エッシャー・タイル
息子は、小学校で毎週火曜日の昼休みに開かれる“算数教室”が気に入っているらしい。担当のT先生という女性の先生にもご執心のようで、先日私にこんな風に訊いた。「T先生の歳ね、2で割ると1余り、3で割ると1余り、7で割ると3余るんだって。50歳以下だけどね。さぁ、何歳でしょう?!」――― 試行錯誤の末、「わかった! 31歳!」と答えたらニヤニヤしていた。算数にまつわるいろんな問題を出してくれるらしいのだが、今はエッシャー・タイルで遊んでいるとのこと。各自好きな形を考えて、一面同じ形で敷き詰められるようにするのだそうで、写真のような形を作った息子は、あこがれのT先生に褒めてもらったとか。ネットで調べたら、“しきつめFlash”というページも公開されていたりして、結構この敷き詰め遊びをしている人は多いようだ。要は、正方形の一部を切り取り、それを正方形の別の場所にくっつけて調整すればよいらしい。『ゲーデル・エッシャー・バッハ』という本を熟読したいと思いつつ、ずーっと長いことうっちゃってあるが、知らないうちに息子がエッシャーなんて名前に触れているのを知り、くすぐったい気持ちになった。(本書に感化された創作物は山のようにあると思うが、北野武氏の「アキレスと亀」も、この本に触発されているらしい)
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