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2009年3月28日 (土)

「ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史」

Dora20090327  春休み2日目、さすがに三連続科学技術館は敬遠して、保育園の頃の友達と一緒に映画「ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史」を観に行った。春休みだというのに、初回の館内はガラガラで、「みんな夜型になってるのかなぁ~?」とちょっと心配に。
 原作マンガを読んで行ってしまったせいか、98分という上映時間がちょっと長く感じられた。「恐竜2006」のときに感じた鉛筆描きの温かみが、最近では当たり前になってしまったのか、あの当時のアニメートに対する感動があまり感じられなかったのが不思議。シーンによって、すごく表情の細部にまでこだわった感のあるシーンと、機械的・お約束的なシーンとのギャップが激しかったせいかもしれない。重力の差が、地球人の強さの原因にされていた割に、怪力度や快足度の統一が取れていない気がしたのも違和感があった。……と、なんだか辛口になってしまったが、子どもたちは、ドラえもんの“あたたかい目”やのび太のガンマンとしての腕に満足し、別れのシーンにはしんみりもしていたので、うるさいことは言わずにおこう。
 ポケモンといい、ドラえもんといい、コナンといい、NARUTOといい、しんちゃんといい、やっぱり映画って難しい。最近はどうも、大スペクタクルっぽくなりすぎているような気がして、もっと日常的で些細なんだけど心にぐっとくるような、等身大で叙情的なアニメ映画が観たいなぁ。
(同じ日の晩の金曜特別ロードショー「ルパン三世VS名探偵コナン」は、エンターテインメントに徹した楽しい脚本でワンダホー!だったぞぉぉ~♪)

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