第144回TOEIC公開テスト
日曜日、早稲田の大隈講堂目の前の1号館で、TOEIC試験を受けた。運よく自己記録更新できればラッキー、くらいの気持ちだったが、いやはや、2時間200問のヒアリング&リーディングはしんどかった。
ずいぶん前にリニューアルされたTOEIC試験だが、試験前の携帯電源OFFチェックとか、問題用紙への書き込み禁止など、以前にはなかった規則が増えていて戸惑った。この試験には、スピーキング要素は一切ないので、日本の伝統的英語教育のチェックには向いているのかもしれないが、少なくとも10年は学校で学んだはずのヒアリングとリーディングでさえ、問題量の多さにいつもタジタジになる。もっと空気のように英語に触れる生活でもしない限り、私には得点更新は難しいと悟った。1ヶ月以内に送付されてくるはずのスコアは期待薄のため、忘却の彼方に追いやっておこう。
早稲田キャンパスの隣には早稲田中学・高等学校もあり、試験からの帰り道は、「ちょっとガヤガヤしてはいるけど、結構文京街だし、中学受験候補になるかなぁ~」などと学校見学モードにシフトして、校舎やら周辺環境を観察。TOEIC試験の直後だったため、(理系に進まないならいっそ、海外に放り出すくらいの方が本人のためだったりしてね~♪)と、息子の語学教育に思いを馳せつつ、甘ったれの息子には到底無理そうなプランに内心苦笑した。ちなみに、夫はこれまで一度もTOEIC受験経験がないくせに、「全然できなかったぁ」という私を蔑むように見つつ「何勉強してきたの?情けなー」と言い捨てた。悔しいので「そんなこと言うなら今度受けてみてよ!」と焚き付けておいた。語学センスゼロのこの両親の子だから、息子については温かく見守ることにしよう
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