科学未来館での日食観察トライ
日食の日、きれいに晴れるのなら、家の近くの公園でキャンプシートを敷いて、10時から12時まで10分おきに観察したり、“木漏れ日撮影”をして楽しむつもりだったのだが、前日はどうにも微妙な天気予報。結局、お台場の科学未来館まで足を伸ばし、屋内でのライブイベントに参加することに予定変更。未来館では、東京での部分日食と、硫黄島での皆既日食の双方を、人数制限なく見せてくれるらしかったからだ。また、運よく晴れ間が見えたら、屋外で科学コミュニケーターの方の指導のもと、自らも観察できるとHPにあった!
(左)未来館外で観察する人々
(右)未来館中で映像を見る人々
当日はやはり、かなり本格的な雨模様で自主観察は望み薄。8時半に集合して、息子の友達と一緒にお台場に向かった。テレコムセンター前の未来館は10時前には既にものすごい人で、軽く1kmほどの行列ができていた。あいかわらずひどい動線誘導なもので、入館者と日食映像見学者がごった混ぜ。列に並んだ我々は1時間ほど待たされたのだが、入館直前に雲の切れ間から、運よく日食を生で見ることができた! 65%くらいの食だろうか、代わる代わる行列を離れては、世紀の天文ショーに見入った。そして、ちょうど硫黄島が皆既に入る時間直前に館内に入り、中継での皆既日食も楽しむことができ、生も中継も、一挙両得の観察ができた。厚い雲がかかっていたため、日食グラスは不要だったが、これは三年後の金環食まで取っておこう。
(左)10:59のナマ日食(息子撮影)
(右)11:11のナマ日食(私撮影)
(コンパクトデジカメにて、フィルターなし!
……CCDは無事だろうか……?!)
午後は、台場のガンダム見学。こちらもワラワラとすごい人で、雨上がりの空の下、かき氷を食べながら実物大ガンダムを眺めた。煙が出たり目が光ったり空を見上げたりと、巨大ガンダムは懸命に観客サービスに精を出していた。「もっと遊びたい~!」という子どもたちを無理やり引っ張って、夕方の塾に間に合うようにと帰路についた、慌しくも思い出深い一日だった。(ミーハーにも、子どもたちと一緒になって、ゆりかもめの一日乗車券を愛でてしまう私って……
)
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