忘年会の季節
先日、知人から忘年会のお誘いをいただいた。知人といっても、仕事をしている間に何度となく私が企画相談をもちかけていたアニメ監督さん。失礼なことに、退職したことをまだお伝えしていなかったもので、仕事話も兼ねてお誘いくださったのだが、丁重にお断りした。ある社会学者が、“仕事は社交である”と言っていたが、まったくその通り。仕事を辞めると、社交もずいぶん途絶えてしまう。もちろん、地域とか保護者関係の社交は逆に活発化するのかもしれないが、仕事を通してニューワールドに触れる社交とは、やはりちょっと違う。そう思うと、心の中にヒューっと風が吹いた。なんだか、リタイア後のダメオヤジ状態。もうすっかり専業主婦生活に慣れていたのに、まさか忘年会の季節にこんな空虚感を味わうことになろうとは!
とはいえ、そんな私を気遣うように、年末までいろいろ野暮用やイベントは目白押しだ。保育園の元園長先生を囲む会、校庭当番、パソコンボランティア、講演会聴講、小学校の個人面談、母の古希のパーティー、旧友との恒例クリスマスパーティー、交通パトロールなどなど。それに年賀状書きや大掃除も待っている。さめざめと寂しがっている暇はないぞ!
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