衣替え
昨日から小学校も衣替え。この秋の衣替えは恙無く、事前にブレザーはクリーニングに出して、帽子のバッヂ類もきちんと付け替え、何一つ慌てることなく送り出した。二・三日前から急に冷え込んだので、気分的にも季節の移ろいを実感していたのも大きい。
家の前の朝顔は種を付け、乾燥からか息子と夫の唇が荒れ始め、トイレのカビが影を潜めてきた。敬遠していた味噌汁も毎朝毎晩作るようになり、シチューとかカレーのメニューも増えてきた。羽毛布団や毛布を出して夜は熟睡し、ウォシュレットの便座の冷たさに何度か飛び上がったりもした。先月末の彼岸に合わせて、生協で買った手作りおはぎを息子と作り、ペタペタともち米入りごはんを搗いてもらって、小豆やきなこや海苔でいただいたりもしたっけ。こうした日常のコマゴマとした風景から、身体で秋を感じるのはいいものだ。昨年はどうも、こうした変化を実感する前に衣替えが来たように記憶している。
毎日いろいろなニュースが飛び交い、落ち着かないし慌しいしで、家の中でゆったりと過ごしている時間が少ないようにも感じるけれど、寒い季節は自然と腰が据わり、湯気をたてた飲み物などを静かにすすって、虫の声に耳を傾けたりしたくなる。こういう時間も大切にしないとね。
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