ではよく力士とすれ違う。ちびっこ相撲も毎年行われて、地元の小中学生も稽古をつけてもらっては参加している。こうしたほのぼのした光景とは対照的に、現実の稽古はキツく、はいあがっていくのは並大抵のことではないのだろう。武蔵川部屋のオフィシャルページに、力士修行心得があった。このところの不祥事を思いながら読むと興味深い。ボクシングにはハングリー精神がつきものだけれど、同じ勝負の世界である相撲界でも、ハングリー精神は勝敗を大きく左右するだろう。今どきの若い子には(私くらいの世代でも?)、このハングリー精神が欠けている場合が多い。かくいううちの子も、ハングリー精神とはおよそ対極にあるノホホンぶりだ。ハングリー精神の欠如は、緊張感の欠如。喰うか喰われるかという切羽詰まった体験が皆無の子どもたちにとって、勝負の世界というのもひと昔前とは様相が違うのかもしれない。(一人っ子で食べ物の取り合いなんてしたこともない息子はよく、友達が遊びに来て私がおやつを出すと、先に全部友達に食べられてしまって泣いていた(^^;;;)
 天高く馬肥ゆる秋―――漢語では「秋高馬肥」と書かれるこの言葉。中国では、日本のように“おいしいものいっぱいの秋”という意味では使われないそうだ。秋の訪れとともに南進して漢民族を脅かす騎馬民族の脅威を畏怖する言葉とか。要するに、外敵の侵攻に対する警戒の言葉なのだ。外国人力士を外敵とは思わないけれど、最近の緊張感のない相撲界に送りたい言葉ではある。

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2008年9月 9日 (火)

露骨な嫌煙家

Taspo20080908_2  我が家は誰もタバコを吸わない。親戚も、吸う人はほとんどいない。ということで、息子は生まれながらの嫌煙家。しかし、相当露骨な嫌煙家なので、一緒にいる方はかなり気まずい。道を歩いていたり、レストランに入ったりしたとき、タバコを吸っている人を見ると、グッと口を押さえ眉をひそめてイヤ~な顔をする。そして路上なら足早に通り過ぎ、煙が見えなくなったところでプハーッと息継ぎするわけだ。
 日曜の夜、珍しく外食しようということになり、近所の焼肉屋さんへ行った。当然分煙されているかと思いきや、店内すべて喫煙可で大失敗。入ったときには人が少なかったので気にしなかったが、だんだんと店内が混み合ってきて、私たちの後ろの席でも横の席でも、タバコを吸う人が出現! すると息子は「胸が苦しい!」と言い出し、胸を押さえたり口を押さえたりして苦しそうな顔をし始めた。そして大声で「モノを食べる場所でタバコを吸う人って、信じられないよ! あ~、ボクが癌になる確率が今1%増えた!」なんて言葉を次から次へと言い始める。「もー出ようよ! ケムくて食べてられない!」…こちらは顔から火が出る思いで、店の下調べをきちんとしなかったことを後悔しつつ、慌てて残りの肉を頬張る。たまの外食くらい、のんびりゆっくりと舌鼓をうちながら食べたかったのに、これじゃぁ食べた気がしない。注文分をあっという間に平らげて、ほうほうのていで出てきた。いやはや……。
 喫煙家と嫌煙家の溝というのは、かなり深い気がする。私は昔、モクモクの編集部で仕事していたこともあるから、まぁタバコ好きの人の気持ちもわからぬではないが、夫も息子も、まるでゲジゲジでも見るかのような目で見て毛嫌いする。確かに、路上に平気で吸いカスを捨てる人には正直頭にくるし、人の煙でむせるのは気持ちが悪い。身体に悪いことを敢えてするデカダン的嗜好は勝手だが、人に迷惑はかけないで欲しい。……単なる趣味趣向の違いではなくて、呼吸器系をおびやかす生命に関わる習慣だから、溝は深まらざるをえない。喫煙家には肩身の狭い世相になりつつあるのは大歓迎だが、まだ、うちの息子ほど露骨に敬遠するほどには厳格になっていない世論。タスポが導入されると同時に、近所のampmがタバコ販売を始めた。喫煙家が足繁くそのコンビニに通っているのが傍目にもわかり、その周辺の環境が一気に悪くなった。“絶対に人に迷惑はかけない!”という強い意志のある喫煙家を期待するが、そういう強い意思のある人は、吸わないんだろうなぁ。(←差別発言ではなく、喫煙と逡巡が兄弟みたいなもんだと思っているというだけです)
 神奈川県では、禁煙条例が発令されたらしい。せめて全国で、分煙の徹底化だけはしっかりとして欲しいな。

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2008年9月 8日 (月)

第65回ベネチア国際映画祭

Banana20080906  「アキレスと亀」はともかく、「ポニョ」と「スカイ・クロラ」のベネチア映画祭での評価が気になっていた。結局、主要な賞は逃したようだが、三作とも何かしらの特別賞を受賞していた。
 宮崎監督には、この夏、初孫が誕生したそうで、生まれたばかりの男の子に「ペンを握れ!」とハッパをかけたとか。親子三代のアニメ監督をついつい期待してしまう。また、知り合いが、ちょっと前に押井守監督にインタビューしたそうだが、犬好きの監督の好物が高級バナナだと聴き、笑った笑った。でも、中には10本で6300円とかいうバナナもあるそうだから侮れないか。。。どの監督も個性的で興味深い人となり。宮崎さんには是非、お孫さん向けの映画をもう一本! 押井監督には是非、デジタルアニメのさらなる可能性を見せていただきたいものだ。

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2008年9月 7日 (日)

NESCAFE CHARGE

Oazo20080906 Photo20080906  土曜の午後、東京駅前のOAZOに散歩に行ったら、OO広場でNESCAFEの新製品キャンペーンをやっていた。詰め替え用の珈琲パッケージの実演体験をすると、3Dトリックアート中で記念撮影させてくれるというもの。キャンペーンのキャラクターがアインシュタインだったものだから、夫も息子も「やろう!やろう!」とノリノリで、早速トライ。詰め替え作業はものすごく簡単で、空気に触れさせることなく一瞬で終わるビックリアイディア。空気砲のようにパッケージの底をポンッと叩けば出来上がり! それ自体も面白かったが、トリックアートの実物を見るのも初めてだったため興味津々。作者が横に控えていて、絵が消えたり薄れたりすると、そばから修正を入れていた。普通に見ると何の絵なのかよくわからないのだが、ある決まった位置から見ると見事にアインシュタインの珈琲チャージタイムとなる。記念撮影をもらってみると、アインシュタインの持つNESCAFE CHARGEの底を、私たち家族がポンッと叩いている図だった。洒落た企画で、休日の午後のひとときを楽しんだのだった。

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2008年9月 6日 (土)

巣鴨学園中学 学校説明会

 残暑厳しき中、上池袋にある巣鴨中学の学校説明会へ行ってきた。池袋からも大塚からも、歩いて15~20分と、かなりの距離。知り合いの息子さんが通っていたと聞くが、その内実は噂レベルでしか知らない。フンドシでの遠泳や大菩薩峠の夜通しハイキングが有名だから、さぞや筋肉質で色黒な精悍な生徒がいっぱいなのだろうと想像しながら行ったが、現実はそうでもなかった。
Sugamo20080905  校門を入ってすぐの土のグラウンドで体育の授業が行われていたが、意外に色白でプヨプヨっとしたポッチャリ系の子が多くてびっくり。全学冷暖房完備だそうだが、会場の体育館はさすがに冷房もなく、汗をかきながらの拝聴となった。事前にホームページで読んだ校長先生の文章は、ずいぶん個性的で熱のこもったものだなぁと感じたのだが、実際ご本人のお話を聴いて、それは確信となった。もう還暦も過ぎておられるというが、若く情熱的な印象の堀内不二夫校長。何より、ものすごくざっくばらんな語り口が印象的だった。年中学校開放状態であること、月末の学園祭には是非来るようにとのこと、モチベーションの大切さ、硬教育という創立理念とその後の「文武両道・質実剛健・努力主義」について、塩野七生ファンであること、「志」の文字の成り立ちなどなど、ずいぶんいろいろな話をされていたが、どれも面白く飽きなかった。極めつけは、校長が揮毫されたという「生々志師」(せいせいしすい)という文字入りの手ぬぐいのプレゼント。巣鴨は、校長先生のカラーが特徴的な学校だと実感した。
 教室には、42~49人ほどの生徒がギュウギュウと座っており、ちょっと狭い印象。中学生の校舎は廊下も階段も狭く、床も汚かった(文化祭時の麻布といい勝負)。剣道の有段者の名札表が体育館下のピロティに掲示されていたのが面白い。
 配られた資料も大量で、現役生のナマの声を反映する数々の作文集が8冊もついてきたのが嬉しかった。不思議だったのが「生徒通学地域別表」。なぜか中学生には現在、千代田区からも中央区からも通う生徒がほとんどいない。唯一3年生に千代田区からの生徒が一人いるだけだった。なぜなぜ?? 千代田区や中央区育ちの子はひ弱で、巣鴨の教育方針についていけないから?などと想像したが、原因は不明。遠くは、本庄や秩父や宇都宮・長野などから通ってくる子もいた。過日の海城学園では“ジェントルマンを育てる”ということだったが、巣鴨では“将来の男を育てる”ということで、こういうところにも校風が出るなぁ、と感じた。嘘か誠か、「登校拒否ならぬ下校拒否の子がいるくらい、学校生活を皆楽しんでいます」との校長先生の言葉が微笑ましく、わが子にもそんな学校生活を営んでほしいと切に思った。

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2008年9月 5日 (金)

Yes,I know a number

 これ、オバマ氏のセリフではない。以前見たクイズ番組で紹介されていた、アメリカで“あるものを覚えるときの語呂あわせ”の言葉だ。さて、それは何か……?
Yes,I know a number
3.1416
そう、円周率を小数点以下4桁のところで四捨五入した数字だ。日本では“円周率は約3”というトンデモ教育が行われていた時期もあったらしいが、アメリカではとりあえず、小数点以下4桁までは押さえてるということだ。
 円周率と聴いて思い出すのは、『毎月新聞』の佐藤雅彦氏の解説。「円周率」や「内角の和は180度」というのを、実際に空き缶と巻尺を使って検証したり、紙を切るなどして体感させてくれる解説があまりに秀逸だったので、記憶にしっかり刻まれた。百聞は一見にしかず…、いくら教室に座ってテキスト片手に勉強しても、“体験”に勝るものはない、といつも思う私。――― そんな私のポリシーを知ってかしらずか、息子が「今の塾をやめて、サイエンス倶楽部に入りたい」と言い出した。ふむふむ…私はいいんだけどね~パパは反対するだろうねぇ~。過日読んだ『合格パスポート』には、夫婦の意見を合致させておくことは絶対だと書いてあった。少なくとも子どもの前では合致しているフリでもいいから、しておくべき、と。さぁ、どうしましょう??

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2008年9月 4日 (木)

間近で触ったMacBook Air!!

Air20080902 Choco20080902   夫がAirMacを買った。ネットやCMや量販店などで見てはいたけれど、間近で触ってみると、その薄さとデザイン性には改めて唸らされる。私が最初に「アレに似てるな」と思ったのは他でもない、ヨックモックの“ドゥーブル ショコラオレ”。角がしなやかに面取りされていて、繊細で軽いイメージ。よくぞここまで!というくらい薄い。キーボードのキーの薄さくらいしかなさそうだ。電源プラグも着脱がマグネット式になっていて、USBポートなども洗練されている。B5判のノートの横に置いてみても、あまり違いを感じない。本当に、ノートを持ち歩くような感覚だ。しかも静か! 私が今使っているVAIO君は、起動中ずっとウーウー唸っているのに、AirMacちゃんは大和撫子のごとくシーンとしている。画面切り替えとかが若干遅いかな?と思えたけれど、このスリムな魅力には誰も勝てないでしょう。。。いやぁ~、まいったまいった。私も欲しいよぉ~!

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2008年9月 3日 (水)

『中学受験 合格パスポート』

Passport20080902  数ヶ月に一度、ミキプルーンを送ってもらっている友人から、プルーンの健康資料と一緒に『中学受験 合格パスポート』という本を送ってもらった。さいたま市の南区に住むこの友人は、3人の男の子のお母さんだが、そのうちの一人がこの本の著者が運営する「花まる学習会」という塾に入っており、もうすぐ受験なのだそうだ。
 本には、中学受験に臨む際の親の心構えや、ケースバイケースとしての事例紹介などが書かれており、興味深く読んだ。「志望校選びは100%親の仕事」とか、「母親の『のんびり』に最悪なし」とか、「『受かればいい』では本当の実力が伸びず」など、目次立てを見ただけでも関心をそそられる項目が並ぶ。ゲームやテレビ・マンガに対するスタンスの解説はちょっとショックだった。――テレビゲームで息抜きしながら難関校に合格した子もいますが、私自身は禁止した方がいいと思います。一般的には、合格まではゲームはお預けにするのが成功した人たちのスタイルです。最初から買い与えない家庭も多いですね。マンガもいりません。そもそも上位を狙う子たちは、そういうものに興味を持ちません。――とは。。。とほほ。。。私自身は、活字だけの本もマンガも、それぞれの価値があると思っているから、この点は、著者の高濱先生とは意見を異にしていた。去年まで登校班でお世話になっていたお兄ちゃんは、この4月から早稲田実業中に元気に通っているが、そのお母さんはとても鷹揚な人で、「ゲームで息抜きできれば、いいじゃな~い」と以前話していた。何事も親の考え方次第、向き不向きもあるから、こうした本は適度に参考にするしかないわけだが、“受験までに学ぶ量は膨大で、普通なら溺れてしまうほど”という表現どおり、この著者も家庭学習は必須と書いていた。ここまで家庭学習ほぼゼロ時間の息子の意識改革、5年生の春か、6年生の春か、はたまた改革せずに公立に進むか、、、悠長に構える親を尻目に、時は進む。。。

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2008年9月 2日 (火)

空っぽになってる頭の中(T T)

 久々に勉強再開してみたら、案の定頭の中は空っぽ。特に規格関連がすっぽり抜け落ちている。復習を兼ねて、セキュリティ関係の主要規格を箇条書きでまとめておこう。
○BS7799:情報セキュリティマネジメントの英国規格。第1部は情報セキュリティの“あるべき姿”(ベストプラクティス)について記載。第2部はISMSフレームワークを示す。2002年に改訂後、日本のISMS認証基準(ver2.0)に採用される。→ISO/IEC27001へ
○ISO/IEC17799(JIS Q 27002):BS7799の第1部を国際規格化したもの。実際上の経験に基づいて策定された135の詳細管理項目が列挙されている。ITに限らずドキュメントなどの紙媒体や要員なども含む。→ISO/IEC27002へ
○ISO/IEC27001(JIS Q 27001):BS7799の第2部を国際規格化したもの。これに伴い、ISMS適合性評価制度の認証基準も、ISMS認証基準(ver2.0)からJIS Q 27001に移行。
○JIS Q 15001:個人情報保護に関するコンプライアンス・プログラムの要求事項。
○OECDプライバシーガイドライン:1980年にOECDがが採択した個人情報の保護に関する国際的なガイドライン。8つの原則を基本として個人情報保護制度の基盤になっている。
 規格群は、ISO9000シリーズ、ISO14000シリーズのように、ある程度シリーズ化されてはいるものの、時代や技術進歩に伴って改訂や結合が繰り返されるので、ややこしいことこの上ない。業務で製品開発をしている人にとっては、当たり前のような基準なのかもしれないが、文面でただ勉強する身にしてみると、もっと系統的でわかりやすいネーミングにして欲しいと思ってしまう。

……ところで、昨日はもう一つ驚くべき報告が…! 息子の仲良しの同級生ママがなんと3人目を授かったとのこと! 眼医者さんとして2人の子育てをしながら頑張っていたのだけど、3人目とは!! つくづくすごいなぁ~。
……と思ったら更に…!! 福田総理辞任表明!? 赤ちゃんはかわいいけれど、幼稚な政治はもう勘弁してほしい!!

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2008年9月 1日 (月)

2学期始動!

 さぁて、やっと2学期が始まる。今日は始業式のみで、昼前には“引渡し訓練”という非常時のお迎えシミュレーションがあり、親は子どもを学校まで迎えに行く。明日からは通常授業に入り、給食も始まる。
 大人の世界では、年々、夏期休暇の取り方がフレキシブルになり、夏の仕事の進み方は昔よりも遅くなっている気がする、と言う人がいる。9月に入ってから夏休みという人も大勢いるから、8月から9月への切り替えで、気分的に大きな差異はないかもしれない。が、専業主婦にとってはものすごーく大きなリズム変化だ。また自分の時間が戻ってくる! 気持ちを引き締めて貴重な時間を使っていこう!!

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