「サマーウォーズ」
月曜の午後、塾から開放された男子3名を引き連れて、“私がずっと観たかった”「サマーウォーズ」を新宿バルト9へ観に行った。平日の1時過ぎだというのに激混みのチケットカウンター。20分ほど並んで、いよいよ買える!という時の空き席数は22! 「4席、なんとか確保できますように!」という願いが通じて、辛うじて席は取れたものの、4席とも最前列で、首が凝ること必至の観賞と相成った。
ネタバレはできるだけ避けつつ、全体的な感想だけ。
期待通り、スカッとさわやかスプライトな作品でございました~♪ 貞本さんのキャラデザは、あいかわらず気の置けない友達のような安心感。多くが「時かけ」スタッフということもあって、画面の雰囲気やリズムなどもあの時のワクワク感を踏襲して小気味良かった。OZという仮想世界と、上田の片田舎の旧家という、一見まったく相容れないコントラストが絶妙に効果的で、一族郎党の気持ちいい連帯感が楽しかった。大家族の食事シーンのアニメイトなんて、どうやって描いてるんだろう?!と思うほど各々好き勝手に動いていて素晴らしかった。16代目当主の栄おばあちゃんが天晴れ! 愛犬ハヤテの表情もなかなかのもの! OZのアバターと現実の人格は、さもありなんというシンクロ具合。知らないところで勝手に悪者にされている米軍は気の毒だが、そのへんはアクション映画のお約束ということで。「ラブマシーン」なる人工知能を開発した侘助さんは、その後どうしてるかなぁ~…というのが妙に気になった。
登場人物たちがDS Liteや携帯電話を駆使する様は、今の子どもたちにはなんてことないようだった。帰りの地下鉄では、映画のそこここのシーンを大声で論評していたかと思ったら、「それにしても面白かったネ~♪」と大満足した後、サクッとDS通信を始めていた。。。それにしても最近、ドラクエの“すれちがい通信”をしている人が異様に多い気がするのは私だけ??
本作、スイスのロカルノ映画祭でも大好評だったようだし、我が家では「もう1度観たい!」コールが盛り上がっている。「時かけ」に続き、楽しい映画をどうもありがとうございます♪
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