「チャレンジ」にびっくり!
先日、うちに遊びに来た同級生が持ってきたベネッセの「チャレンジ5年生」を見せてもらって驚いた。なんとチャレンジは、通う小学校を知らせると、その学校の教科書に合わせたバージョンを届けてくれる仕組みになっているという。今現在、全国に何種類の教科書が存在し、学区によってその組み合わせや住み分けがどのようになっているのかは知らないが、チャレンジ編集部の膨大な作業を想像したら眩暈がした。自分の子ども時代を省みるに、学研の「科学」と「学習」など、学校とは無関係のネタが載っているからこそ面白かった気がするが、今の子は実益優先なのかなぁ~?
ベネッセ・コーポレーションには、保育園時代の“しまじろう”には大変お世話になったけれど、小学校に入ってからはあまりご縁がない。にもかかわらず、延々毎度毎度、カラフルなDMが送られてくるものだから、「あ~、資源の無駄使いだから、送らないでって連絡しようかなぁ…」と思いつつ、そのままになっている。あのボリューム・あの密度では考えられないリーズナブルさは魅力だが、だんだんとMacのハッピーセットのおもちゃのように見えてきて、やめてしまったのだった。
この「チャレンジ」のサービスにも増して驚くべきは、息子の同級生のパワフルさだ。以前もブログで書いたかもしれないが、この男の子、習い事の数が半端じゃない! 「学習塾」「英語塾」「歴史塾」「水泳」「剣道」「サイエンス倶楽部」――その上で「チャレンジ」を取っているというのだから、もうぐうの音も出ない。しかも、「学習塾」以外はすべて、自らが希望して通っている。なんでもやりたがる子で、うちに来ても、私がマドレーヌを焼く準備をしていれば「やらせて!やらせて!」と寄ってくるし、見たことのないものを眼にすれば、必ず「何?何?」と尋ねてくる。マンガも読むしゲームもするけれど、学校では重松清や東野圭吾を読む。得意科目は社会科で、社交性があって人なつっこい。およそうちの息子とは正反対の性格・気質のようだが、どこかでウマが合うのか、よく遊んでいる。この子を見習って息子にも、旺盛なチャレンジ精神が育ってくれることを願っているのだけれど、息子の口癖は未だに「めんどくさー」だ。(NARUTOのシカマルみたいならまだ許せるんだけどねぇ。。。)
せめて、自分の時間管理くらいはできるようになってほしいのだが、好きなものだけ食べて満腹になってしまうような、超ズボラなゆるゆる息子。佐々木かをりさんの「子どものための時間管理講座」にでも行ってみようかな?…と思う今日この頃である。
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