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2009年2月 3日 (火)

仮面ライダー ディケイドとか20世紀少年とか

Dicade  1月18日から始まった「仮面ライダー ディケイド」を、息子が久々に見ている。仮面ライダーは、クウガからしばらく見ていたものの、ヒビキの途中で卒業したようだったのに、ディケイドはなんと、クウガから電王・キバまでの平成9人のライダーを総ざらえ的に登場させるらしく、息子の胸を射抜いてしまったようだ。スタッフの中に脚本家の會川昇さんが入っていて期待したが、やはり私は過去のライダーを新ライダーに持ち込むコンセプトには承服しかねる。しかもオダギリジョーさんのクウガをあんな風に使われるのは心外だぁ~! 許せんぞ、ディケイド! 年々“大仰”になっていく仮面ライダーだが、息子にはもっと等身大のライダーに共感して欲しい。早くディケイドは卒業しておくれ~!!
20century  また、“大仰な”と言えば「20世紀少年」。息子のクラスメートが「第2章」にエキストラ出演したことから、にわかに関心を高めた本作、1月30日の金曜ロードショーで「もう1つの第1章」を観たのだが、小学生が見るにはちとグロすぎはしないか? 少年時代はいい。世界征服とか正義の味方とかラブ&ピースとか、“大仰な”夢を簡単に描ける少年時代の物語は、まぁほのぼのと見ていられる。しかし、彼らが大人になってからの世界の描き方は、子どもには刺激が強すぎるように感じた。
 メディアが、子どもに対しても開かれるようになったといえば聞こえはいいが、どうも最近はエロもグロも解禁はなはだしいというか、あっけらかんと見せ過ぎているように思えてならない。私が保守的すぎるのか? 教育現場では体罰はダメとかうるさい親がいる一方、メディアにはこれでもかと暴力が反乱する現状、憲法論議と自衛隊派遣問題が交錯してしまうのも無理はない。男の子が生まれつきドンパチに関心が高いのは私の中の七不思議の一つだけれど、言葉や態度での暴力も含め、“非暴力”で世界を変える夢物語を、誰かに作ってほしいものだなぁ。そういう意味での私のお気に入りは、ナイーブながら「マクロス7」です

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