クロッカスの蕾と沈丁花の香り
今週は雨模様の日が多かったから、先週の晴れやかな日々が恋しい。先週半ばには、我が家の一番乗りとしてクロッカスの蕾がまぶしかった。明るい日差しの下の黄色い一粒を発見し、思わず携帯でパシャリと写真を撮った。また、土曜日のサイエンス倶楽部の付き添いで出かけた折には、街のあちこちで沈丁花の香りが漂っていた。地味な花だから、見た目には心躍るものでもないけれど、鼻先から感じる春も悪くない。
ただ、我が家ではまだ大丈夫なようだが、花粉に敏感な人はすでに相当辛い思いをしている模様。その意味では今週の雨は、花粉症の人へのひとときの慈雨。春は待ち遠しいのに、涙目や鼻水は敬遠したい。悩ましい季節になってしまったものだなぁ。これもひとえに、人間の都合だけで自然に手を入れ続けた報いだろうか。自然に癒されつつも自然に苦しめられる人間―――自然の中の一部のはずなのに、自然を慈しんだり壊したり。おかしな関係になってしまったものよ。最近では、遺伝子操作で花粉の飛ばないスギも開発されているらしいが、そんな手入れにシッペ返しはないのかな?
昨日は、二度目の子宮筋腫の摘出手術で入院した友人のお見舞いに、梅屋敷の東邦大学医療センターへ。250gほどの筋腫が今回は3つも見つかった上、2つは直腸にまで癒着してしまって取れなかったとのこと 私も筋腫持ちで経過観察下にあるから他人事ではなく、今後の彼女の回復が気になる。術後のせいか炎症を起こして発熱してしまっているようだが、来週中には退院できますように―――!!!
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