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2009年7月11日 (土)

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」

 息子が夏休みに入る前の最後のフリータイムだった木曜日、上々の前評判を聴いていた「ヱヴァ“破”」を新宿バルト9で観てきた。
 う~ん、う~ん、う~ん。。。観賞後に脳天が痺れていたことを思えば、面白かったと言えるんだろう……。いやいや、浄水場兼水族館のシーンなんてすごくよかったし、貞本さんのキャラデザには相変わらず見惚れるし、加治さんは素敵だし、シンジ君もちっとは男らしくなってるし、そうした部分部分には大満足でございます、はい。
 すでに映画パンフは品切れ状態で、ものすごい人気なことも確か。前半、かなりいい感じに“破れ”て、“部分”を楽しむ明るい兆候が見えていたけれど、後半は一転した。いつもながら使徒のデザインに驚かされ、戦闘シーンのスピード感やら迫力やら効果やらも冴えわたっているものの、“全体”を通してどうだったかと振り返ると、どうも唸ってしまうのだ。全四部作の連作状態なんだから、これ一本の統一感を求める方が無理ってもんかもしれないが、ちょっとエントリーユーザーを突き放した感じがなきにしもあらずだったかなぁ。庵野さんにはついつい高望みをしてしまい、以前のエヴァから進化した何かを求めてしまっているのかな。
 序→破→急の予定が、序→破→Qになっていて笑った。「1Q84」と時を同じくして、先の見えない連作がまた一つ……。ヱヴァにはどうか、予告どおりの大団円を期待したいと思いまする~!

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