特許法、2012年大改正?!
土曜日は、病み上がりということでサイエンス倶楽部はお休みして家にいたら、お母さんがインフルエンザにかかってしまったお友達が午後遊びに来た。お母さんが臥せってしまうと、家族は相当大変だろうなぁ。。。
で、景気づけ、というわけでもないが、3人で「生キャラメル作り実験」をした。TVで、「コンデンスミルクを缶ごと2時間煮るとできる」と紹介していたので、友達が来たときにやってみようと話していたのだ。なかなかそれらしくならなかったのだが、底の方をかきまぜたら本当に生キャラメルが出てきた! 味はほとんどコンデンスミルクのままだったが、確かに“生キャラメル風”ではあった。そして、生キャラメルの高カロリー感を実感した
それはさておき、家族の病気看病で疲労困憊していた今週頭頃、以下のようなニュースを読んで余計に落ち込んだのでメモっておこう。
----------------------------------------------------------
特許法、50年ぶり抜本改正へ=技術革新促進へ新法も-特許庁方針
(1月20日17時1分配信 時事通信)
特許庁は20日、革新的な技術や製品・サービスの創造を促進する観点から、1959年制定の現行の特許法を約50年ぶりに抜本改正する方針を固めた。特許の役割として、従来の自社技術の保護に加え、使用許諾による外部への開放や収益源としての利用といった流通や活用の側面が重視されるようになっていることに対応する。
古めかしい表現などを分かりやすく改めて新法とすることも視野に検討を進め、2011年の通常国会提出、12年の施行を目指す。
----------------------------------------------------------
今まさに勉強中の中身が、3年後には大きく変わるかもしれないとのこと。弁理士試験は、その年の4月1日に施行されている内容で出題される。2012年の4月以降の施行なら、まだ4回分の試験までは現行のもので行われるわけだ。今年はまだ到底チャレンジできる状態ではないから、大改正前のチャンスは3回! うむむむむぅぅぅ。お尻を切られた方がプレッシャーがかかっていいと考えるべきか、初学者には無謀な時期と考えるべきか?? それにしても、“古めかしい表現などを分かりやすく改め”には笑った。勉強を始めて最初に辟易した部分だったから。(な~んだ、やっぱりプロの人にもわかりづらい文言だったんじゃない!)と、ちょっと溜飲が下がる。
まぁ、インターネットの出現に大きく影響された私の仕事の変遷を考えれば、知的財産権法の大改正も想定の範囲内。というより、大きく変わりそうな気配が面白そうだったから飛び込んでみたのではなかったか? 試験勉強を楽しむには、“改正予想”しながら勉強するという手もあるかも。「ここは時代遅れだなぁ」「この表現はこうした方がわかりやすいのでは」とチェックしながら法文を読めば、少しは眠気防止になるかもな
| 固定リンク
「学問・資格」カテゴリの記事
- 権利の域外適用(2023.06.07)
- 生成系AIの著作権問題(2023.04.27)
- 本格VTRと、まさか?!の後ろ姿(2023.04.13)
- 恩師 最終講義(2023.03.15)
- 他人の氏名等を含む商標の商標登録について(2023.03.03)
コメント