不合格通知届く(T T)
梅雨の晴れ間の水曜日、特許庁から短答試験の不合格通知が届いた。味気ない一枚ペラ紙。特許庁は何かにつけ、省エネが徹底している感じがするのは気のせいか?
自己採点通りの25点。合格した皆さんは、今頃必死で論文試験の勉強に励んでおられるのだと思うとうらやましいが、まだ右も左もわからない素人同然の身としては、精進あるのみ。先日聴いたWeb講義の中で、先生が言っていた。「みなさん、プロになろうと思ってこの試験に挑戦してるんでしょ? だったら、条文なんて空で言えなきゃ、とてもプロとしてはやっていけませんからね」―――確かに。何かしら相談を受けて、法文集を開いて確認しているようでは、クライアントさんが不安になるばかりだろう。
それにしても、昨日のニュースの中に、大阪の高3女子が進路を悲観して自殺したという記事があった。まだ挑戦もしないうちに、そんなに悲嘆に暮れてしまうなんて、本当に気の毒なことだ。おばさんなんて、もういい歳だし、大した才能もないし、あとは老いさらばえるばかりだというのに、こ~んなに夢見がちなんだぞ。学生さんなんて、“若い”ってだけでものすごい可能性を秘めているのに、たかがペーパーテストができないくらいで落ち込むことなんて全然ないのに。。。親御さんの気持ちを思うと、他人事ながら涙が出てくる。「ROOKIES」の川藤先生じゃないけれど、「夢をあきらめるな、夢はいつか叶う」って、一生思い続けるくらい能天気でいなきゃ、人生やっとられんですよぉ。
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