嵐の前の節分
2月からは、塾の上では進学して5年生カリキュラムになり、週3日になるのだが、今週はさすがに6年生のケアで先生方も忙しいのか金曜まで塾がない。そのせいか、息子はなんとも気分がよさそう。いつもだって4日に3日はサボるくせに、やはり大手を振って休めるのは気楽なのだろう。ああ、やっぱり勉強嫌いなんだなぁ……と苦笑。わかりやすい性格というか、興味を持ったことには人の声も聴こえないほど夢中になるくせに、興味のないことはとことん嫌がる。欠席した社会の教材を私に読まされる息子は本当に文句タラタラで、「こんなことイチイチ覚えてたらキリないじゃん!」「“宮城伝統こけし”なんて“こけし”でいいじゃん!」と、内心私も(そうだよねぇ~)と笑ってしまうような感想続出。今後の出席率がどうなってしまうのか気になるが、教材の面白そうな所だけ拾い読むだけでも、多少は勉強になると期待して続けさせる。
勉強は、点が線になり、線が面になっていくような取り組み。点をひたすら打っていくのはさぞかし退屈なことだろうが、種蒔きみたいな作業だから仕方ないよ。そのうち、この漫然と蒔いたいくつかの点々がパパ~ッとつながる快感っていうのを味わう日も来るだろうから、まぁガンバレ。最近はそんな気持ちで、大嫌いな社会の教材も無理やり読ませたりする。
“漫然と撒く”と言えば、数年前に撒いたらしき節分の豆が、息子の部屋の隅から出てきたときには焦った。ゲゲーッ!なんでこんなとこに豆が…! 以来我が家の節分では、生協の小袋入り豆を撒くようになった。見つけやすいし、回収した豆も食べられる。万が一見逃しても、袋のまま放置されるので、発見時のショックがやわらぐ(汗)。「今年はママ、56個食べるんだっけ?」とかぬかす息子に、再利用でぶつけられる(大汗)。
塾がない火曜の放課後、息子は塾友達と一緒に近所のおばあさんのオモチャ屋さんへ行った。帰ってきて話してくれたところによると、おばあさんが二人に十粒ずつのマメを炒って醤油をかけて出してくれたそうで、大層おいしく感じたそうだ。ありがたやありがたや。家でのお手軽豆まきは、ポンポンッと静かに済ませたが、十分節分感は満喫したようだ。塾の嵐の前のひとときだな~
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