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2009年7月 5日 (日)

獨協中学資料

Dokkyo20090701  攻玉社に続き、獨協中学からも資料が届いた。2009年度の入学試験問題と解答まで同梱されている。独協中学は、椿山荘の向かいの目白台にあり、有楽町線の護国寺駅と江戸川橋駅の中間、徒歩8分のところ。我が家からは乗り換え1回で約30分の距離。獨協大学や獨協医科大学などとも連携しているため、語学系や医学系を学ぶにはいいのかもしれない。資料のそこここに環境教育を重視する姿勢が見え、好感が持てる。詰襟制服の男子校。土地柄、校舎はそう広くはなさそうだが、人工芝グラウンドや小さなビオトープが併設され、光と風をテーマに設計されたという校舎は建築賞を受賞しているそうだ。周囲には、椿山荘のほか、東京カテドラル教会や芭蕉庵・野間記念館などもあって、かなり緑豊かな落ち着いた環境。一日医師体験のほか、ホテルや銀行・放送局などでの職場体験もあり、学友会活動の中では演劇部や吹奏楽部、アーチェリー部などが活躍しているらしい。
 ドイツ文化の摂取移入目的で設立された沿革から当初は獨逸学協会中学という名前だったとか。個人的に、ドイツ文化の堅実さ・質実剛健な雰囲気にシンパシーを感じるため、設立当初の精神的支柱が今も継承されているなら、期待感大。入試に関しては、第3回入試まで行われており、国算が100点・理社が70点の配分。
 息子は、言語系にも医歯薬系にも今のところはあまり関心がない様子。ヒエログリフとか暗号とか、サイエンス倶楽部の解剖は相当楽しんだ感じだけれど、進路としてそういう方向性を選びそうな雰囲気ではない。まぁ、そこらへんは追々自分自身で熟考するだろうから、親があれこれ配慮しても仕方ないことだけれど、息子のお友達でご両親ともお医者様と歯医者さんというお宅では、お兄ちゃんを獨協中学に入学させたと耳にした。我が家の親戚の中には、知り得る限りではお医者様がいないので、その文化がよくわからない。迷いなく学校を決められる家系って、子どもにはプレッシャーかもしれないけれど、親としてはちょっとうらやましい。いずれにせよ、堅実な勉強をして現実にしっかり根をおろし、直接的にせよ間接的にせよ、人のためになる、人を助けられる、人を笑顔にするような仕事を見つけてくれることが一番の願いだ。

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