第13回ジュニア算数オリンピック
夏至の恩恵を実感できないジトジト雨の日曜午後、息子は初めての「ジュニア算数オリンピック」に挑戦した。
算数オリンピックは1992年から毎年開催されている小学生以下の児童を対象にしたコンテストで、広中平祐氏とピーター・フランクル氏によって提唱されたもの。国際数学オリンピックの予備選考会である日本数学オリンピックは高校2年生以下が対象らしいが、算数オリンピックの方は、「キッズBEE」「ジュニア」など、対象年齢をずいぶん細かく分けて、成長に合わせて算数クイズを楽しめるように工夫されているらしい。対策問題集なども刊行されていたが、息子は単に普段の教科書とは違う謎解きに触れたくて、楽しみのために出場することにしただけなので、事前準備は一切なし。まさに真っ白な状態での挑戦だった。「スポーツやゲームに参加する気持ちで挑戦してください」との謳い文句を真に受けた形だが、一体どんな顔をして帰ってくるだろう……
――3時半、試験終了予定の頃に迎えに出た。5分ほどして、ニコニコしながら小走りに駆け寄ってくる息子。「どうだった?」「面白かったよ!」――この言葉を聞けただけで良しとしよう。帰宅後に家族で喧々諤々とやった結果、確実に間違っている問題を6つも見つけたから、予選通過は難しそうだけれど、どれも一筋縄ではいかない面白い問題ばかり。息子の考え方はどれも直感的なものが多く、ものすごく惜し~いのもいくつかあった。塾で当たる問題とは一味も二味も違っていて、とてもいい経験になったと思う。 最後の11問目は、ルービックキューブのような27個の立方体でできた立方体を、何本の直線で串刺しすれば27個全部を通過できるか?という問題。実際にキューブに竹串を当てながら考えても、正解がよくわからない。(他のブログによると5本が正解みたいなのだが)我が家は「7本じゃない?」という結論に至った?? 明日のWebでの解答発表を楽しみにしよう!
(正直に白状すると、親二人も90分で全11問を確信をもっては答えられなかったのだぁ~)
【後日譚】あ~、問11の正解は5本でした~。納得。頭が3次元に広がってませんでしたぁ~。結局、トライアル通過点は54点で息子は惜しくも通過ならず。「306」が正解の問題で「360」と書いてしまい、これがものすご~く惜しかった。この10点をモノにできていれば通過できたのだけれど…まぁ何の準備もせずのぶっつけ本番にしては健闘したと褒めてあげました
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