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2009年2月21日 (土)

師匠のプロフィール

 1月13日から開始したWebによる基礎講座。約1ヶ月間日々顔をつき合わせて聴講していれば、さすがに録画の師匠でも親近感が湧いて来る。面白半分で、我が師匠のプロフィールを、受講の中で知り得た情報だけをもとにメモしておこう。
 講座のパンフレットで見たよりずいぶん精悍な早口の男の先生。ここ数年はダイエットコーラばかり飲んで、20kg近く痩せたのだそうだ。私より2,3歳くらいしか年上でないから、師匠というよりは先輩という感じなのだが、百戦錬磨の貫禄を見るとやはり師匠だ。大学では法学を専攻し、印刷会社に勤務しながら大学院にも通い、その後特許事務所に所属しながら講師活動をしている。都内在住でお子さんはすでにだいぶ大きい模様。しばらく前に奥さんの趣味で金色のトヨタのアルファードを購入したが、5年で1000kmも走らなかったため売却。お城好きで、全国各地のお城めぐりをしているらしい。一度、仕事帰りにある山城見学に行ったら自殺願望者と間違われ、監視人につきまとわれたとか。奥さんとはすでに結婚十数年になるが、スイートテン・ダイヤモンドのプレゼントはしていないとのこと。
 真面目な講義の中で、どうしてこんなにも個人情報を語っているのかと笑ってしまうが、実はどの小話も少しずつ、講義内容に関連しているのだ。知的財産権法の先生には、法学プロパーな人とサイエンス・プロパーな人がいる。私は敢えて法学プロパーな先生を選んだわけだが、最初のうちこそ難しさに舌を巻いたものの、この先生のペースが掴めてきてからは、自分の決断でよかったのだと思えるようになった。
 それにしてもこの先生、仕事しながら弁理士試験に挑戦していたわけだが、受験中の5年間はテレビなどほとんど見ずにひたすら勉強だったという。12時頃に就寝し、毎朝4時起きで仕事前に勉強―――という生活を続け、試験合格後も、今に至るまでそのペースを崩さずにいるとのこと。「試験に受かってからが本当の勉強だからね」と何度も何度もおっしゃっている。
 私はと言えば、息子を学校に送り出してから帰宅するまでの間、結構な時間があるにもかかわらず、真面目に座っていられるのはせいぜい3時間。それ以上になると、出かけてみたりテレビをつけたりネットサーフィンしたり。。。全然身が入っていない。これはもうボケ防止のお遊びと割り切る方が気が楽かな?……と、師匠の喝にタジタジする私である。

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