夏野菜のおすそわけ
お隣さんから、立派な加茂なすとトマトのおすそわけをいただいた。どちらも直径10cm以上ある大きくてツヤツヤの夏野菜。京都の池田農園というところからたくさん取り寄せたらしい。加茂なすの食べ方プリントも同封してくださり、「田楽」「揚げだし」「ステーキ」が紹介されていた。“京風おばんざい”としていただくべきなのかもしれないが、我が家では洋風ステーキにすることにした。トマトはもちろんキンキンに冷やしてスライスするだけ。このところの天候不順と寝苦しい蒸し暑さで参っていたが、季節のものをおいしくいただくと、なんだかシャキッとする気がするな。
そういえば春先には、実家の庭で取れたサクランボでジャムを作ったとかで、母が送ってくれたっけ。樹を植えてしばらくは、数えるほどしか取れなかったサクランボも、最近はずいぶんたくさん取れるようになったんだな。おかげさまで近頃の私のランチは、 ヨーグルトのサクランボジャム添えの毎日です。サクランボといえば巷では、「桜桃忌」とあわせ、太宰治生誕100年ということもあり、若い人を中心に愛読者が増えているとか。私にとっての太宰は“道化”という印象に尽き、その実体はつかみどころがない。どちらかといえば好きな作家さんだけれど、お世辞にもシャキッとしてるとは言いがたい。それでも、亡くなってもなお新たなファンを掴み続けるなんて、スゴイことだなぁ~。
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