超低温実験
月曜日は朝からお友達と一緒に科学技術館へ行った。ワークスという展示室内で行われる超低温実験が目当てで、私は個人的に、冷凍金魚が見られるのではないかとウキウキしながら行った。混んでいる日にはすぐにいっぱいになってしまうため、実験開始20分前から席取りをしてその場で時間を潰していた。
月曜だというのに、館内には結構たくさんの人が来ていて驚いた。一般的に月曜日は、博物館や美術館など公共施設は休館日のところが多い中、科学技術館は年末年始以外は営業しているため、子どもを持つ親にとっては強~い味方なのだ。
11:15からいよいよ実験開始。-196度の液体窒素が登場し、いろいろなものを凍らせて見せてくれた。カーネーション、乾いた新聞紙、濡れた新聞紙、ゴムボールなど。水分を含んだものはことごとくカチカチに凍って、先生の手によって粉々に粉砕された。先生が「人間の身体も70%ほどは水分です。だから液体窒素につけてトンカチで叩けばやっぱり粉々!」とシュールな解説をしたら、小さな子どもたちは神妙な顔で青ざめてしまい、ちょっと笑えた。そんな様子は意に介さずに先生は「でもね、髪の毛は空気をサンドした構造をしていて、凍りません」と続けた。息子とお友達は目をらんらんと輝かせて楽しそうに聞いていた。その後、細長~い風船やバルーンわんちゃんを液体窒素につけて収縮させ、また取り出して元に戻す実験や、液体窒素を密閉容器に入れてフタを飛ばす実験などが続いた。どれもエキサイティングに上手に演出され、時には子どもの手に冷や冷やのビーカーを押し付けて冷たさを実感させてくれるなど、間近で観る実験にみんな大満足。残念ながら、金魚を凍らせて元に戻す実験はやってくれなかったけれど、帰り道はず~っと液体窒素話に花が咲いた。
科学技術館は、本当に何度行っても楽しくて、我が家にとって、なくてはならない場所。いつもありがとうございます~♪
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