『日本人の知らない日本語』
もうずいぶん前だが、『日本人の知らない日本語』という本を家族で読んで大ウケした。日本語学校の先生が、日本語を学ぶ外国人の人と接する中で遭遇した意外な疑問・質問を紹介している本だ。『ダーリンは外国人』で大ヒットを飛ばしたメディアファクトリーさんが、またしても語学モノで人気を博す形となった。この手のコミックエッセイで、メディアファクトリーさんの右に出るのはなかなか難しい。ネタはどこにでも転がっていそうだけれど、それを万人にウケる形に仕上げる技が素晴らしい。個人的には「“ばつが悪い”の意味は?」との先生の質問への答えやら、アメリカと日本の○×問題の話が印象に残っている。サラリと読めてしまうので、“内容がない”という批判もあるが、単純に笑えるので機会があれば是非ご一読を。
以前は仕事柄、毎朝毎晩のようにamazonのベストセラーリストをチェックしたものだが、最近は一ヶ月に一度くらい。先日たまたま眺めていたら、高城剛さんの『サバイバル時代の海外旅行術』という新書が目に留まった。本書自体にも興味が出たが、著者の高城さんのブログページを見て嬉しくなった。今見ると「AFRICA」というタイトルの直近記事が見られると思うのだが、その写真が素敵! 野生動物の表情を実に自然におおらかに捕らえていて圧巻。こういう写真が撮れる旅をしたいもんだ、と常々思っているから、『サバイバル時代の海外旅行術』を読めば、そういう旅が出来るようになるかも……と淡い期待を抱いた。いつ読めるかなぁ~?
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