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2009年1月の28件の投稿

2009年1月31日 (土)

「特許・実用新案法1~4」所感メモ

 遅々としつつも、Web講座の40分の7まで進んだ。1章の特許法の目的から保護対象、要件、主体と4章まで。ここまでの肝は何と言っても“職務発明”のようだ。特許の話をいきなりメジャーにした青色発光ダイオードの中村修二さんの一件に代表される、“使用者等”と“従業者等”との関係の捉え方。第35条の職務発明の規定は、ここ何年かでずいぶん解釈も内容も変容しているらしい。法律というのは、同じ文言でもシーンや時代によって意味するところが変わったり、解釈も人様々のようで、長年数学物理の世界を見てきた私にとっては「なんのこっちゃ~!」という感じ。偉い先生の解釈に多くの人が追随するなど、“真理は真理”と言い切れる理数世界から見ると、すごく邪道にも思える。
 ともあれ、自分用メモと初学者のオモシロ雑感として、いくつか列挙。

○特許法は、発明の「保護と利用のバランス」を図ることで発明を奨励し、産業の発達に寄与することを目的とする
○発明とは、自然法則を利用した・技術的思想の・創作のうち・高度なものをいう
○特許権を受けるには、新規性・進歩性が必要
○日本は先願主義だが、アメリカは先発明主義(いつ世界統一されるんだろ?)
○診療方法は不特許事由だが、医薬品は特許が受けられるようになった
(出願公開されてもジェネリックの安全性が正規薬と同等にならないのが不思議)
○職務発明については論点てんこ盛り状態らしい

 暇があれば、全一部上場企業での予約承継と対価支払い規定がどうなっているのか、全部洗い出して比べっこしてみたい気分だ。親戚の研究者は「最大でも100万円だったかなぁ」と以前話していた。ある人に言わせれば「その程度じゃ、発明の奨励にはならない」ということになるのかもしれないが、私の考えでは「研究者は、お金なんか積まれなくても研究するもの」だ。しかし法学の世界では、この考え方では点はもらえないような気がする。
 プログラミングでも“例外処理”っていうのは当然考えるべきことだけれど、どうも法律での例外はバラエティがありすぎる上、人間の邪心を前提に考えなくちゃならない場面等も多くて、あまり気持ちいいものではない。息子に法律を本格的に勉強させたいとは露ほども思わなくなったが、逆に義務教育で基礎的な法律知識っていうのは教え込んで、“無知による損”をしないための防衛策は施すべきかも、なんてことを思った。また、正義感から弁護士になる人もいるのだろうけど、決して楽しい仕事ではなさそうだということもよくわかった。

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2009年1月30日 (金)

アニメ「図書館戦争」

Librarywar  昨日、本好きの友人が、親娘ともども有川浩さんの『図書館戦争』を楽しんでいるという話を聴いた。ノーマークだったのだが、ちょっと調べたら、なんとプロダクションIG9課がアニメを制作していると知った。いてもたってもいられずYouTubeで検索したら、出てキターーー!
 すみませんすみませんすみません。角川歴彦氏率いる角川傘下のアスキー・メディアワークス作品なので、許してもらえると信じ、かなりのEpisodeを視聴してしまいました~!(その日のうちにちゃんとDVDをレンタル致しましたのでお許しを~)
Dvd20090129_2  タイトルから咄嗟に、レイ・ブラッドベリの『華氏451度』を連想したのだが、驚いたことに、Episode6で“予言の書”というのがアニメオリジナルで出てくるらしく、これがどうも『華氏451度』という裏設定らしい。さすがIG9課様♪ 絵のクオリティは申し分なく、攻殻のスタッフがラブコメ!?という驚きはあるものの、図書館と戦闘部隊という異質な組み合わせを、上手に料理していて面白かった! また「アレキサンドリア図書館が焼失しなければ、ずいぶん世界の蔵書リストが変わっていたことだろうなぁ…」としみじみもした。Googleのデジタル図書館構想は、やはり支持すべきものかもなぁ。(それにつけても、石田彰さんの声はいつ聴いても心地よいわぁ
 全話見てしまうのは神様に怒られそうだったので、件のEpisode6までに留めたが、いまだ健在らしきファンサブグループの活動に著作権問題の根深さを思った。YouTubeの「図書館戦争」には、見事に英語字幕が付けられており、いち早く日本のアニメ新作を観たがっている海外のファンと、それを支えるファンサブとの、アンダーグラウンドなコミュニティの巨大さを見た気がした。個人的なファン活動の範囲ではそれこそ“表現の自由”のような気がするが、それをYouTubeにアップするという一線が苦しい。著作権者からのクレームがないまま、今のところYouTubeも削除せずにいるのだろう。今回のような口コミがなければ、私がこの作品に触れる機会はなかっただろう。口コミで情報を得、YouTubeでその一端を見たからこそ、全編レンタルしたいという気持ちが湧いたわけで、そういう意味ではYouTubeでの公開は見事な広告宣伝になっているのだが―――。
 2009年現在、こんなことをブログに書いてしまえるグレーな取扱い状況だが、さて50年後、果たしてどうなっていることだろう???
(画像:©有川浩/アスキー・メディアワークス/図書館戦争製作委員会 )

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2009年1月29日 (木)

男児襲来!

Boys20090128  水曜日、4年生にとっては唯一の5時間授業の日だ。年明けから、替わりばんこに風邪やインフルエンザで倒れていたクラスメートたちも、徐々に揃うようになってきたらしい。3学期の体育の授業でキックベースボールをやっているためか、昨日は久々に5人の仲良しが集まって、公園の広場でキックベースをやったらしい。ところが、生憎なことに5時前くらいから雨が降り始め、避難先として我が家が選ばれた。「お邪魔しま~す!」という元気な声とともに、走り回って頬を紅潮させた男の子たちがドシドシとやって来た。靴を揃えてあがる子、脱ぎっぱなしの子、いろいろだけれど、どの靴もよく遊んで埃っぽさと熱気を湛えている。5人中、インフルエンザにかからなかったのは1人だけ。一番体格のいい大柄な男の子。よく食べよく遊びよく笑う子で、いつも友達に囲まれているのだけれど、ウイルスや細菌は寄せ付けないようだ。うちの息子も病気明け初めて大汗をかいて帰宅し、シャツから上着から全部脱ぎ捨てて着替えていた。――― それにしても我が家のリビングは、小学4年生の男児5人を収容するにはあまりに狭く、鮨詰め状態でソファに座り、DSとWiiで遊んでいた。やれやれやれ。

PS:昨夜就寝時、「おやすみ~、いい夢みてね♪」と声をかけたら、息子が言った。「“夢”とかけて“笑点”ととく! そのココロは……、“見始めると終わるまでやめられない”」 よっ!座布団一枚!!

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2009年1月28日 (水)

『シモネッタの ドラゴン姥桜』

Ubazakura  火曜日の午前中は、2時間ほどのパソコンボランティアがあって、どうせ集中的に勉強できないな、と諦観していたため、月曜夜、息子を寝かしつけた10時半過ぎから2時までの3時間半で、田丸公美子さんの『シモネッタの ドラゴン姥桜』を一気読みした。
 田丸さんの性格も、その息子さんの性格も、我が家とは180度異なると思っていたのだが、田丸さんが故・米原万里さんのご友人であったことと、一人息子を育て上げたお母さんの実録エッセイということで手に取ったのだった。帯のキャッチには「息子は開成→東大→弁護士 オモローな母の子育て満載」とあった。
 読後感は爽快。別に、開成・東大・弁護士なんてブランドがなくても、十分面白い内容だったのではないかと思う。全編、ちょっと斜に構えてウィットを効かせた調子で書かれているけれど、初めて読む田丸さんという女性の文章に触れ、何とキメ細やかに肝心な部分で愛情を注いでいるお母さんだろう!と頭が下がった。そもそも、すでに独立した息子のことを書くのに、誕生から保育園時代・小学校時代など、とうの昔に忘れ去っていてもおかしくないコマゴマとした事柄を、なんと詳細に覚えていて、瑞々しく書いていることか。私も相当なメモ魔で、息子が生まれてからしばらくのミルク量やら食事内容やら事件などは記録してあるけれど、今その当時のことを書こうと思っても、ここまで緻密に感情豊かに振り返ることは難しい。16章以降の大学生より先の部分では、ずいぶんアバウトな感じになっているが、それさえ、徐々に上手に子離れしている田丸さん自身を見るようで、私の子離れもかくありたい、と思わされた。
 私が拍手喝采したのは、開成での授業中、他の生徒が私語をしてうるさい中、ユウタ君が「静かにしてくれ!オレは塾に行ってないんだから、集中して授業を聴きたいんだ!」と訴えたシーン! そうだそうだ!やんややんや! 入学と同時に東大に向けた塾に行くのが当たり前のようになっているらしいが、学校の授業も集中して聞けないで、何が塾だ!! また、ユウタ君が、学校での自治活動やアルバイトでの経験から、多くのことを学んでいる様子も微笑ましく読んだ。人間はどんな場面からも何かを学び取ることができる生き物だ。朝から晩まで勉強漬けになるより、少なくとも色彩豊かな世界を楽しめる人間になってほしいと、私も思っている。

 開成時代に見知ったお母様方の中には、常識的に見てトンデモな方々も多々登場するけれど、本書を読んで、開成中高のイメージは私の中でずいぶん脈動するようになった。結局、田丸さんご自身が息子さんの中学受験を決意したそうだが、ある種、経歴のブランド獲得合戦のようにもなってしまう教育方針決定の最中でも、常に客観的でいられる様子に好感を持った。繰り返し、“子育ては百人百様”と書かれているのも、二十数年の育児実人生からの実感なのだろう。試行錯誤の真っ最中の私は、まだそこまで開き直ることもできないが、自分なりによくよく考えて暗中模索していくしかないんだな、と腹が据わった感じがする。
 ユウタ君は実によくできたお子さんなので、実際の場面で役立つことはあまりない気がするが、放任しつつ締めるところは締める見事な手綱さばきには、あやかりたいなぁ~と思った。参考にしたいのは、“あとがき”にあった一文。
―――「いつもお前のことを見ているよ」「お前のことを大事に思っているよ」というメッセージだけは、折にふれ、伝えるよう努力してきたつもりだ。―――
私も、この2点だけはいつでも自信をもって言えるように、おおらかに構えていたい。

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2009年1月27日 (火)

ジム初回講習会

Flu20090127  インフルエンザ流行マップが更新された。我が家の嵐は去ったが、巷はまだこれからか?!
 もう遠い昔のような気がするが、“今月中に近所のジムの初回講習会を受けに行く!”という目標を立てていたような……。で、月曜の朝一で行って来ました! この近所のジム、利用に際して最初に講習会を受けないと、自由に使うことが許されないのだ。
Gym20090126  この日の講習受講者は女性4名男性1名の計5名。施設はとてもきれいで、ジョギングマシンだけでも15台ほどがガラス張りの窓に向かって設えられ、その他にもアップライトバイク、ヒップアダクション、シーテッドロー、バックエクステンションなどと名付けられた筋力トレーニングマシン多数。エアロビックス用のフロアやダンベル類フロア、ヨガマットフロアなども完備された充実ぶり。以前スポーツクラブに入っていたという女性は「お近くなら絶対使うべきですよ! クラブだと入会金だけでも数万しますけど、ここはタダですし、設備だってこっちの方がいいですよ!」と力説してくれた。
 講習は、施設入場の仕方、データベースシステムの使い方(個人の血圧・脈拍・体脂肪率などを管理してくれる)、各マシンの使い方、トレーニングの留意点などを一通り説明してくれて40分ほどで終了。私は久々の運動ということもあり、その後は1kmちょっと走って53kcal消費した段階で上がった。身体全体が温まり、全身がほんのり汗ばんで気持ちよかった。隣り合って一緒に走った人も「気持ちいいですね!」と笑っていた。いやぁ、スポーツってやっぱりいいもんだ。月に何回くらい来られるかわからないが、定期的に習慣づけて来るようにしたいものだな。
Ware20090126  ……とまぁ、これで晴れてジムを自由に利用できることになったわけだが、何を隠そう、週末に5年ぶりにスキーウェアを着てみたら、なんとウエストがパッツンパッツンで破ち切れんばかりになっていて、息子に「わぁママ、(バスト・ウエスト・ヒップの順に)ボンッ・キュッ・ボンッに見えるけど、破ち切れたらボンッ・ボンッ・ボンッになっちゃうね」と言われ大層ショックを受けたため、急遽トレーニングに目覚めたわけだ。もう20年近く使っている流行遅れのスキーウェアだから、買い換えたいのは山々なのだけれど、年に数回しか行かないスキーのために数万円の出費は痛い。ここはなんとかウエストを縮めて、もうしばらくは使いまわしたいものだ。
 2月に早速スキー行きの予定を入れた夫に触発され、私もかくしてトレーニングの必要性を痛感しているが、今年の夏の旅行に知床に行くつもりでいろいろ調べ始めたら、百名山の羅臼岳も斜里岳も、登り4~5時間、下り3~4時間のハードな山であることが判明。せっかく行くならどっちかには挑戦したいと思うが、息子にはまだキツイかなぁ???

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2009年1月26日 (月)

おかあさんはみんなステキ!

 週末、息子の小学校の上履きを洗いながら、その日の朝の布団の中での会話を思い起こしていた。布団の中で目覚めた息子が、その晩みた夢の話を始めたのだ。
「夢でね、おばあちゃんの家でカブトとかクワガタをいっぱい取った夢をみたよ」「そっかー、こんな寒いのにカブトが取れたなんて、よかったね」――幸せそうに目覚めた息子に、私の夢論を開陳。「きっと、おじいちゃんおばあちゃんが○○のことを元気かな?って思ってくれてたんだと思うよ。ママの持論なんだけど、夢に人が出てきたら、それは自分がその人を想っているときもあれば、相手の人が自分のことを想ってくれてることもあると思うんだ」――すると、思いがけない言葉が息子の口から飛び出した。「えー!それじゃぁ僕は、毎日ママの夢をみることになっちゃうじゃん」――――悟られないように絶句。息子はどうやら、私が常に自分のことを想っていると信じ込んでいるらしい。(へー、そんな風に思ってくれてたんだぁ)……まんざらでもない気持ちで「へへ、そうだね(^^)」と応えておいた。
 その日の朝刊に、“子育て卒業”と題した57歳の主婦からの投稿が載っていた。4人のお子さんをついに全員社会人として送り出したとのこと。目が回るほど大変だったけど、「絆」というものをしみじみ感じているそうだ。エライなぁ、スゴイなぁ、ステキだなぁ。4人ものお子さんがみんな独立して家を出てしまったら、さぞや寂しいことだろう。でもまぁ、独立しても家を出ても、子どもは子ども。気にかけて心配し続ける母の心は変わらないのかも。
 誰かのために心を砕く人はみんな素敵だと思うけど、そういう意味では、おかあさんはみんなステキだな(おとうさんもか!?)

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2009年1月25日 (日)

特許法、2012年大改正?!

 土曜日は、病み上がりということでサイエンス倶楽部はお休みして家にいたら、お母さんがインフルエンザにかかってしまったお友達が午後遊びに来た。お母さんが臥せってしまうと、家族は相当大変だろうなぁ。。。
Cala20090124 Mel20090124  で、景気づけ、というわけでもないが、3人で「生キャラメル作り実験」をした。TVで、「コンデンスミルクを缶ごと2時間煮るとできる」と紹介していたので、友達が来たときにやってみようと話していたのだ。なかなかそれらしくならなかったのだが、底の方をかきまぜたら本当に生キャラメルが出てきた! 味はほとんどコンデンスミルクのままだったが、確かに“生キャラメル風”ではあった。そして、生キャラメルの高カロリー感を実感した

 それはさておき、家族の病気看病で疲労困憊していた今週頭頃、以下のようなニュースを読んで余計に落ち込んだのでメモっておこう。
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特許法、50年ぶり抜本改正へ=技術革新促進へ新法も-特許庁方針
                        (1月20日17時1分配信 時事通信)
 特許庁は20日、革新的な技術や製品・サービスの創造を促進する観点から、1959年制定の現行の特許法を約50年ぶりに抜本改正する方針を固めた。特許の役割として、従来の自社技術の保護に加え、使用許諾による外部への開放や収益源としての利用といった流通や活用の側面が重視されるようになっていることに対応する。
 古めかしい表現などを分かりやすく改めて新法とすることも視野に検討を進め、2011年の通常国会提出、12年の施行を目指す。 
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 今まさに勉強中の中身が、3年後には大きく変わるかもしれないとのこと。弁理士試験は、その年の4月1日に施行されている内容で出題される。2012年の4月以降の施行なら、まだ4回分の試験までは現行のもので行われるわけだ。今年はまだ到底チャレンジできる状態ではないから、大改正前のチャンスは3回! うむむむむぅぅぅ。お尻を切られた方がプレッシャーがかかっていいと考えるべきか、初学者には無謀な時期と考えるべきか??
Books20090123  それにしても、“古めかしい表現などを分かりやすく改め”には笑った。勉強を始めて最初に辟易した部分だったから。(な~んだ、やっぱりプロの人にもわかりづらい文言だったんじゃない!)と、ちょっと溜飲が下がる。
 まぁ、インターネットの出現に大きく影響された私の仕事の変遷を考えれば、知的財産権法の大改正も想定の範囲内。というより、大きく変わりそうな気配が面白そうだったから飛び込んでみたのではなかったか? 試験勉強を楽しむには、“改正予想”しながら勉強するという手もあるかも。「ここは時代遅れだなぁ」「この表現はこうした方がわかりやすいのでは」とチェックしながら法文を読めば、少しは眠気防止になるかもな

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2009年1月24日 (土)

「大人のための科学力検定」と「女試し」

Second_charenge  先日、友人のブログを読んでいたら、Nikonの「大人の科学力検定」の紹介があった。理系技術者の彼は、1回目の挑戦で300点中290点で“エクサバイト級”だったそうだ。私も面白がって早速挑戦したが、1回目は悔しくも半分くらいしか取れずに、2回目でやっとエクサバイト級に。夫にも「やってみて!」とメールしたら、「“女試し”もやったら?」と切り返された。
Onnadamesi  「女試し」とは、バンダイが2月7日に発売予定の液晶画面付き携帯ツールとのタイアップ企画サイトのこと。モテ力をリアルに診断してくれるのだそうだ。こちらも早速トライしたところ、「科学力検定」とは反対に、1回目でいきなり偏差値67の“めちゃモテ子”に! なぁんだ~、私ってば、科学力より女力で勝負した方がよさそうだ?!

Rank67 Moteq67  帰宅した息子に「科学力検定」をさせたら、1度目は180点でテラバイト級、2度目は260点でエクサバイト級、3度目正直で300点のゼタバイト級になった。同じ問題が繰り返し出題されるので、丸覚えしてしまえるところがご愛嬌だが、なかなか面白かった。いろいろビックリ問題もあったが、「地球の自転が止まったらどうなるか?」という質問が一番驚いた。あの答え、ホントかなぁ?? どうぞお試しあれ!(そういえば、漢字検定が儲けすぎ、という報道があったけれど、日本人って検定とか好きだよなぁ。。。)

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2009年1月23日 (金)

病み上がり、たまには息子自慢

 おかげさまで、息子も夫もなんとかインフルエンザから快復。友人が「ご主人には“少し休みなさ~い”という天の声だったのかも」と言ってくれたが、私から見ると、年末年始でブクブクと太った不摂生の代償に“少しは痩せなさ~い”の声だったのかも、と思えた。病後は3kg減で、ちょっとはメタボ回避できたのか?
Prise20090121 Gold20090121  ともあれ、人生苦あれば楽あり。復帰後の息子にはいい出来事が2つあった。1つは、塾の実力テストで、算数の結果が全国1位になったこと! こんなことは人生に二度あるかないかだと思うので、記念に記しておこう♪ もう1つは、学校の席書会で書いた書初めで金賞をいただいたこと! 昨年は銀賞だったのだけれど、今年は私から見ても“心”という文字の出来映えが素晴らしかった。まだまだ、健康面やコミュニケーション面・デリカシー面など未熟な部分の多い息子だけれど、彼は彼なりのペースで頑張れるところから頑張っているらしい。人間は一生成長を続けるものなんだから、焦らず慌てず、できないことは一つ一つクリアしていけばいい。いやぁ~、元気になってよかったよかった

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2009年1月22日 (木)

オバマ新大統領 就任演説

President  バラク・フセイン・オバマ新大統領が誕生した(写真はロイター通信より)。その就任演説は、それこそ世界中の人が聴いたり読んだりしたことだろう。私は、今の日本の政治に無関心(というかあきらめの境地)でいる自分を、恥ずかしく思った。オバマ氏について、初のアフリカ系大統領とか、名演説をするビジョナリーな大統領とか、様々な評価があるけれど、私が最も感銘を受けたのは、“普通の人の意思をつなぎ、高めるリーダーシップ”だった。そして何より、彼を本当に大統領にまで昇華させたたくさんの人たち。ワシントンモールを埋め尽くした観衆だけでなく、国中に散らばって協力し見守った縁の下の力持ちたち。“自分たちにも、何かができるはず”と立ち上がってネットワークを形成し、その小さな力をオバマ氏に結集させた普通の人たち。
 喩えるなら、『ドラゴンボール』の悟空のような感じだろうか。「みんな、オラに元気を分けてくれ~!」―――オバマ氏とて、ただの人。それでも、彼に力を貸す多くの市民がいることが、彼の大きな財産だ。とかく政治家に対して、「さて、彼は何をやってくれるだろう」と傍観を決め込みがちだけれど、本来の形は「さて、ここから自分がやるべき仕事は何だろう?」と自分達の代表者への力添えを思案することなのだと思う。「日本の政治家はダメだ。総理大臣といっても自分達が選んだわけじゃない」なんて、無責任な言い訳なのかもしれない。リーダーを選ぶ仕組みが不完全なら、それができるように考えればいい。リーダーとして信頼に足る人がいないのは、自分たちがそういう人財を育てていないからだろう。失望するのは簡単だけれど、それでは悪しき堂々巡りからは決して抜けられない。「考えろ、考えろ、考えろ、それでもダメならもっと考えろ!」―――オバマ氏の就任式という一大イベントは、そんな反省を促してくれたような気がする。
 オバマ氏が超ウルトラ元気玉を出せるように、日本の総理大臣が元気玉を出せるように、私は私の領域で誠実に生きなくちゃ。。。それが“新しい責任の時代”の姿勢というものだろう。

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2009年1月21日 (水)

受験の季節

Ful2  インフルエンザで倒れた夫は、「料理上手の奥さんより、やっぱり健康な奥さんが一番だね」と言った。看病させたお詫びのつもりか?! そして、家内患者の間を右往左往する私を見て、息子は一言「ママ、赤ちゃんが二人に増えちゃったね」――― なんだか、どっちの言葉にもムカつくぅ~ 流行マップが更新されていたけれど、都内はまだ軽注意報だった。タイムラグがありすぎる感じ。
 そんな中、四谷大塚に息子さんを通わせるママ友さんからメールが。「四谷大塚のWEBに今年の各中学の受験申込数が載っています。同じ受験日(2月1日)の麻布・開成・武蔵・駒東だけで3000名も受験者がいるんですねぇ!」とのこと。少子化少子化と言われながらも、首都圏の受験男児の多さにビックリ。先日の新聞にはセンター試験問題も掲載されていたし、身近なところにも受験生がチラホラ。いよいよ受験シーズン到来という感じ。我が家はまだ2年先だけれど、ここ数年の息子を見るに、毎年必ず風邪かインフルエンザに罹っている気がする。回復に要する時間は年々減ってはいるようだが、病気がちなことは確か。私の健康管理が悪いのか、体質的に弱いのか……。
 健康管理対策のサイトをいくつか見て回ったものの、「しっかり睡眠を取る」「栄養をバランスよく」「メリハリのある生活を」など、当たり前のようなことしか書かれていない。まぁ、やれるだけのことをやって、とにかく精神的に健康でいられるように、ひたすらまったりと見守ることにしよう。
 まったりと言えば、火曜の午後にココアを飲みながら息子と二人、大河ドラマ「天地人」の1,2話を見た。子役の演技が素晴らしく、阿部寛演ずる上杉謙信が魅力的。それにしても、雪深い新潟の山寺で修行する5歳の兼続を思えば、受験勉強なんて遊んでるようなものかもなぁ。

 オバマ氏の大統領就任演説で沸きかえったワシントンも、日本の大寒に負けず劣らず寒そうに見えるけれど、大統領がインフルエンザとかって、あまり聴いたことがないな。やはり相当な健康管理をしているということだろう。受験生も、期待度高すぎのオバマさんも、プレッシャーに負けずにがんばれ~

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2009年1月20日 (火)

リレンザ×リレンザ

Double20090119  あー、見事夫までソ連A型となりました(泣)。月曜朝はなんと39.2度という高熱で、息子の発熱時よりもヘロヘロだった夫、よくよく聴いてみると、この冬は予防接種を受けていなかったとのこと。歯の治療が長引いて打てなかったのだとか。今年のソ連A型にはタミフルは効かないそうで、今全国でひっぱりだこのリレンザは、夫の行った調剤薬局では最初品切れ状態だったそうだが、ギリギリ入荷して入手できたのだ。
 私は例年のごとく予防接種は受けていないが、まだ特に嫌な予兆はない。仕事している時に比べたら断然よく寝てよく食べてストレスフリーな状態なので、大丈夫だろうと高をくくっていたが、さすがに感染者の板ばさみに遭って不安がよぎる。(インフルエンザウイルスめ~!寄るな触るな!はじけて飛ぶぞ!!)
 息子と同じ登校班の6年生は月曜火曜と私立受験なのか、朝、お休みの電話があった。受験の年のインフルエンザや風邪予防は、本当に気が気ではないだろうな、と思う。小学生なんて、まだコンセントレーションを高める要領もないだろうし、緊張のまぎらわせ方もままならず、神経質な子どもにはきっと相当な負荷になるだろう。個人的には、病気のことを意識しない暮らしが効果的だと思っているが、それは私個人にあてはまるだけのことなので、息子には何かしらの健康法を習慣付ける必要があるかなぁ??
(それにしても、受験のために風邪をひきたくないから学校を休む、という子どもが多いとか。最近は親も小学校を休むことにあまり抵抗がないらしきことは私も実感している。なんか、本末転倒になってる気がするけれど。。。)

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2009年1月19日 (月)

クルム伊達さん全豪OPへの切符獲得!

 クルム伊達公子さんが、1996年の全米オープン以来、13年ぶりの4大大会本戦出場を決めた。すごい執着心と集中力だ。女性につきものの現役引退後復帰し、38歳で3日連続のハードな試合をこなすだけでもスゴイのに、見事に結果を出すところ、ブラボー!ブラボー!ブラボー!

 一方、満身創痍の我が家の状況は―――
【17日AM】息子は38.8度前後でひたすら睡眠と水分補給
【17日PM】頓服を飲んでも依然38度台のまま深夜1時過ぎまで苦しそう
【18日朝】息子は朝6時に36.4度まで下がり、夫が37.4度へ
【18日AM】夫が休日診療所で検査して陰性。先生は「これからかも」
【18日PM】解熱剤で平熱になった夫と、平熱維持の息子は昼寝
【18日夜】なんと夕方の笑点はみんな平熱でケラケラと笑い、夕食もたっぷり食べられた!
……いやぁ、これでひと安心……と思いきや!
【19日AM】1時まで息子はかゆみで眠れず、夫は38.8度へ上昇!!!

Flumap  私はなんとか今のところ正常。息子のインフルエンザが一日で回復するとは、ちょっとビックリだが、夫の再発熱にガックリ。息子は平熱に戻ってから二日経過しないと、登校許可証がもらえないため、月曜午後に再度小児科で診てもらって、火曜日か水曜日の登校になる。国立感染症研究所の流行レベルマップでは、関東地方は図のようになっていたけれど、20日更新時には東京都はきっとレッドゾーンに入ってるだろうなぁ。。。町田の老人施設での集団感染はとても気の毒な話だった。子どもや老人が多くの場合矢面に立つことを考えると、年々進化するウイルスに対しての防衛策、もうちょっと真面目に考えておかないといけないかなぁ。友人のご主人は、新型インフルに備えて、1個300円のスゴイ使い捨てマスクを準備しているとか。我が家はまったくのノーガード状態。一家で寝込む事態は避けたいぞぉ~

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2009年1月18日 (日)

ダブルパンチの週末

 金曜日の昼過ぎ、小学校から電話があり、息子が37.6度の発熱のため迎えに来てほしいとのことだった。学校では今、インフルエンザと風邪が猛威をふるい、各クラス5~10人ほどがお休みしているとのこと。息子も、帰宅後ずっと寝っぱなしで、夕方少し眼を覚ましたときには38.6度に上がっていた。
Relenza20090117  土曜日に小児科で“Flu A+B”という試薬で検査してもらったところ、見事にA型インフルエンザであることが判明。予防接種の中には、2種のA型ワクチンと1種のB型ワクチンが混合されているそうだが、症状をやわらげるだけで、必ずしも感染を防止するものではないから、罹ってしまったものは仕方がない。待合室では同学年のお友達二人に会い、二人ともA型インフルエンザだった。病気とは無縁そうなスポーツマンの子もバタバタ倒れているらしい。初めてリレンザという抗インフルエンザウイルス剤を出してもらい、ひたすら休養するのみ。日曜日に遊びに来る予定だった主人方の両親も、「インフルエンザじゃ無理だね」と訪問取り止め。私はひがな一日、寝ている息子の横で読書読書。
 息子の発症だけでも気がかりなのに、夫は「左目の中心視野がぼやける」とかでやはり金曜夜に眼科にかかり、月曜には一日かけて網膜はく離の検査をすることになってしまった。ダブルパンチでクラクラしてしまうが、「私がシャンとしてないと!」と気丈に構えて背筋を伸ばす。それにしてもうちの男衆、ちょっと病気多すぎじゃない?!

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2009年1月17日 (土)

入門講座「全体構造」所感メモ

 入門講座の「全体構造」のレクチャーを聴いてみて、印象深かったことをメモしておこう。

○昭和34年法(現行法)は、ドイツ的色彩を非常に強くもっていること。
○これから勉強する知的財産権法は、日本国憲法という規範のもと、一般法(民法・刑法・行政法等)では規定しきれていない部分を補足する“特別法”であること。
○国内的には、国際法(条約)は憲法より下、一般法より上に位置づけられること。
○実用新案法のある先進国は稀であること。(ない国の保護・利用体制は?)
○パリ条約・PCTと、TRIPS協定は管轄や範囲は異にしつつも、1883年締結のパリ条約が基本となっていること。
○インターネットの発展により世界特許庁的なものの必要性は高まるばかりだが、各国利害の調整は困難を極め、それが今後の知的財産権の取扱をより難しくするだろうこと。

 個人的な印象としては、IT革命以前には生産業が「産業」の主たる分野だったが、今後は金融業・サービス業といった業種もアイディア創出の土壌となり、意匠・商標・不正競争防止法・著作権法といった法分野の解釈がめまぐるしく改訂され、デザイン・ブランド・モラル・利益配分といった自然科学とは無縁の部分の瑣末な問題が増大するように思える。それと、「自然法則の利用」とは縁遠い印象の「ビジネスモデル」という言葉が「特許」と組み合わさった「ビジネスモデル特許」の詳細も早く知りたい。社会人が暗に陽に縛られる法体系とはいえ、ずいぶん歴史が浅く、不完全なものなんだなぁ、、、というのが最初の印象だ。そんな不完全なものながら、どっしりと根幹に通底するリーガルマインドをしっかり習得するのが、試験勉強の目的かな?というのがファースト・インプレッションだった。

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2009年1月16日 (金)

ビストロ ブルゴーニュ

Schedule20090115  この冬いちばんの冷え込みの様相だった木曜日は、午後に塾の保護者会があり、5年生以降の学習方法に関する説明を受けた。2月からは5年生カリキュラムに突入するのだが、そのスケジュールたるや…7日間中3日間は放課後塾に拘束されると考えると、プライベートタイムの42.9%を占めることになる。。。これまでも到底こなせていなかった家庭学習量がさらに倍増するような話まで。。。我が家の中学受験プロジェクト、果たしてどうなるのやら。。。頭痛の種は増えるばかり。
 一転、夜は賑やかに楽しく―――赤坂見附の“ビストロ ブルゴーニュ”にて、元の会社の女性6人で新年会。それぞれの近況など報告しつつ、昔話やら噂話やら未来展望やら。到着時は身体の芯まで冷えていたため、ポトフやリゾット・カルボナーラが身に沁みた。デザートに頼んだアールグレイのスフレグラッセがとってもいい香りでおいしかった。びっくり仰天のオフレコニュースなども飛び出して、刺激的な新年会になった。先輩が頼んでくれた赤ワインがものすごくおいしかったのだけれど、おしゃべりに夢中でエチケットを確認するのをすっかり忘れた。今度はいつ集まれるかしらん。

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2009年1月15日 (木)

Web講義受講開始

Study20090114  今週の火曜日から、LECのWeb講座を受講し始めた。1movieが約1時間半。1講義はだいたい2movieで構成され、全30講義が入門講座に含まれる。ということは、movieを見るだけでも90時間……、当分は退屈しそうにない。
 通信は、通学よりも臨場感や緊張感に欠けがちだと思うけれど、最近のストリーミングはスゴイなぁ。。と実感する。受験仲間を作ろうなどと思わない限り、ナマで受講するように先生の講義をPCで見聞きできる。アメリカのMITでもたくさんの講義が公開されているが、教育の機会均等には大いに貢献するシステムだ。30講義の順序は、全体構造→特許法・実用新案法→意匠法→商標法→条約→著作権法→不正競争防止法と進む。全体構造はものすごく面白く感じられたが、具体的に法文集に触れ始めたときが怖い。法律用語の不寛容なイメージをまずは払拭しないと、テキストを読み進めるだけでも苦痛になってしまうだろう。光文社のドストエフスキー作品改訳集ではないけれど、法文集がもっとフレンドリーに改訂される日は来ないのだろうか……?(法体系の厳密さを勉強するのだから、こんな弱音を吐いている場合ではないよなぁ……しかし、司法試験に受かるような人の脳の構造ってどうなってるんだろ?と思わされる)

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2009年1月14日 (水)

かゆくてかゆくて寝不足気味…

 去年の夏、高尾の先のプレジャーフォレストで息子が虫に刺された。アブだったのかブヨだったのか、その後ずーっと腫れたままで治らなかった。年を越してもまだよくならないので、先週の木曜日に遅まきながら皮膚科に掛かった。塗り薬2つと貼り薬1つ、飲み薬も1つ出してもらったのだが、その週末、今度はお腹にジンマシンだか湿疹だか、細かいポツポツが出てきて、一昨日の晩はあまりのかゆさに何度も目を覚まし、火曜日は寝不足気味で登校した。席書会もある日だったので心配だったが、なんとか書初めはできたらしい。
 原因がわからぬまま、再度週明けに皮膚科に行って診ていただいた。ポツポツはモモの方にまで広がっている。しかし特に原因もわからず、「薬をもう少し続けてみてください」とだけ言われ、特に進展なし。私も小さい頃、“はしか”か何かで全身に発疹が出たときには、かゆくてかゆくて畳の上を転がり回って苦しんだことがあるけれど、今の息子の状態もきっと辛いことだろう。夕方は、あまりの眠さに珍しくうたた寝していた息子。早くよくなりますように―――!!

PS:派遣村のニュースに触発されたのか、息子が「あのさぁ、住所がないと仕事できないってことは、お金がなくても借金して家を買わないと、働けないってこと?」と訊いてきた。「そうねぇ、家を借りるっていう手もあるけど、それもお金がないと無理だねぇ」と答えたら、すごーく神妙な顔をしていた。何を思っていたのかな??

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2009年1月13日 (火)

冬期特別解剖実験

Pig20090112  成人の日の月曜日は、サイエンス倶楽部の冬期特別実験で、朝9時半から夕方5時までの長丁場実験。豚の心臓と眼、鶏の心臓を解剖するという内容。写真に沿ってメモっておくと―――
(左上)豚の心臓(左心室がとっても広く弁が硬い!)
(左中)鶏の心臓(左心室がとっても広い!)
(左下)血液中の二酸化炭素濃度の高い色と、酸素濃度の高い色比較
(右上)豚の眼球
(右中)眼球を真っ二つにして水晶体を取り出したところ(中が黒い)
(右下)水晶体の倍率を視覚化
―――なんともすごい実験をさせてくれるものだ! すごく臭かったらしいが、血抜きしてくれてあったため、思いのほかオドロオドロしい感じではなかった模様。初めての丸一日実験だったので、途中で呼び出されるのではないかとハラハラしながら豊洲で時間潰しをしていた私だが、とんだ取り越し苦労だった。
「今日一番感動したことは何?」と質問したら、「眼の脂肪が硬かった!」とのこと。教科書だけで勉強したのでは、とても出てこない感想だ。私は写真で息子から説明してもらっただけの感想だけれど、普段は献血にせよ輸血にせよ酸素濃度の高い動脈血を見ることが多いが、ミステリー小説などに出てきそうないわゆる“ドス黒い血”というのを見ることができてちょっと感動。あとは、レーシックなどで水晶体をいじくるのが日常化している昨今ながら、こんな見事なレンズ状とは想像していなかったため、これまた感動モノだった。

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2009年1月12日 (月)

第144回TOEIC公開テスト

Ookuma20090111 Toeic20090111  日曜日、早稲田の大隈講堂目の前の1号館で、TOEIC試験を受けた。運よく自己記録更新できればラッキー、くらいの気持ちだったが、いやはや、2時間200問のヒアリング&リーディングはしんどかった。
 ずいぶん前にリニューアルされたTOEIC試験だが、試験前の携帯電源OFFチェックとか、問題用紙への書き込み禁止など、以前にはなかった規則が増えていて戸惑った。この試験には、スピーキング要素は一切ないので、日本の伝統的英語教育のチェックには向いているのかもしれないが、少なくとも10年は学校で学んだはずのヒアリングとリーディングでさえ、問題量の多さにいつもタジタジになる。もっと空気のように英語に触れる生活でもしない限り、私には得点更新は難しいと悟った。1ヶ月以内に送付されてくるはずのスコアは期待薄のため、忘却の彼方に追いやっておこう。
 早稲田キャンパスの隣には早稲田中学・高等学校もあり、試験からの帰り道は、「ちょっとガヤガヤしてはいるけど、結構文京街だし、中学受験候補になるかなぁ~」などと学校見学モードにシフトして、校舎やら周辺環境を観察。TOEIC試験の直後だったため、(理系に進まないならいっそ、海外に放り出すくらいの方が本人のためだったりしてね~♪)と、息子の語学教育に思いを馳せつつ、甘ったれの息子には到底無理そうなプランに内心苦笑した。ちなみに、夫はこれまで一度もTOEIC受験経験がないくせに、「全然できなかったぁ」という私を蔑むように見つつ「何勉強してきたの?情けなー」と言い捨てた。悔しいので「そんなこと言うなら今度受けてみてよ!」と焚き付けておいた。語学センスゼロのこの両親の子だから、息子については温かく見守ることにしよう

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2009年1月11日 (日)

Goodbye my glass shoes

 金曜の晩は、家族全員すごくおかしな夢をみたらしい。息子も夫も起きぬけに夢の話を始めた。男二人はロボットの夢をみたようだが、私の夢もすごーく変だった。
 5~6人が集まって本のタイトルについて話し合う夢。あーでもないこーでもないと延々議論した結果、『さよなら ガラスの靴』に決まりかけ、最後の最後に『Goodbye my glass shoes』に決定した夢。―――起きてもしっかり覚えていた。
 「なんであんな夢みたのかなぁ~?」と私が首を捻っていたら、夫が一言「シンデレラ・コンプレックスにさよならしたいんじゃない?」―――「え~、シンデレラ・コンプレックスって何だっけ?」……と、Wikipediaで調べたら“女性が「精神と創造性」とを十分に発揮できずにいる状態”とあった。それを読んで笑った笑った。シンデレラ・ストーリーなんてとっくの昔に夢物語だと悟っているつもりだったけれど、もしかして潜在意識のどこかでは、まだ誰かに依存したいと思っていたのだろうか?? それとも、依存願望を捨ててクリエイティブに生きたいと望んでいるのか……?? なんだかわけのわからない夢だったけれど、意味深な気もした

 そんなこんなで朝は夢の話で盛り上がった土曜日、突き抜けるような晴天の下、息子は塾の実力テストへ、私は新宿の予備校窓口へ、夫はナマった身体を引き締めにジョギングへ、三者三様に行動。夕方からは、三人で『鋼の錬金術師』を読み返し、「メジャー」の新シリーズを楽しんだりと、共通の趣味での家族だんらんだった。

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2009年1月10日 (土)

ワーク&スタディ&ライフ バランス

 去年の今頃も、都内に雪が降ったんだったっけなぁ。。。と振り返りつつ、雪こそ降らなかったものの極寒の空の下、白い息を吐きながら昨日は近所の喫茶店に向かった。大変ご無沙汰していた元の会社のプロデューサーの方となつかしの再会。在職時にとてもお世話になった方で、育児休暇後の定時退社をサポートしてくれたり、編集部への復帰を後押ししてくれたり、年間アワードに推薦してくれたり、、、とにかく影に日向に力になってくださった方だ。長らく広告や販売の仕事をされていたのだが、近頃は編集活動もなさっているとか。そんな中、私でもお手伝いできることがあればと、現在進行中の仕事について話を聴かせてもらうことになったのだった。
 そんな私を見て夫は「そんなことしている暇ないんじゃないの? 3000時間勉強しなきゃならないんでしょ?」と不服そうだが、仕事しながら勉強している人のことを考えれば、多少のアルバイトくらいは気分転換的にも社会経験的にもこなすべきじゃないかと思うのだが、不謹慎だろうか? そもそも勉強を始めようと思ったきっかけ自体、仕事をしているうちに、著作権のことや意匠・商標のこと、ロイヤリティの分配のこと、アイディアの独占期間の問題などに興味をもったからであって、関心ある分野の仕事を手伝うのはモチベーション維持にはむしろいいことなのでは……?
 ……とまぁ、悩ましく思いつつも、本の企画話を聴くとついつい心が躍る。5,6本の企画について話を聞き、うち2本は興味津々のものだった。2月以降の勉強スケジュールがまだ見えないので、お気楽に受け答えしてしまったが、原稿の上がりはまさに「予定は未定」の世界だから、仕事については動き出してから考えよう 何事も、始まってみなければバランスの取りようもない―――

 「入門ビジネス英語」の12月中ゲストだったエン・ジャパンの岡島徹さんは、UNIT74でこう言っていた。“Work hard, Study hard, Play hard. And be sincere.”それ以前にこうも――“Family always comes first. World peace begins at home.”

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2009年1月 9日 (金)

インフラの構造改革について

 3学期始業式の木曜日朝、新文化onLineを読んでいたら、出版流通大手の日販 古屋社長の年頭挨拶の記事があった。
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古屋社長は40%を超える返品率を指摘した後、「これまで再販と委託制度が業界の繁栄を支えてきたが、特に委託制度は行き過ぎた仕組みになっている。業界3者の誰も幸せになれていない」と言及。3者のマージン配分の再編にも触れながら、「委託から少しずつ買切りに手を付けていく」と語った。トリプルウィンや王子NEXTのインフラを基盤に構造改革に本腰の構えをみせた。(from Shinbunka OnLine)
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 やっと出版流通のインフラにも改革のメスが入るのだろうか? 出版社―流通業者―書店のこの三つ巴の現在の構造は、長年の慣習から多くの不健全さが内包されているように感じている。また、製紙会社や印刷会社が出版社を持つなどの業界囲い込みの仕組みも、財務処理上の不健全さを生むのではないかと懸念している。またそもそも、上記議論の中でamazon等のネット書店についてまったく言及されていないのも不思議だ。これまでの暗黙的な直販流通についても、真正面から議論していくときではないかと思う。
 まぁ、インフラが改善されても、本の中身の問題が依然として大きく横たわり、出版界の前途多難はそう変わりないようにも感じるけれど、根本的に出版界って、“清貧”であるべき業界なんじゃなかろうかなぁ??

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2009年1月 8日 (木)

冬休み最後の日

 気ままに過ごした冬休みも昨日で終わり、今日からついに3学期!
 昨日は本当に冬休みで最も暢気に過ごした。夫は出張に出てしまい、息子は午後から友達と遊び、私は一人ネットサーフィンやら読書やら。1月末から何かしらの講座を受講しようと目論んでいるが、それに“教育訓練給付制度”が使えるかどうか調べたりした。離職して1年以上経過してしまうと無理らしいので、受講開始のタイミング次第になりそう。この制度の認定を受けるには「通学講座の場合は、出席率80%以上、かつ確認テストの得点結果が70%以上・通信講座の場合は、添削課題提出率80%以上、かつ確認テストの得点結果が70%以上」という条件が付き、これが自分自身へのプレッシャーにもなってよさそうなのだが、暮れからの日比谷公園年越し派遣村の様子などを見ていたら、専業主婦の分際でこれ以上雇用保険に甘えるわけにもいかないかなぁ、、とも思え、悩むところ。気楽な身には1年なんてあっという間なのだけれど、不慮の失業をさせられた人にとっては、一刻一刻が身を刻まれるような時間なのだろうなぁ。
Seven20090107  息子の3学期の通学日数を数えてみたら、たった50日しかなかった! 開校記念日や卒業式のほか、参観日や保護者会もあるため、授業時間数はもっと驚くべき少なさだと思われる。春が間近と思えば嬉しいことだが、光陰矢の如しの感は拭えない。一日一日、昨日よりは今日、今日よりは明日と、何かしら積み上げていけたらいいな、と家族みんなの無病息災を祈りつつ、七草粥風ごはんとビーフシチューの夕食を食べたのだった。

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2009年1月 7日 (水)

プライミーバルの結末は?!

 年末年始のNHK番組の中に、“恐竜SFドラマ「プライミーバル」”というのが予告されていたので、ハードディスクレコーダで録画しておいた。日月火と少しずつ観て、全6回まで観てみたが、なんとドラマは尻切れトンボで終わっていて、結末がわからない。イギリスの超人気ドラマというふれこみで、確かにドキドキハラハラ面白かったのだが、謎は何一つ解明されないまま、明らかに続きがあるはずなのに、ブチッと打ち切られた感じだ。まだ続きは本国で製作中なのか? 原作自体が打ち切りになってしまったのか? そもそも、なんでこんな中途半端な放映をして、平気な顔で「これで終わりです」なんて言えるんだろう?? もうちょっと視聴者に事情を詳しく説明してくれてもよさそうなものなのに!
 新年早々NHKに文句たらたらになってしまい、地上波デジタルへの不満も相まって、受信料の支払いについて真面目に考えたくなってしまった。「プライミーバル」の中に、ずいぶんたくさんのBBC制作「ウォーキングwith~」シリーズからの画像流用が見受けられたけれど、BBCとNHKが共に良質コンテンツ制作に関して信頼に足る団体だとしても、運営についてはどうもNHKは今ひとつな感じがする。NHKの著作権をクリアするのに相当骨が折れ、お金もかかることを考えると、尚更そんな思いが強くなる。
 まぁ、ゆっくりドラマなぞ見られるのも年末年始だけのことで、普段は朝のNHKニュースと特番を少々見る程度の生活だから、あれこれうるさく言う筋合いでもないのかもしれないが、情報開示だけはしっかりと責任もって行ってくださいませよ~!
(その後Wikipediaを見たら、今回の全6回は第1シリーズで、NHKはこの1月から第3シリーズを放映予定だとか…。第2シリーズをフッ飛ばしちゃって、物語はちゃんと追えるのかな??)

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2009年1月 6日 (火)

新年の目標

 月曜からすでに仕事始めの方もいらっしゃると思うが、我が家はちょっと遅めのスタート。息子は新年初の塾で午後3時間は久々の勉強だった。
 塾の前の昼食を食べながら、家族で新年の目標について話し合った。息子は現金なことに「今年はねぇ、おいしいものをいっぱい食べて、『うんと大きくなる』よ」という、目標なんだか野望なんだかよくわからないことを言った。私は、暮れに実家の義父と顔を合わせるなり「少し太ったんじゃない?」と言われたのを思い出し、「運動をしっかりやって『3kg体重減』」を目標にした。夫はというと、これまた「身体を鍛えて『スキー行3回&山行5回』が目標!」とのこと。なんだか皆、身体や健康のことばかりで、ちっとも勉強やら研究のことは念頭にない様子。
Panph20090105  
夫は本屋で卓球のDVD付き書籍を買ってきたり、JTBでスキーのパンフを集めたりして、午後だらだらと眺めていた。(そんなことやってるうちに、ジョギングでもしてきた方がいいんじゃ…?)という言葉をぐっと飲み込んで、私は私で近所の総合体育館のジム利用規定を読んでいた。“早朝1時間券”というのがあり、朝9時前の1時間を200円で利用できるサービスがあることを知り、週1か週2で早朝ジムに通うのも悪くないかな、と思う。とりあえず、今月中にジムの初回講習会を受講することを直近の目標に掲げ、新年の滑り出しとすることにしよう!

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2009年1月 5日 (月)

四分儀座流星群レポート

 1月3日夜、翌朝未明に極大を迎えると言われていた四分儀座流星群を見るために、実家の両親と我が家一家は9時過ぎには床についた。
 夜3時前、夫が一人起き出して30分ほど夜空を眺めたらしかったが、私は4時55分に目覚ましをかけていたために起きずにいた。目覚ましが鳴ったとき「パパ、見えた?」と尋ねると、「30分粘って1個」との応え。(こりゃ~望み薄かな?)と思いつつ、ベランダへ出たり窓から見たが、見えない。父が一人ずっと寒い中、ベランダで双眼鏡を覗いていたが、方角が見当違いだったため、「お父さん、北西の空らしいよ」と促して一緒に玄関前へ。5~6分は何も見えず、そろそろあきらめようかな、と思った矢先、明るい流星がスーッと一筋! たぶん5時10分から15分くらいの頃だろう。父もそれを見逃さず、一緒になって「あーっ!」と叫んだ。それからまた2分もしないうちにもう一筋。どちらも北西の空の中ほどから下へ向かって落ちるように流れていった。
 こんなに見えるなら息子も起こしてやろうと、寝床へ行って「ねぇねぇ、結構見えるけど、どうする?」と訊いたら、「30分に1個じゃぁ無理だよぉ~」と最初は起きる気配を見せなかった。仕方なくもう一度玄関に出ると、母も父と一緒になって空を眺めている。私も加わり3人で突っ立っていたら、また一筋! 今度のは結構横向きに流星らしく空を横切っていった。幸運にも3つも流星を目撃した私はすっかり満足して家の中に戻った。……すると、一人で起き出して上着を重ね着し、手袋をはめた息子が目の前に。をを~! えらいぞ!……ということで、再度玄関外へ息子を誘って出た。5時35分から45分くらいまで、ずいぶん長く粘ったのだが、なかなか見えない。これ以上外にいたら息子が風邪ひくなぁ、、、と思った頃「あっ!見えた!」と息子が叫んだ。私は見逃し、後から出てきた夫も見逃したらしい。これが5時50分くらいだったろうか。。。
 やっとこ息子も1個は見ることができたので、家の中に戻った。息子はトイレに行きながら「あ~、起きた甲斐があったよ~」と嬉しそうにつぶやいて、そのまままた夫と一緒に布団に戻った。私は両親と共にコーヒーを1杯飲んでから、6時過ぎに同じく床に戻る。それから8時まで、ぐっすりと眠ってしまった。
―――ということで、四分儀座流星群の目撃数は、父3個、母1個、夫1個、息子1個、私4個。上弦の月が沈みきった夜明け前の新春の運試し、まずまずの収穫で、やれうれしや

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2009年1月 4日 (日)

新年あけましておめでとうございます

Oomisoka20081231 Mochi20090104  年が明けました! 我が家は大晦日から恒例の親族集合で名栗温泉へ。みんな健康に集まることができ、宿のイルミネーションや温泉、紅白などを楽しみながら除夜の鐘までゆっくり過ごし、元旦には餅つき。おいしいご馳走に舌鼓をうち、卓球をしたりトランプをしたりとのんびり正月。
Hikawa20090102  二日には私の実家へ移動して氷川神社参拝。不景気のせいか、ものすごい人出だった。父の誕生日と母の古希祝いを合わせて行い、こちらも皆が元気に集まれたことに感謝。母は、孫達の前で長寿世界一を目指すことを宣言したりしていた。恒例の書初めをしたり飲んで食べて騒いで、ちょっぴり庭仕事を手伝ったりして身体を動かし、三が日ものどかに暢気に。そして四日ぶりに帰宅して年賀状を楽しんだ。昨年会えた人も会えなかった人も、みんな無事に元気に活躍している様子が嬉しい。
 本年もどうぞ、よろしくお願い致します!!

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